ドラムカートリッジを交換したい
コンテンツID(5001)
概要
ドラムカートリッジの交換方法について説明します。
- こぼれたトナーを電気掃除機で吸い取らないでください。
本製品内およびトナーカートリッジ、トナー回収ボトル等に付着したトナーを電気掃除機で吸引することもおやめください。
床などにこぼしたトナーは、ほうきで掃き取るか、または石けん水を湿らした布などで拭き取ってください。掃除機を用いると、掃除機内部のトナーが、電気接点の火花などにより、発火または爆発するおそれがあります。大量にこぼれた場合、弊社プリンターサポートデスクまたは販売店にご連絡ください。 - トナーカートリッジおよびドラムカートリッジは、絶対に火中に投じないでください。トナーカートリッジおよびドラムカートリッジに残っているトナーが発火または爆発する可能性があり、火傷のおそれがあります。使い終わった不要なトナーカートリッジおよびドラムカートリッジは、必ず弊社プリンターサポートデスクまたは販売店にお渡しください。弊社にて処理いたします。
- トナー回収ボトルは、絶対に火中に投じないでください。トナーが発火または爆発する可能性があり、火傷のおそれがあります。使い終わった不要なトナー回収ボトルは、必ず弊社プリンターサポートデスクまたは販売店にお渡しください。弊社にて処理いたします。
- ドラムカートリッジ、トナーカートリッジ、トナー回収ボトルは幼児の手が届かないところに保管してください。幼児がトナーを飲み込んだ場合は、ただちに医師に相談し指示を受けてください。
- ドラムカートリッジ、トナーカートリッジ、トナー回収ボトルを交換する際は、トナーが飛散しないように注意してください。また、トナーが飛散した場合は、トナーが皮膚や衣服に付いたり、トナーを吸引したり、または目や口に入らないように注意してください。
- 次の事項に従って、応急処置をしてください。
- トナーが皮膚や衣服に付着した場合は、石けんを使って水でよく洗い流してください。
- トナーが目に入った場合は、目に痛みがなくなるまで15分以上多量の水でよく洗い、必要に応じて医師の診断を受けてください。
- トナーを吸引した場合は、新鮮な空気のところへ移動し、多量の水でよくうがいをしてください。
- トナーを飲み込んだ場合は、飲み込んだトナーを吐き出し、水でよく口の中をすすぎ、多量の水を飲んでください。すみやかに医師に相談し指示を受けてください。
- 消耗品の箱は、立てた状態で保管しないでください。
- 消耗品/メンテナンス品は、使用するまでは開封せずに、次のような場所を避けて保管してください。
- 高温多湿の場所
- 火気がある場所
- 直射日光が当たる場所
- ほこりが多い場所
- 消耗品は、消耗品の箱や容器に記載された取り扱い上の注意をよく読んでから使用してください。
- 消耗品は、予備を置くことをお勧めします。
操作パネルのメッセージを確認する
ドラムカートリッジの交換時期が近づくと、操作パネルのディスプレイに次のようなメッセージが表示されます。
メッセージ | 処置 |
---|---|
プリントできます | すぐに交換する必要はありませんが、表示されたドラムカートリッジの予備を用意してください。
残りのプリント可能ページ数は、約7,500ページ注2です。
残りのプリント可能ページ数は、約3,400ページ注2です。 |
プリントできます |
まもなく表示されたドラムカートリッジの交換時期になります。
残りのプリント可能ページ数は、約2,300ページ注2です。新しいドラムカートリッジを用意してください。
残りのプリント可能ページ数は、約900ページ注2です。新しいドラムカートリッジを用意してください。 |
ドラムカートリッジ(X)注1を |
ドラムカートリッジの寿命です。 本機は停止し、プリントできなくなります。「ドラムカートリッジを交換する」を参照して、メッセージに表示されたドラムカートリッジを交換してください。 |
プリントできます |
操作パネルで、[ドラム寿命動作]を[プリント停止しない]に設定注3しているとき、ドラムカートリッジの寿命となった場合に表示されます。しばらくはプリントを継続できますが品質が保証できませんので、新しいドラムカートリッジに交換することをお勧めします。 |
- 注1 X には、R1(K)、R2(C)、R3(M)、R4(Y) のどれかが表示されます。プリンターに向かって左側からブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)です。
- 注2 プリント可能ページ数は、プリント条件や原稿の内容、本機電源の入切の頻度、設置環境の温度・湿度などによって、大きく異なります。詳しくは、「消耗品のプリント可能ページ数を知りたい [5002]」を参照してください。
- 注3 この場合は、[プリントできます ドラムカートリッジ交換:X]のまま、メッセージは移行しません。設定については、『ユーザーズガイド』の「[機械管理者メニュー]」の「[ドラム寿命動作]」を参照してください。
ドラムカートリッジを交換する
- ドラムカートリッジの交換は、本機の電源を入れたまま行ってください。
ここでは、R1(K) を例に説明します。R2(C)、R3(M)、R4(Y)も交換方法は同様です。
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機械が停止していることを確認し、フロントカバーを開けます。
-
正面左側にあるストッパーの上部を左側に回します。
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カバーを下ろします。
補足- ドラムカートリッジのロックが解除されます。
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メッセージに表示されている、ドラムカートリッジ(R1、R2、R3、R4)の取っ手をつかみ、静かに引き出します。
注記- ドラムカートリッジを引き出すとき、床に落とさないように注意してください。
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図のように、ドラムカートリッジの下側を支えて、ドラムカートリッジを引き抜きます。
注記- ドラムカートリッジに付着したトナーに触れないように注意してください。
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新しいドラムカートリッジを箱から取り出し、同梱されているポリ袋に使用済みドラムカートリッジを入れてその箱にしまいます。
注記- 新しいドラムカートリッジを立てた状態で置かないでください。
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新しいドラムカートリッジ(保護カバー付き)を、先端(2 か所)を機械の中に差し込みます。
補足- 図のように、矢印のところまで差し込んでください。
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片手で保護カバーを支えながら、先端を差し込んだ状態で、黒紙を左側へ、引き抜きます。
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片手で保護カバーを支えながら、上部のつまみを持って前方にスライドさせます。
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上部のつまみが停止するまで押し込みます。
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保護カバーをゆっくり外します。
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ドラムカートリッジが奥に突き当たるまで、まっすぐに押し込みます。
補足- 保護カバーは、そのまま空箱に入れてください。
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カバーを上に戻します。
補足- カバー本体を押して、カバーが確実に閉じるのを確認してください。
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ストッパーの上部を右側に回して、ロックします。
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フロントカバーを閉じます。
補足- フロントカバーが少しでも開いていると、メッセージが表示され、機械が作動しません。
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