ApeosWare Management Suite 2 Flow Management Optionバージョン2.2.2.1へのアップデート方法
ApeosWare Management Suite 2 Flow Management Optionバージョン2.2.2.1にアップデートする場合は、未完了のジョブが存在しない状態で実施してください。未完了のジョブが存在する場合、2.2.2.1へのアップデートが失敗してFlow Managementサービスが起動できなくなることがある不具合が確認されています。
具体的な手順は以下の通りです。
注意)
未完了のジョブはバックアップからは復旧できません。そのため、アップデートが失敗した場合に、未完了 のジョブとその画像は失われる可能性があります。
アップデート前に未完了のジョブを実行させ完了させておく必要があります。完了できないジョブがあれば、 オリジナル文書を取得しておき、バージョンアップ後、または復旧したFlow Management Option にて再 投入し処理させてください。
- 旧バージョンの環境をバックアップします。(※)
アップデートは、ApeosWare Management Suite の情報を保持したまま実行されますが、情報が失われるリスクを軽減するため、アップデートする前に必ずバックアップを実施してださい。
アップデートインストールに失敗した場合には、復旧するためにバックアップデータが必要になることがあります。 - ApeosWare Management Suiteに管理者ユーザーApeos_Adminでログインします。
- 旧バージョンのフローをダウンロードします。(※)
[フロー一覧]ページからすべてのフローを選択して[ダウンロード]をクリックし保存してください。 - 共有システムID ファイルをダウンロードします。(※)
[サービス設定]>[フロー管理]>[サービス設定]を選択します。
サイドメニューから[システム情報]を選択します。
[共有システムID のダウンロード]をクリックします。
ファイルのダウンロードを確認するダイアログボックスで、[保存]をクリックします。 - 異常終了のジョブを完了させます。(※)
「異常終了」のジョブがあれば、再実行させて完了させます。
完了できない場合は、必要に応じてオリジナル文書を取得してからジョブを削除します。 - すべてのフローを無効にします。(※)
[フロー一覧]ページで、すべてのフローを無効にします。
新たな文書投入を停止するため、フローを無効にします。
「異常終了」「正常終了」以外のジョブがあれば、処理を進めすべて終了するまで待ちます。
「異常終了」となったジョブがあれば、同じくオリジナル文書を取得しておきます。 - 未完了のジョブをすべて削除します。(重要)
[ジョブ一覧]ページから、[実行待ち]、[中断]、[実行中]、[作業待ち]、[異常終了]状態にあるジョブをすべて削除してください。
これらのジョブが存在したままFlow Management Optionバージョン2.2.2.1にアップデートを行うとアップデートが失敗する場合があります。 - Flow Management Optionバージョン2.2.2.1のアップデートモジュールでバージョンアップします。
※ 本作業は、本問題にかかわらずアップデート時にはご対応をお願いします。