スキャンの設定

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概要

原稿をセットする場所(原稿ガラス/原稿送り装置)を選択します。
選択した場所により、設定する項目が異なります。

■原稿ガラス



補足
  • 原稿ガラスを選択してスキャンする場合は、自動両面原稿送り装置から用紙を取り除いてください。
    原稿送り装置に用紙がセットされているとスキャンに失敗します。
  • 原稿ガラスを選択してスキャンする場合は、1枚しかスキャンできません。(スキャナーの「次原稿」機能は使用できません)

■原稿送り装置



補足
  • 複数枚の原稿をスキャン中、途中でキャンセル操作、またはエラーによりスキャンが中止されると、中止されるまでに読み込んだスキャンデータも破棄されます。

各タブ共通

■ツールボタン

●矢印ツール
取り込む範囲を指定できます。ドラッグしながら、取り込む範囲を指定します。
十字カーソル
選択範囲を指定できます。
矢印カーソル
選択範囲がある場合、その角にマウスを持っていくと矢印カーソルになります。
選択範囲の拡大/縮小ができます。

補足
  • 全体を選択する場合は、マウスでの選択範囲なしの状態([範囲]で、すべての値を[0]を入力した状態)にします。
  • イメージの取り込みには、[範囲]に数値を入力しても指定できます。

●虫眼鏡ツール
プレビューイメージの表示を、拡大、および縮小できます。虫眼鏡ツールを選択すると、ポインタが虫眼鏡に変わります。
プレビューイメージの一部をクリックすると、拡大して表示されます。Ctrlキーを押しながらクリックすると縮小できます。

■お気に入り

スキャンの設定をお気に入りとして保存し、保存したお気に入りの設定を選択できます。

●保存
クリックすると、現在のスキャンの設定が名前を付けて保存されます。
名前を32バイト以内で入力します。ファイルの拡張子は、「.sfj」です。
●一覧
クリックすると、保存されているスキャン設定が表示されます。


補足
  • スキャン設定を読み込むときは、[ファイル読み込み]をクリックし、読み込むスキャン設定を選択します。
  • スキャン設定を削除するときは、スキャン設定を選択し、[削除]をクリックします。ただし、「標準」は削除できません。

■ファイル名

[スキャン]ボックスに保存するときのファイル名を24バイト以内で入力します。

■保存先

クリックして、スキャンしたデータの保存先を選択します。



●スキャンボックス
ServerManagerの[スキャン]ボックスに保存されます。
●フォルダを指定
[フォルダー名]に保存するフォルダー名を直接入力する、または[参照]をクリックしてフォルダーを選択します。
●ファイル転送
[保存先]に保存するサーバー名を直接入力する、または[保存先設定]をクリックしてサーバーを選択します。

■標準にもどす

デフォルトの設定に戻ります。

■プレスキャン

[原稿ガラス]を選択した場合に表示されます。
プレビューイメージが表示されますので、スキャンする範囲を指定します。

補足
  • 原稿ガラスでプレスキャンを行ったあと、自動両面原稿送り装置に切り替えることはできません。

[基本スキャン]タブ


■カラーモード

カラーモードを選択します。
・フルカラー ・グレースケール ・白黒(2階調)

■読み取り解像度

カラーモードを選択します。
読み取り解像度を[200dpi]~[600dpi]の4段階から選択します。

■読み取りサイズ

読み取りサイズを選択します。

●自動検知
自動でサイズが判断されます。

補足
  • プリンターの原稿カバーを開けたあと、約3秒以内に閉じた場合には、自動検知されません。

●任意サイズ
たて方向 / よこ方向の読み取りサイズを指定します。入力範囲は、たて方向 15 ~ 297mm、よこ方向 15 ~432mmです。

■範囲(上端/左端/幅/高さ)

[原稿ガラス]を選択した場合に表示されます。
最終的に取り込むイメージの範囲の値を入力します。
ここで入力した値は、プレビューイメージにも反映されます。
・カーソルで範囲を指定すると、連動して値が変化します。
・矢印ツールも使用できます。
・すべての値が[0]の場合は、プレスキャンをした全体をスキャンして保存します。

■両面原稿送り

[原稿送り装置]を選択した場合に表示されます。
両面原稿の向きを選択します。
・片面 ・両面(左右) ・両面(上下)

■ミックスサイズ原稿送り

[原稿送り装置]を選択した場合に表示されます。
[読み取りサイズ]が[自動検知]の場合にチェックマークを付けると、異なるサイズの原稿が混在していてもスキャンできます。

[画質調整]タブ


■読み込み濃度

読み込み濃度を[うすく(-3)]~[こく(+3)]の7段階から選択します。

■コントラスト

コントラストを[強く(+2)]~[弱く(-2)]の5段階から選択します。
[カラーモード]が[白黒(2階調)]の場合は、設定できません。

■彩度調整

彩度調整を[明るく(+2)]~[暗く(-2)]の5項目から選択します。
[カラーモード]が[グレースケール]、または[白黒(2階調)]の場合は、設定できません。

■シャープネス調整

シャープネス調整を[強く(+2)]~[弱く(-2)]の5段階から選択します。

■原稿の画質

原稿タイプを選択します。
・文字/写真 ・文字 ・写真
[カラーモード]が[フルカラー]、または[グレースケール]の場合は、設定できません。

■地色除去

チェックマーク付けると、地色除去機能が有効になります。

■裏写り防止

チェックマーク付けると、裏写り防止機能が有効になります。
[カラーモード]が[白黒(2階調)]の場合は、設定できません。

[読み取り方法]タブ


■読み取り倍率

読み取り倍率を選択します。
・100% ・定形変倍 ・ズーム ・自動
・[定形変倍]を選択した場合は、倍率を選択します
・[ズーム]を選択した場合は、倍率を入力します。入力範囲は、25~400%です。
・[自動]を選択した場合は、スキャン後の画像サイズを選択します。

■わく消し(上下左右)

わく消し量を指定します。入力範囲は、0~50mmです。

[出力方法]タブ


■出力フォーマット

出力フォーマットを選択します。
・マルチページTIFF ・シングルページTIFF ・JPEG ・PDF ・高圧縮PDF

■画像圧縮率

出力フォーマットを選択します。
●白黒(2階調)
画像圧縮率を選択します。
・なし ・MH(G3) ・MMR(G4)
[カラーモード]が[白黒(2階調)]、または[自動]で、[出力フォーマット]が[PDF]の場合に選択できます。
●グレースケール/フルカラー
画像圧縮率を選択します。
・なし ・JPEG(低品質) ・JPEG(標準) ・JPEG(高品質) ・JPEG(最高品質)
[カラーモード]が[フルカラー]、または[グレースケール]で、[出力フォーマット]が[JPEG]、または[PDF]の場合に選択できます。

■エンコード

エンコードを選択してファイルを保存できます。
・ASCII ・Binary
[出力フォーマット]が[PDF]の場合に選択できます。

■自動レベル補正

チェックマークを付けると、前回のスキャン時の設定をもとに、自動で補正されます。
[出力フォーマット]が[高圧縮PDF]の場合に選択できます。