添付文書作成について
Q1. レイアウト設定には専門性を感じますが、専任者が必要ですか?
いいえ。最初、当社にてレイアウト設定しますので、ご安心ください。レイアウト設定は1行のみ次ページに送られたり、任意の見出しで改行したい場合などの調整時に設定します。
Q2. PDFファイルをそのまま生産(印刷)用途に使えるのか?
はい。PDF/X-1a に準拠したPDFを出力します。
Q3. 印刷用途、機構提出用途のPDFはトンボ以外に差はあるのか?
基本的にはトンボの有無だけの違いで、クオリティ・文書内容は同一です。
機構のファイルサイズ制限(医薬品:3MB、医療機器・体外診断薬:1MB)に対応するため、機構掲載用PDFのみ出力設定を変更することも可能です。
Q4. バーコードを描画できるか?
はい。CODE39・128、ITFなどが使用できます。
Q5. 改訂の際、「前回」の改訂記号(**)を、2個から1個に変更する作業はどのように行いますか?
ワンクリックにて自動処理されます。
前回の改訂箇所(*)記号はクリアされ、最新の改訂箇所(**)記号は、(*)に自動的に変更されます。
Q6. 改訂記号文字に、"※"を使用できますか?
可能です。 全角アスタリスク、半角アスタリスク、※など任意の文字を設定することができます。
Q7. 改訂記号は、どの位置に記載されますか?
お客さまの添付文書を拝見させていただき、既存の改訂記号の位置に出力するように設定いたしますが、基本パターンは以下となり、場合によってはカスタマイズが必要になる場合もございます。
- 【大項目】の行頭/行末にまとめて記載、または各段落の行頭/行末に記載できます。
- 【警告】など、囲み罫が発生する項目については、囲み罫の外側に記載する設定も可能です。
- 表内の改訂箇所は、表外(左)に記載する設定も可能です。
Q8. 各、記載項目内の段落において、特定箇所のみ文字間・行間などをつめることはできますか?
項目単位で調整できます。
Q9. 同じ文書を複数の作業者で改訂作業できますか?
可能です。修正箇所の世代戻り防止のため、同時編集操作は制限されます。(ある担当者の編集中は文書がロックされます。)
Q10. 利用可能なフォントは?
任意のTureTypeフォントまたはOpenTypeフォントを利用可能です。
Q11. 外字を使用できますか?
可能です。外字指定された文字は、XML・SGML上は<gaiji>タグにて(かな または簡体字を)出力し、版下は外字フォントにて出力します。
Q12. 自動レイアウトは、どの程度融通が利きますか?
お客さまの既存文書を数文書お預かりし、レイアウト分析を行ったうえで、現在のレイアウトに近づける形でお客さま専用のレイアウトパターンを作成し、ご用意いたします。
お客さまは、専用パターンの上で、さらに「文字サイズ」や「行間・段落間」など、項目単位で微調整などが可能です。
Q13. PMDA公開用PDFと、印刷用PDFはそれぞれどのように出力されますか?
版下作成実行指示を行なうと、規定のフォルダにPMDA公開用PDFと印刷用PDFが別名で出力されます。印刷用PDFは、A4トンボ付きで出力されます。
Q14. 導出先の添付文書を効率的に作成・改訂する機能はありますか?
複数文書の一括更新機能がございます。共通項目については、複数文書の一括更新機能により、同じ修正をするなど、ミスの原因となる作業から解放されます。
インタビューフォーム作成について・お知らせ文書・新旧対比表作成について
Q1. インタビューフォームの出力はできますか?
はい。Word形式にて出力可能です。出力後、通常のWord環境にて編集いただけます。
Q2. 添付文書情報の挿入はどのように行なわれるのか?
インタビューフォーム作成時に、添付文書情報が自動で取り込まれます。
添付文書上の改訂記号や下線など、不要な内容は自動削除されます。
副作用や相互作用などの表情報の幅は、自動的にインタビューフォーム文書の幅に調整されます。
添付文書改訂時は、インタビューフォーム上の添付文書情報を、項目単位で更新することも可能です。
Q3. インタビューフォームの目次を自動生成可能か?
