EPS(JPEGエンコーディング)画像の扱い

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概要

EPS(JPEGエンコーディング)画像の扱いについて説明します。

InDesign 1.0/2.0、 Illustrator 10.0 からのEPS(JPEG)画像

InDesign 1.0/2.0、Illustrator 10.0 の分版プリントは、ほかのアプリケーションの分版プリントのように EPS(JPEG)画像が墨版(K)だけになってプリントされるのと異なり、EPS(JPEG)画像をカラーでプリントするコードを出力するようになっています。

従って、分版プリントでは、プリントオプションの[画質]>[その他の設定(画質)]>[EPS(JPEG圧縮)のカラー出力]が[しない]の状態でも、EPS(JPEG)画像はカラーでプリントされます。コンポジットプリントでは、コンポジットオーバープリントが[プロセスカラー + 特色]、または[プロセスカラー]の場合に[EPS(JPEG圧縮)のカラー出力]の設定に従ってプリントされます。

InDesign 1.0/2.0、Illustrator 10.0 でEPS(JPEG)にトランスファーカーブがある場合

InDesign 1.0/2.0、Illustrator 10.0 の分版プリントは、EPS(JPEG)画像をカラーでプリントするコードを出力するようになっています。ただし、EPS(JPEG)画像にトランスファーカーブが適用されている場合は、そのEPS(JPEG)画像のC、M、Y、Kすべてに、Kのトランスファーカーブを適用するコードになっています。

Print ServerのEPS(JPEG)をカラーにする機能は、EPS(JPEG)画像のC、M、Y、KのそれぞれにはC、M、Y、Kのトランスファーカーブをそれぞれ適用するようになっています。

例えば、InDesign 1.0/2.0、Illustrator 10.0 と同様にC、M、Y、Kすべてに、Kのトランスファーカーブを適用するように変更する場合は、以下のファイルをテキストエディターで開き、書き換えます。
   D:\Fuji Xerox\Print Server PX\cpsi\Startup\JpegEPSOpt.ps
2重下線部が変更箇所です。

変更前(デフォルト):
FX_dict /IDTCSimulation false put

変更後:
FX_dict /IDTCSimulation true put