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日本

刷版工程自動化ソリューション

Prepress Factory Automation : 概要

CTPの「作業レス化」で、効率を極め、人を活かす。

刷版工程をもっとスマートに。
自在なシステム構成で生産効率を一段と高めるCTP自動化ソリューション。

刷版工程は、CTPの導入によりデジタル化が進んでいますが、版の出力前後には、オートローダーへの刷版装填作業、出力後の版曲げや仕分けなど、人手を要する作業が多く残っています。いま求められる小ロット・短納期対応、そして働き方改革や人材確保のためには、こうした作業のさらなる効率化が必要になってきました。
『Prepress Factory Automation 』は、このような刷版工程の課題を解決するためのソリューションです。お客さま1社ごとの課題に合わせて最適なシステム構成をご提案し、刷版工程の自動化・省人化をサポートします。

オートメーション化の3大メリット
01. 生産性向上

人手を介する作業がなくなることで、刷版工程全体の大幅な効率化が図れます。人為的ミスもなくなり、工程の後戻りも削減。小ロット・短納期要求に確実に応えられる体制が構築できます。

02. 働き方改革

現場のオペレーターの負荷が大幅に低減し、より快適な作業環境が実現。無駄な作業がなくなり、残業時間の削減にも寄与します。人件費削減などのコストメリットにもつながります。

03. 人材の有効活用

刷版工程の工数が減ることにより、人員配置の最適化が可能になり、クリエイティブ部門の充実、提案力の強化などが図れます。人材の能力をより有効に活かすことで、企業の競争力を高めることができます。

ラインアップ
XMF連携運用

XMFに標準搭載のバーコード作成機能により、XMFが管理する情報を、各装置の自動化に必要なQRコードやDataMatrix コードなどとして刷版上に付加することが可能です。

MIS-XMF連携運用

MISの受注・生産情報とXMFがCSVデータを介して連携することにより、MISが管理する情報を間違いなくXMFに渡し、各装置の自動化に必要なQRコードやDataMatrixコードなどとして刷版上に付加することが可能です。MISからのJDF/JMF コマンドにより、CTP出力指示やCTP出力実績のフィードバックなど、より高度な自動化が実現します。

①完全無処理CTPプレート

完全無処理 CTPプレートSUPERIA ZP/ZD-Ⅱ/ZX
CTPを完全無処理化することにより、自動現像機やガム洗浄機などが不要になるため、これら処理機器に関わる品質管理やメンテナンスも一切不要となり、有処理システムに比べ大幅な工数削減が実現します。

②パレットローディングシステム

全自動CTPパレットローディングシステム KRAUSE POWER LOADER
専用のパレットを使用し、1,200枚の刷版を約5分で装填可能。従来のオートローダーのような「カセットへの装填作業」が不要で、開梱から装填まで一人で作業できるため、刷版工程の効率化・省人化が実現します。また、プレート装填時のキズ・汚れ発生のリスクも低減できます。

③CTPセッター

富士フイルム製CTPプレートとの組み合わせで、高い生産性と優れた描画性能、環境負荷低減を実現。人や環境への負荷を極力抑えながら、多様なお仕事で高いパフォーマンスを発揮します。

④インクジェット印字装置

刷版の表面、裏面にジョブ情報などをインクジェット印字することにより、印刷機への刷版取り付けミスを防止。印字部は、無処理版の感光層に影響を与えることがなく、安心して活用できます。

⑤自動ベンダー

ベンド(版曲げ)作業の負荷、プレート取扱いによるキズ・汚れ発生のリスクを低減します。

⑥刷版自動振り分け装置

印刷機別、サイズ別など、ニーズに応じて刷版を複数のストッカーに自動で振り分けることにより、作業負荷低減、ミスの防止が図れます。折り曲げ加工後の刷版も、キズをつけることなく自動振り分けが可能です。