はい。可能です。
Q4. インタビューフォーム2018様式には対応しているか?
はい。記載要領の変更には、逐次追随対応しております。
複数の様式を混在して管理することも問題ありません。
Q5. 添付文書とインタビューフォームは1対1で改訂されないが、インタビューフォーム単体での改訂作業も可能か?
可能です。インタビューフォーム単体で改訂完了後、次の改訂で添付文書情報が必要になった場合、再度、添付文書情報をインタビューフォームに取り込むことができます。
Q6. お知らせ文書、新旧対比表の出力はできますか?
はい。Wordにて出力可能です。出力後、お客さまごとに改訂理由など追記できるようにWordでの出力としております。
Q7. お知らせ文書、新旧対比表は、どういった単位で出力されますか?
添付文書の大・中・小項目単位で改訂差分を自動検出し、新旧対比表を生成します。
改訂記号の数が変わっただけ(例:**→*)の箇所は差分とみなさないなど、差分の検出条件を設定することもできます。
検査機能などについて
Q1. 添文 x-Magicで作成した新旧PDFの比較機能はありますか?
ございません。PDFの比較はAcrobatのPDF比較機能もしくは、他メーカーさまの製品をご紹介させていただきます。
Q2. 添文 x-Magicに新旧を比較する校正機能はありますか?
はい。新旧対比表をご使用いただくことにより、間違えて、改訂対象外の項目を修正した場合、新旧対比表に出てきますので、校正ミスを未然に防ぐことができます。
Q3. Word原稿での編集時に入力検査は行えますか?
スタイル違いやXML・SGMLで使用できない文字など、入力上の問題箇所を、Word上でチェックする機能を搭載しています。
エラーがある場合、Word上で問題箇所が示されます。
Q4. DTD検査に対応していますか?
医療用医薬品のPackage_Insert.dtdにより、自動的にDTDバリデーションを行います。
Q5. XML・SGMLの使用禁止文字(丸数字・ローマ数字・半角カナなど)を使用した場合の処理はどうなっていますか?
ローマ数字・半角句読点・半角鍵括弧など、機械的に置き換え可能な文字については、自動置換を行う設定が可能です。
文書管理機能について
Q1. 版の廃棄は誰でもできるのか
いいえ。版のステータスと、権限設定に拠りますが、通常は、管理者ユーザーに限られます。
Q2. 新版と旧版を比較する機能はあるのか?
はい。新旧対比表(Word)とWeb串刺し比較機能(HTML)がございます。串刺し機能は、同一製品にとらわれず、文書を項目単位で比較することができます。
Q3. 添付文書に紐付けて関連資材を管理することはできますか?
はい。添付文書のある版に対し、インタビューフォーム、お知らせ文書、その他、文献資料なども管理できます。
1つの資材を、複数添付文書への共通資材として登録することも可能です。
Q4. 添文 x-Magicに承認機能はありますか?
はい。複数承認者による順次承認、グループ承認、メール通知(PDF自動添付)等々、承認フローを設定可能です。
さらに、管理資材別にフローを設定することも可能です。
承認操作は、Webブラウザ上にて行えます。(アプリのインストールは不要です)
その他(カスタマイズ性、サポート対応について)
Q1. 添文 x-Magicのサーバー・PC・ソフトの運用条件を教えてください。
トップページの推奨環境をご確認願います。
Q2. 添付文書情報から、DI・製品情報概要を出力することはできますか?
はい。カスタマイズでの対応実績がございます。
Q3. 新規・改訂における制作支援をお願いすることはできますか?
はい。ただし、事前に情報(作業ボリューム、納期)をいただいた場合に限ります。
Q4. サポートの時間帯は?
平日9時30分~17時30分となっております。
Q5. 添文 x-Magicの試用版はあるのか?
添文 x-Magic ASPを使用し、期間限定でトライアルをしていただくことも可能です。