文書管理サービスのGoogleドライブ連携機能についてのお知らせ
ApeosWare Management Suite 2のGoogleドライブとの連携機能を利用している場合は、ApeosWare Management Suite 2 ver.2.2.1.2もしくは2.1.4.11以降にアップデートした上で、以下の手順にしたがって設定を実行してください。
対象:ApeosWare Management Suite 2 ver.2.1以降
これまで使用していたGoogleドライブの認証および承認の方式が廃止されることに伴い、Googleドライブのより新しい方式に対応しました。
従来の方式ではGoogleドライブとの連携機能が利用できなくなります。
- 従来方式で認証できなくなる日:2023年2月1日以降
上記日付以降も引き続きGoogleドライブとの連携機能をご利用いただくためには、対応バージョン以降へアップデートし、以下の手順でGoogleドライブ連携機能を再設定してください。
- 対応バージョン:2.2.1.2, 2.1.4.11
設定手順
Googleドライブとの連携機能をご利用いただくためには、以下の手順を実行してください。
- Google WorkspaceのユーザーがGoogleの設定画面で認証情報を取得する
- ApeosWare Management Suite 2の管理者が管理者画面で認証情報を設定する
- ApeosWare Management Suite 2のユーザーがユーザー画面で認証情報を設定する
注意
手順2でGoogleドライブ連携機能を再設定した後、Googleドライブ連携を行う全てのユーザーが手順3に従って、ApeosWare Management Suite 2 のユーザー画面で認証情報の再設定を行う必要があります。
各手順の詳細を以下で説明します。
1. Google WorkspaceのユーザーがGoogleの設定画面で認証情報を取得する
Google Workspaceのユーザーが、Googleの設定画面でアプリケーションを登録し、クライアントID とクライアントシークレットを取得する必要があります。
まず、ApeosWare Management Suite 2サーバーから、インターネット上の Googleドライブに接続できることを確認します。なお、ApeosWare Management Suite 2の管理者画面にFQDNの形式でHTTPS接続できる必要があります。
- Googleの設定画面へアクセスします。
- プロジェクトを選択するか、新しいプロジェクトを作成します。
- [APIとサービス]の[ライブラリ]をクリックし、[Google Drive API]を有効にします。
- [APIとサービス]の[OAuth同意画面]をクリックします。
- [User Type]は[内部]を選択し、[作成]をクリックします。
- [アプリ名]、[ユーザーサポートメール]、[デベロッパーの連絡先情報]を設定します。
[アプリ名]は 「FUJIFILM ApeosWare Management Suite」を推奨します。 - [保存して次へ]をクリックします。
- [スコープを追加または削除]をクリックし、
- API:Google Drive API
- 範囲:…/auth/drive
- [保存して次へ]をクリックし、内容を確認します。
- [APIとサービス]の[認証情報]をクリックします。
- [認証情報の作成]をクリックし、[OAuthクライアントID]を選択します。
- [アプリケーションの種類]は[ウェブアプリケーション]を選択します。
- [名前]、[承認済みのリダイレクトURI]を設定し、[作成]をクリックします。
[承認済みのリダイレクトURI]は「https://{サーバー名}/user/connector/generic/redirectoauth」を設定してください。
「{サーバー名}」には、ApeosWare Management Suite 2のメインサーバーのホスト名を設定してください。IP アドレスは設定できません。設定するホスト名は、クライアントPCおよび複合機からアクセスできる形式にする必要があります。 - クライアントIDとクライアントシークレットを記録します。
2. ApeosWare Management Suite 2の管理者が管理者画面で認証情報を設定する
- ApeosWare Management Suite 2の管理者が、管理者画面の[サービス設定]>[文書管理サービス設定]>[Googleドライブ 設定]にアクセスします。
- [クライアント ID]と[クライアントシークレット]に、Googleの設定画面にアプリケーションを登録したときに取得したクライアントIDとクライアントシークレットを入力します。必要に応じて[プロキシーを使用して接続する]のチェックボックスにチェックマークを付けます。[適用]を押下します。
3. ApeosWare Management Suite 2のユーザーがユーザー画面で認証情報を設定する
- ApeosWare Management Suite 2 のユーザーがユーザー画面の[ユーザー / サービス設定]>[文書管理サービス設定]>[Googleドライブ 設定]に HTTPS接続でアクセスします。
- [認証]をクリックします。別の Webブラウザーが起動されて、Googleドライブの認証画面が表示されますので、ユーザーのGoogleアカウントの認証情報を設定して、ApeosWare Management Suite 2からの操作を承認します。