給紙方法(エアーサクション給紙トレイ)
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概要
「用紙トレイ6」、「用紙トレイ7」は、給紙方法が同じです。
重連用エアーサクション給紙トレイ(「用紙トレイ8」、「用紙トレイ9」)も、給紙方法は同じです。
用紙のセット
- 用紙上限線を超える量の用紙をセットしないでください。紙詰まりや故障の原因となります。
- ガイドは、用紙サイズに正しく合わせてください。ガイドの位置がずれていると、用紙が正常に搬送されず、紙詰まりの原因となることがあります。
- 底板の上昇中に電源が切れた場合、電源を再度入れたときに底板が上がらなくなることがあります。このような場合は、用紙トレイを一度引き出し、底板が下がったことを確認してから、ゆっくり確実に押し込んでください。
用紙のセット後や給紙のときに、空気を送り出す音がします。これは、エアアシスト機能が働いている音で、異常音ではありません。
エアートレイへのセット
セットした用紙の上面が印字面になります。
セットする用紙が100枚以下の場合は、ガイドが用紙に強く当たるため、用紙が変形して紙詰まりの原因となることがあります。
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用紙トレイをいっぱいまで引き出します。
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用紙がセットされている場合は、用紙を取り出します。
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用紙をさばき、印字面を上にして、用紙を矢印の方向にそろえて約100~500枚セットします(①)。
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縦ガイドクリップを指でつまみ、用紙サイズに合わせます(②)。
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印字面を上にして、残りの用紙を矢印の方向にそろえてセットします(①)。
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横ガイドを用紙サイズに合わせます(②)。
広げるときは、クリップを指でつまんで、ガイドを移動させます。
縮めるときは、ガイドを押して移動させます。 -
用紙トレイを押し込みます。
はがきのセット
用紙トレイに付属のエアーサクション給紙トレイ用はがきセットガイドを使用すると、たて:98~181.9 mmの用紙をセットできます。
はがきセットセットガイドは、追加で購入することもできます。
はがきのセットを例に説明します。
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用紙トレイをいっぱいまで引き出します。
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用紙がセットされている場合は、用紙を取り出します。
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シャッターを外します。
(1)シャッターをたたみます。
(2)持ち上げて外します。
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手前側の切り込み(①)と底面の切り込み(②)にガイドAを差し込み、ガイドのネジを締めて固定します(③)。
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奥側の切り込み(①)と底面の切り込み(②)にガイドBを差し込み、ガイドのネジを締めて固定します(③)。
注記ネジが浮いていると搬送装置にぶつかり、破損することがあります。
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印字面を上にして、用紙を矢印の方向にそろえて約100~500枚セットします(①)。
注記- 必ず、よこ置きでセットしてください。
- セットしたはがきの右側が用紙前端になります。
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縦ガイドクリップを指でつまみ、用紙サイズに合わせます(②)。
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印字面を上にして、残りの用紙を矢印の方向にそろえてセットします(①)。
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横ガイドを用紙サイズに合わせます(②)。
広げるときは、クリップを指でつまんで、ガイドを移動させます。
縮めるときは、ガイドを押して移動させます。 -
用紙トレイを押し込みます。
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取り外すときは、ガイドのネジを完全にゆるめてから取り外します。
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シャッターを取り付けるときは、元の位置にシャッターを取り付け、広げます。
シャッターの端をツメに引っ掛けます。確実に固定されていることを確認してください。
特殊用紙のセット
穴あき紙
用紙の向き:正面に向かって、穴が右側
インデックス紙
用紙の向き:正面に向かって、タブが左側
用紙をセットしたあと、横ガイドクリップにタブガイド(A5用、A4用の2種類があります)を取り付けます。
インデックス紙の後端(タブ部分)がタブガイドの切り欠きに突き当たるようにしてください。
封筒のセット
セット前
封筒の状態を確認します。
- カールや端部の波打ちなどがないこと
カール、端部の波打ちが大きい場合は封筒交換、または矯正で良化します。 - 貼りつきがないこと
貼りついているときは、糊や張り合わせ部の重なりを取り除きます。 - 糊のはみ出しがないこと
はみ出しいるときは、糊を拭き取ります。 - 封筒折れがないこと
積み上がった最上面が平坦になっていることを確認します。
最上面を平坦にするには
(1)封筒100枚を平坦な卓上へ置きます。
(2)封筒束最上面の高い部分を圧し潰します。
(3)100枚ごとに繰り返します。(300枚なら3回繰り返す)
セット方法
セット面:プリントする面を上向き
フラップを開けた状態の用紙の向き:正面に向かって、フラップが左側
フラップを閉じた状態の用紙の向き:正面に向かって、フラップが右、または手前側
イメージの向き、フラップの開閉状態などにより、右図の用紙セット方向では印字できない場合、用紙のセット方向は下図のまま、Print Serverの設定で、イメージの向きを変えてください。
用紙上限線を超える量の封筒をセットしたとき、また、積み上がった最上面が傾いていると、装置の故障の原因となります。
- フラップを開けた状態でセットすると、定形サイズとして自動検知されません。
- のり付きの封筒は、フラップを閉じてセットしてください。
- フラップを閉じて手前側に向けてセットした場合、配置されている画像によっては、用紙後端の画像部分に印字不良が発生することがあります。
- 封筒ごとに厚みに差があると、重送が検知されることがあります。
用紙トレイを押し込んだとき、次のエラーが表示されたときは、セット枚数を減らしてください。
トレイ6:078-250、トレイ7:078-260、トレイ8:178-250、トレイ9:178-260
用紙の設定
用紙種類:非コート紙
用紙坪量:用紙に表示されている坪量の2倍(70 g/㎡の場合、140 g/㎡)
用紙サイズ:フラップを閉じた状態では定形サイズ、フラップを開けた状態ではカスタムサイズ
- 用紙がカールしている場合は、カール補正をしてください。
- 用紙バリ(用紙の裁断面に生じる突起)がある場合は、よくさばいてください。
長尺トレイへのセット
セットした用紙の上面が印字面になります。
