Windows10環境でプリンターの印刷設定を変更すると「関数アドレス…保護違反」が発生する現象について
2022年2月3日
2023年4月28日更新
お客様各位
平素より、弊社商品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。
Windows10環境でプリンターの印刷設定を変更した際に「関数アドレス…保護違反」、または弊社製プリンタードライバーの印刷設定が変更できない現象が発生することをご案内しておりましたが、このたび、Windows 10 22H2の適用により本現象が解消することが確認できましたので、ご案内いたします。
発生する現象
Windows 11にアップグレードしてからWindows 10に復元した環境で、プリンタードライバーの設定を変更しようとすると「関数アドレス…保護違反」が発生することを確認しました。
対応策
Windows 10 バージョン 22H2 に更新してください。
対象ドライバー
Apeosシリーズ、ApeosProシリーズ、ApeosPrintシリーズ、ApeosPortシリーズ、ApeosWideシリーズ、DocuCentreシリーズ、DocuPrintシリーズ、DocuWideシリーズ、B9シリーズ、Dシリーズ、RevoriaPressシリーズで弊社が提供している以下のプリンタードライバーで現象が発生します。
- ART EXドライバー
- PostScriptドライバー
- 標準ドライバー(PCL6/ダイレクトファクス)
- 標準ドライバー(PCL6)
- XPS対応ドライバー
原因
Windows 11で更新されたコアドライバーモジュールが、Windows 10上では正常に動作しないことによる現象であることが判明しています。
OSのアップグレードの際、Windows 11で更新されたコアドライバーモジュールが、Windows 10に復元した時に、元のWindows 10用のコアドライバーモジュールに戻らないため、本現象が発生することを確認しました。
お問い合わせ先
富士フイルムビジネスイノベーションお客様相談センター
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