分版出力の合成(色分版の合成)

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概要

各色で分版されたデータが合成してプリントされます。PageMaker、Illustrator、FreeHand、QuarkXPress、または InDesign などのレイアウトアプリケーションで提供されている色分版機能はフィルム出力するイメージセッター用なので、それぞれのページは1枚以上(通常4枚)のグレースケールのページに変換されて出力されます。色分版の合成機能を持たないプリンターでこのページをプリントすると、オリジナルの1ページごとに使われている色数と同じ枚数がグレースケールでプリントされます。この機能を使うと、これらのページを 1 枚のカラーページに合成してプリントできます。この機能で作成した色校正は、フィルムから作成した色校正の代わりになります。オーバープリントを再現できるので、トラッピングの結果も確認できます。

■色分版の合成



手順

  1. プリントオプションを表示させます。
    プリントオプションは、ServerManager にあるジョブから[ジョブ編集]ダイアログボックスを開くか、クライアントコンピューターのファイルから[印刷](または[プリント])→[Print ServerPX]→[詳細設定]をクリックするなどして表示させます。


  2. 左側の機能設定ツリーから[画質]>[その他の設定(画質)]を選択します。


    設定項目が表示されます。


  3. [色分版の合成]を選択し、表示されたメニューで、各色の版を合成するスタイルを選択します。
    通常は[自動]を選択します。



    プリントオプションの設定(その他の設定(画質)- 色分版の合成)

    各色の版を合成するスタイルを選択します。

    ・自動 ・しない ・コンポジット分解 ・QuarkXPress-4 Style ・QuarkXPress-3 Style ・PageMaker Style ・FreeHand Style ・Canvas Style ・Illustrator Style ・InDesign Style

    [自動]の場合、特色版の合成にも対応できます。対応している特色は、DIC、TOYO、PANTONEです。また、ユーザーが任意に作成した特色(「CUSTOM」)にも対応しています。


    補足
    • [画質]>[プリンタモード]が[スクリーン(標準)]の場合は、ServerManager の[システム]→[スクリーンの設定]で設定されているカスタムスクリーンの設定値が自動で適用されます。
    • QuarkXPress 6. * /8 からの分版合成プリント時には、[自動]、または[QuarkXPress-4 Style]を選択してください。
    • Adobe Photoshopの分版ジョブを[自動]にして自動合成することはできません。分版合成する場合は、[Illustrator Style]にしてください。
    • [カラー]>[カラーモード]が[グレースケール(K)]の場合は、無効です。