DocuWorks ドキュメントトレイ オプションを利用し、トレイを経由してWorking Folder上のあるフォルダーから文書を取り出したり、Working Folder上の別のフォルダーを参照するトレイへ、文書をドラッグ&ドロップして移動したりする場合の注意点を教えてください。
回答
【対象環境】DocuWorksドキュメントトレイ オプション
Working Folder上のあるフォルダーからトレイ経由で文書を取り出す場合、DocuWorks ドキュメントトレイ オプションは以下の処理を順に行います。1) | Working Folder上のフォルダーから最新バージョンの文書をダウンロードする。 | |||
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2) | フォルダー内の文書をWorking Folderのごみ箱へ移動する。 | |||
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文書のごみ箱への移動は、当該文書の過去のバージョンを含めて行います。もし、過去のバージョンの文書を参照したい場合は、WebブラウザーでWorking Folderへログインして、ごみ箱から復元してください。
また、2つのトレイ間で文書をドラッグ&ドロップし、Working Folder上のフォルダー間で文書を移動する場合、DocuWorks ドキュメントトレイ オプションは以下の処理を順に行います。
1) | Working Folder上の移動元フォルダーから最新バージョンの文書をダウンロードする。 | |||
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2) | 移動元フォルダー内の文書をWorking Folderのごみ箱へ移動する。 | |||
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3) | Working Folder上の移動先フォルダーへ新しい文書として登録(アップロード)する。 | |||
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このため、以下の動作となります。
- 移動元フォルダーにあった当該文書の過去のバージョン、作成者、更新者、作成日時、更新日時、および操作履歴は、移動先フォルダーの文書へ引き継がれません。
- 移動元フォルダーにあった文書のURLを使って、移動先フォルダーにある文書を参照することはできません。
なお、上記のようにトレイを経由してWorking Folder上の文書への操作を繰り返し行った場合、Working Folderのごみ箱に文書が溜まっていきますので、不要な場合は、WebブラウザーでWorking Folderへログインして、ごみ箱から削除してください。