セットする用紙が100枚以下(864 mm以上では10~20枚)の場合は、ガイドが用紙に強く当たるため、用紙が変形して紙詰まりの原因となることがあります。
エアーサクション給紙トレイ用はがきセットガイドは、長尺トレイには使用できません。
~488 mmの用紙
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手差しトレイにセットされている用紙を取り除きます。
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2か所のカバーを開けます。
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縦ガイド左側のレバーを、下向きにします。
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用紙がセットされている場合は、用紙を取り出します。
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横ガイドが格納されているときは、横ガイドを引き上げます。
(1)レバーをつまみながら、シャッターを開けます。
(2)ガイドを持って、引き上げます。カチッと音がするまで引いて固定します。
(3)レバーをつまみながら、シャッターを閉じます。
注記ガイドクリップを持って引き上げないでください。ガイドクリップが破損するおそれがあります。
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用紙をさばき、印字面を上にして、用紙を矢印の方向にそろえて約100~500枚セットします(①)。
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縦ガイドクリップを指でつまみ、用紙サイズに合わせます(②)。
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印字面を上にして、残りの用紙を矢印の方向にそろえてセットします(①)。
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横ガイドを用紙サイズに合わせます(②)。
広げるときは、クリップを指でつまんで、ガイドを移動させます。
縮めるときは、ガイドを押して移動させます。 -
2か所のカバーを閉じます。
488.1~864 mmの用紙
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手差しトレイにセットされている用紙を取り除きます。
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2か所のカバーを開けます。
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縦ガイド左側のレバーを、上向きにします。
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用紙がセットされている場合は、用紙を取り出します。
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横ガイドが立ち上がっているときは、横ガイドを格納します。
(1)レバーをつまみながら、シャッターを開けます。
(2)解除レバーを持ちながら、ガイドを倒します。
(3)レバーをつまみながら、シャッターを閉じます。
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用紙をさばき、印字面を上にして、用紙を矢印の方向にそろえて約100枚セットします(①)。
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右側の縦ガイドクリップを指でつまみ、用紙サイズに合わせます(②)。
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左側の縦ガイドクリップを指でつまみ、用紙サイズに合わせます(①)。
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用紙に合わせて、下端用紙ガイドを置きます(②)。
補足下端用紙ガイドは着脱可能です。金属面が用紙に当たる方向で取り付けてください。
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印字面を上にして、残りの用紙を矢印の方向にそろえてセットします。
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用紙に合わせて、後端用紙ガイドを置きます。
補足後端用紙ガイドは着脱可能です。金属面が用紙に当たる方向で取り付けてください。
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2か所のカバーを閉じます。
864.1 mm以上の用紙
セット可能枚数は、100枚(J紙)です。
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ネジをゆるめて、左カバーを取り外します。
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手差しトレイにセットされている用紙を取り除きます。
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2か所のカバーを開けます。
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延長トレイ、補助板取り付けます。
(1)延長トレイを差し込み、ネジを締めて固定します。
(2)補助板を差し込みます。
使用しないときは、下部のホルダーにかけておきます。
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縦ガイド左側のレバーを、上向きにします。
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用紙がセットされている場合は、用紙を取り出します。
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横ガイドが立ち上がっているときは、横ガイドを格納します。
(1)レバーをつまみながら、シャッターを開けます。
(2)解除レバーを持ちながら、ガイドを倒します。
(3)レバーをつまみながら、シャッターを閉じます。
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用紙をさばき、印字面を上にして、用紙を矢印の方向にそろえてセットします(①)。
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右側の縦ガイドクリップを指でつまみ、用紙サイズに合わせます(②)。
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用紙に合わせて、左側の縦ガイドクリップを指でつまみ、用紙サイズに合わせます(①)。
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用紙に合わせて、下端用紙ガイドを置きます(②)。
補足下端用紙ガイドは着脱可能です。金属面が用紙に当たる方向で取り付けてください。
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2か所のカバーを閉じ(①)、底板が上昇されるのを待ちます。
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用紙に合わせて、後端用紙ガイドを置きます(②)。
補足後端用紙ガイドは着脱可能です。金属面が用紙に当たる方向で取り付けてください。
手差しトレイへのセット
詳しくは、『オプション装置マニュアル』を参照してください。