ユーザー定義の用紙サイズに印刷する
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概要
ここでは、プリンタードライバーからユーザー定義用紙に印刷する方法を説明します。
ユーザー定義用紙をセットする方法は、標準紙をセットする方法と同じです。
補足
- プリンタードライバーまたは操作パネルで用紙サイズを設定する際は、必ず実際に使用する用紙と同じサイズを指定してください。異なるサイズを設定した場合、装置破損の原因になることがあります。幅の小さい用紙を使用する場合にサイズを大きく設定した場合は、特に装置破損の危険が大きくなります。
手順 （Windows® 版プリンタードライバーの場合）
Windows® 版プリンタードライバーでは、［ユーザー定義用紙］ダイアログボックスからユーザー定義サイズを設定します。
ここでは、Windows® 7 を例にこの手順を説明します。
Windows® XP 以降のOSでは、管理者パスワードが必要となるため、管理者権限を持ったユーザーのみが設定を変更できます。
管理者権限のないユーザーは内容の閲覧のみ許可されます。
- ［スタート］＞［デバイスとプリンター］をクリックします。
- 本体のアイコンを右クリックし、［プリンターのプロパティ］を選択します。
［プロパティ］ダイアログボックスが表示されます。
- ［初期設定］タブを選択します。
- ［ユーザー定義用紙］をクリックします。
［ユーザー定義用紙］ダイアログボックスが表示されます。
- ［設定一覧］からユーザー定義する設定項目を選択します。
- ［設定の変更］で短辺、長辺の長さを指定します。直接入力または上下矢印ボタンで値を指定できます。短辺の長さは、指定範囲内であっても長辺の長さを超えることはできません。長辺の長さは、指定範囲内であっても短辺の長さを下回ることはできません。
- 用紙に名前を付ける場合は、［用紙名をつける］チェックボックスを選択して［用紙名］に名前を入力します。用紙名は半角14文字または全角7文字まで使用できます。
- 別のユーザー定義を行う場合は、手順5から7を繰り返します。
- ［OK］を2回クリックします。
これで、新しいユーザー定義用紙の設定が保存されました。続いて印刷の手順を説明します。
- お使いのアプリケーションソフトの［ファイル］メニューから［印刷］を選択します。
- 使用する本体を選択し、［詳細設定］をクリックします。
［印刷設定］ダイアログボックスが表示されます。
- ［用紙/出力］タブを選択します。
- ［用紙サイズ］から印刷する文書のサイズを選択します。
- ［用紙種類］から使用する用紙の種類を選択します。
- ［レイアウト］タブをクリックします。
- ［出力用紙サイズ］から定義したサイズを選択します。手順4で［原稿サイズ］から定義したサイズを選択した場合は、［原稿サイズと同じ］を選択してください。
- ［OK］をクリックします。
- ［印刷］ダイアログボックスで［印刷］をクリックし、印刷を開始します。
手順 （Mac OS® X版プリンタードライバーの場合）
ここでは、Mac OS® X 10.6のテキストエディットを例に手順を説明します。
- ［ファイル］メニューから［ページ設定］を選択します。
- ［対象プリンタ］から使用する本体を選択します。
- ［用紙サイズ］から［カスタムサイズを管理］を選択します。
［カスタム用紙サイズ］ダイアログボックスが表示されます。
- ［カスタム用紙サイズ］ウィンドウで［+］をクリックします。
新しく作成した設定「名称未設定」が一覧に表示されます。
- 「名称未設定」をダブルクリックして設定の名前を入力します。
- ［用紙サイズ］の［幅］および［高さ］のボックスに印刷する文書のサイズを入力します。
- 必要に応じて［プリントされない領域］を指定します。
- ［OK］をクリックします。
- 新しく作成した用紙サイズが［用紙サイズ］で選択されていることを確認し、［OK］をクリックします。
- ［ファイル］メニューから［プリント］を選択します。
- ［プリント］をクリックして印刷を開始します。