メモ書きの変更
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概要
プリントオプションの[メモ書き]で、プリントする内容を変更できます。
カラーパッチの設定
[メモ書きの種類]の[カラーパッチ]でプリントするパッチの内容を変更する場合は、Illustrator などのアプリケーションでEPSファイルを作成し、以下のファイルをテキストエディターで開き、書き換えます。
D:\Fuji Xerox\Print Server PX\cpsi\colorpacth.ps
オプションメモ、およびコメントの設定
[メモ書きの種類]の[オプションメモ]、または[コメント]でプリントする文字のフォントの種類や大きさを変更する場合は、以下のファイルをテキストエディターで開き、書き換えます。
D:\Fuji Xerox\Print Server PX\cpsi\Startup\memofont.ps
2重下線部が変更箇所です。
- 例)オプションメモのフォントを10ptのリュウミンL-KLに変更する場合
変更前(デフォルト):
/MemoOptionFont
/JP { /GothicBBB-Medium-83pv-RKSJ-H findfont } %% Japanese
/MemoOptionFontSize 8 def変更後:
/MemoOptionFont
/JP { /Ryumin-Light-83pv-RKSJ-H findfont } %% Japanese
/MemoOptionFontSize 10 def - 例)コメントのフォントを10ptのリュウミンL-KLに変更する場合
変更前(デフォルト):
/MemoCommentFont
/JP { /GothicBBB-Medium-83pv-RKSJ-H findfont } %% Japanese
/MemoOptionFontSize 8 def変更後:
/MemoCommentFont
/JP { /Ryumin-Light-83pv-RKSJ-H findfont } %% Japanese
/MemoOptionFontSize 10 def
カスタムの設定
[メモ書きの種類]の[カスタム]でプリントする内容を変更する場合は、以下のファイルをテキストエディターで開き、書き換え、または置き換えます。
D:\Fuji Xerox\Print Server PX\cpsi\custommemo.ps
固定のカスタムメモをプリントする場合は、Illustrator などのアプリケーションで EPS ファイルを作成し、
「custommemo*.ps」(*は1~10を示す)と置き換えてください。
- デフォルトの「custommemo*.ps」(*は1~10を示す)は、ジョブごとに、以下の要素をプリントするサンプルです。
- custommemo1.ps…RIPカウンター +日付
- custommemo2.ps…ジョブ名
- custommemo3.ps…ファイル名
- custommemo4.ps…ジョブ名+日付
- custommemo5.ps…ユーザー名
- custommemo6.ps…ユーザー名+ジョブ名+日付
- custommemo7.ps…カラーモード+CMYK色補正
- custommemo8.ps…カラーモード+特色プロファイル+特色補正インテント(フルカラー 1のとき)
- custommemo9.ps…Print Serverシリアル番号
- custommemo10.ps…プリンター名
複数部のプリントを行い、自分と先方、または複数部署で校正する場合に、編集や修正によるバージョンの不整合が発生しないようにこの番号で確認するという、カンプ番号を想定したものです。
PostScript 言語の知識が十分にある場合は、「custommemo* .ps」(*は 1 ~ 10 を示す)をもとにプリントオプションなどの情報を含めたカスタムメモを独自に編集して作成できます。この場合、利用できる数値、および文字 列の取得方法は、以下のとおりです。
- FX_dict /GetRIPCounter get exec (整数値)
RIPカウンターが取得されます。この番号は、RIPするたびにカウントアップされます。キャンセル、エラー、Windows からのフォントダウンロードなどでもカウントアップされます。
- FX_dict /DateTime get (文字列)
日付と時間を含む、文字列が取得されます。
- serialnumber (整数値)
Print Server固有の番号が取得されます。
- FX_dict /GetFileName get exec show
ジョブのファイル名が取得されます。
- FX_dict /GetJobName get exec show
ジョブのジョブ名が取得されます。
- FX_dict /GetUserName get exec show
ジョブの所有者名(ユーザー名)が取得されます。
- FX_dict /GetPrinterName get exec show(文字列)
ジョブのエンジン名が取得されます。
- /OptionDict FX_dict /GetProfileStrings get exec def
プリントオプションの内容を示す文字列を含む辞書が取得されます。たとえば、各オプションの内容を含む文字列を取得する場合は、「OptionDict /CMYKSimulation get」と入力します。
各キーで取得できる文字列の内容は、以下の表を参照してください。
- GetRIPCounterで得られるカウント値は、再インストールではリセットされません。
- ハードウエア交換などで特定のカウント値に設定する場合は、以下のファイル内の数値をテキストエディターで編集してください。
C:\WINDOWS\FXSVR_RIPSum.dat