Jet Press 750S の主な仕様
- 印刷速度
3600枚 / 時±5%
- ヘッドモジュール
Sambaテクノロジーヘッド
- 装置サイズ
本体サイズ: L 7.30m × W 2.65m × H 2.06m / 設置面積: 10m × 5.2m
- 最大印刷用紙サイズ
750mm × 585mm
- 用紙厚
片面: 0.07~0.34mm、両面 0.105~0.34mm
- 印刷品質
画質: オフセット印刷同等以上
- 網
専用ハーフトーン(FM)
- ILS
検知バーによるリアルタイムスジ補正
- オプション
- バリアブルオプション
- 自動スジ検知(画像部全面スキャンによる検知機能)
- 3.タブレット遠隔操作UI
- 厚紙通紙(0.2〜0.6mm)対応
Jet Press 750S は、高い信頼性を持つ用紙搬送機構、熱効率に優れた新乾燥機構をはじめ、卓越した画像品質、両面バリアブル出力対応、スキルレス化を実現する優れた操作性、ダウンタイムを最小限に抑える安定性などにより、戦略的かつ効率的な活用を可能にします。
1. 給紙機構
オフセット枚葉印刷機と共通の給紙機構が、高精度な用紙送りと安定稼働を実現します。
2. バーコード読み取りによる両面バリアブル出力
各用紙の先刷り面にバーコードを印字。後刷り面の印刷時にこのバーコードを読み取り、先刷り面に合致したデータを瞬時に転送します。
3. プレコンディショナー塗布
アニロックスローラー機構を採用したプレコンディショナー塗布ユニットでは、高速凝集剤であるプレコンディショナーを極めて薄く塗布。水性顔料インクとプレコンディショナーの反応により、非常にシャープなドットを形成することが可能です。
4. SAMBA™プリントヘッド
用紙がジェッティングシリンダーに送られると、グリッパーとバキュームで固定。4色のSAMBAプリントヘッドがシングルパス方式で打滴を行ないます。独自の吸着胴システムが、出力安定性の向上に大きく寄与しています。
5. ノズル補正
すべての用紙をインラインセンサー(ILS)で検知し、必要に応じてノズル補正をリアルタイムで行ないます。このシステムはプリントヘッドの直後に配置されており、補正を素早く反映します。
6. 用紙乾燥
吸着コンベアに用紙を密着させ、直接熱を与えることで、効率よく確実に乾燥を行ないます。
7. 用紙冷却
排紙前には、用紙温度とインクの乾燥性を最適化するため、ファンで冷却を行ないます。
8. 排紙機構
印刷された用紙は、オフセット印刷機と同じ排紙機構によって積み上げられます。
大容量・高速データサーバ
出力と並行してバリアブルデータの転送が可能。3,600枚/時の生産性を維持しながら効率的なバリアブル出力が行なえます。