コンテキスト対応文書を束ねたりばらしたりするとコンテキストはどうなりますか?

回答

【対象環境】DocuWorks 

コンテキスト対応文書を束ねる、ばらす、ページの取り出し、ページのコピーなどの操作を行なった結果、コンテキストがどのように扱われるか説明します。
1) コンテキスト対応文書を束ねる

1) コンテキスト対応文書同士を束ねる
束ねた文書は、コンテキスト対応文書となります。束ねた文書のコンテキストは、先頭ページになる文書のコンテキストと同じコンテキストになります。

2) コンテキスト対応文書とコンテキスト対応文書でない文書を束ねる
先頭ページになる文書がコンテキスト対応文書の場合、束ねた文書は、コンテキスト対応文書となります。束ねた文書のコンテキストは、先頭ページになる文書のコンテキストと同じです。

先頭ページになる文書がコンテキスト対応文書の場合、束ねた文書は、コンテキスト対応文書ではなくなります。

2) コンテキスト対応文書をばらす

ばらしたすべての文書が、コンテキスト対応文書になります。ばらした文書のコンテキストは、元の文書のコンテキストと同じです。

3) コンテキスト対応文書から表示ページを複製する、取り出しする。

表示ページの複製または表示ページの取り出しなどの操作で作成された文書は、コンテキスト対応文書になります。作成された文書のコンテキストは、元の文書のコンテキストと同じです。

4) DocuWorks Viewerで開いている文書にコンテキスト対応文書を挿入する。

1) コンテキスト対応文書に他のコンテキスト対応文書を挿入する
挿入した結果の文書はコンテキスト対応文書で、そのコンテキストは元の挿入される側のコンテキストと同じです。

2) コンテキスト対応していない文書にコンテキスト対応文書を挿入する
挿入した結果の文書は、コンテキスト対応文書にはなりません。

5) コンテキストサーバーによるセキュリティで保護された文書は、1)、2) および 4)の操作を行なうことができません。