DocuWorks ドキュメントトレイ オプションの[複合機との連携設定]で表示される[複合機の文書の格納先]が長すぎて、親展ボックスビューワーと連携することができません。対処方法を教えてください。

回答

【対象環境】DocuWorksドキュメントトレイ オプション 

DocuWorks ドキュメントトレイ オプションの[複合機の文書の格納先]が長い場合に、親展ボックスビューワーと連携する方法について解説します。

[複合機の文書の格納先]のパスの一部を、短い名前で登録することで対処します。
次の手順で設定してください。(Windows® XP、親展ボックスビューワー3の例)
1) DocuWorks ドキュメントトレイ オプションの[複合機との連携設定]ダイアログボックスで、[複合機の文書の格納先]に表示されているパスの、先頭のドライブ名から末尾の「Polling」までを選択してコピーしてください(図1)。

[複合機との連携設定]ダイアログボックス
2) Windows® のタスクバーの[スタート]をクリックし、[プログラム]、[アクセサリ]の順に開き、[メモ帳]を選択します。メモ帳に手順1でコピーしたパスを貼り付けてください(図2)。

メモ帳に貼り付け
3) Windows® のタスクバーの[スタート]をクリックし、[プログラム]、[アクセサリ]の順に開き、[コマンド プロンプト]を選択します。コマンド プロンプトで、「cd ¥」と打ち込んでEnterキーを押してください(図3)。

コマンド プロンプトで「cd ¥」を実行
4) コマンド プロンプトで、「dir /x」と打ち込んでEnterキーを押してください。表示された結果の中から、右端の項目名が「Documents and Settings」になっている行を探し、その左隣の短い名前を確認してください(図4)。

コマンド プロンプトで「dir /x」を実行

※通常は「DOCUME~1」になりますが、環境によっては異なる名前が表示される場合がありますので、必ず確認してください。

5) 手順2のメモ帳の「Documents and Settings」の部分を、手順4で確認した文字列に置き換えてください(図5)。

メモ帳で置き換え

※この文字列全体が113バイト(半角113文字)を超える場合は、さらにもっとも長い名前のサブフォルダ名を探し、手順4で確認した該当する文字列に置き換えてパス長を短くしてください。

6) 親展ボックスビューワー3の[ファイル]メニューの[詳細設定]を選択し、[詳細設定]ダイアログボックスの[文書の保存先]に、手順5のメモ帳の文字列をすべてコピーして貼り付けてください(図6)。

親展ボックスビューワー3の設定
7) [詳細設定]ダイアログボックスで[OK]ボタンを押し、何もメッセージが表示されずにダイアログボックスが閉じることを確認します。


以上の手順で、親展ボックスビューワー3と連携することができるようになります。

なおDocuWorks のユーザー個別設定で、[標準設定]と異なる場所にDeskフォルダを設定しているときは、手順4で確認するフォルダも異なる場合があります。手順2のサブフォルダの中でもっとも長い名前のサブフォルダ名を探して、手順4、5と同様の操作を行い、パスを短くしてください。