FreeFlow Print Serverで大きいサイズの用紙を含むジョブの最適化モードを有効にする

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次の内容のジョブをプリントできます。 レジャーサイズ( 279 x 432 mm/11 x 17 inch)やレターサイズ(216 x 279 mm/8.5 x.11 inch)サイズといった、サイズや用紙が混在しているジョブほとんどが比較的大きなサイズの用紙(50%を超えるもの)であり、比較的小さな用紙も少々混在しているジョブには、[大きいサイズの用紙を含むジョブ]を選択してください。 この選択肢を使用すると、大きなサイズの用紙にプリントした時に最良のスループットと生産速度が得られます。

一般的に、用紙が大きくなるほど全体的なプリント速度は低下します。 ただし、ジョブ内で小さな用紙が再度必要になると、プリンタは小さな用紙での高いプリント速度に再調整するのに時間がかかるため、ほとんどを大きな用紙で占められているジョブの全体的なプリント速度に悪影響を及ぼすことがあります。

[大きいサイズの用紙を含むジョブ]のメディア最適化機能を使用すると、プリンタは小さな用紙が発生してもプリント速度を再調整しなくなり、小さな用紙にプリントしている時でも、それまでに必要になった最も大きな用紙のプリント速度を維持するようになります。 ただし、プリンタは、より大きな用紙が必要になるたびにプリント速度を再調整し、サイズにかかわらずすべての用紙でその更新されたプリント速度を維持します。 これにより、ジョブの全体的なプリント速度は、最も大きな用紙の最大プリント速度と一致することになります。

注記

[大きいサイズの用紙を含むジョブ]モードの効果は、ジョブが完了し、プリンタがスタンバイモードに移行するまで続行されます。 FreeFlow Print Server表示画面にて[大きいサイズの用紙を含むジョブ]モードを無効にしないかぎり、その後のすべてのジョブがこの方式でプリントされます。

注意

[用紙のタイプ/サイズによる処理の最適化]を[大きいサイズの用紙を含むジョブ]に設定した場合のスループット速度は、それまでに必要になった最大の用紙の速度と同じになります。 そのため、大きな用紙が少ないジョブの場合は、[用紙のタイプ/サイズによる処理の最適化]が[標準]に設定されていることを確認してください。 この設定を行うと、プリンタは、小さなサイズの用紙に対する高いプリント速度に再調整されるようになります。

[大きいサイズの用紙を含むジョブ]モードを有効にするには:

  1. FreeFlow Print Server表示画面にて、[プリンター]メニューの[用紙のタイプ/サイズによる処理の最適化]を選択します。 [用紙のタイプ/サイズによる処理の最適化]が表示されたウィンドウが表示されます。

  2. [大きいサイズの用紙を含むジョブ]をクリックし、[了解]をクリックします。 システムが[大きいサイズの用紙を含むジョブ]モードになり、より大きな用紙が必要になるとジョブはプリント速度を調整しますが、より小さな用紙に対しては再調整されなくなります。

  3. [大きいサイズの用紙を含むジョブ]設定が必要なすべてのジョブのプリントが完了したら、このモードを無効にします。

    1. [プリンター]メニューの[用紙のタイプ/サイズによる処理の最適化]を選択します。 [用紙のタイプ/サイズによる処理の最適化]が表示されたウィンドウが表示されます。

    2. [標準]をクリックし、[了解]をクリックします。