スキャンした画像が途中でズレている(DocuWide 3037の場合)
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スキャンした画像が途中でズレている(DocuWide 3037の場合)
温度や湿度などの環境の変化により、原稿の読み取りセンサーのつなぎ目の位置でズレが発生することがあります。
このような場合、[読み取りセンサーつなぎ目補正]でつなぎ目を補正します。
- この機能は、DocuWide 3037でのみ使用できます。
補正チャートを出力する
次の手順で補正チャートを出力します。
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メニュー画面で[読み取りセンサーつなぎ目補正]を押します。
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[補正チャート出力]を押します。
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セットされている用紙が表示されるので、A2(420 mm)の用紙を選択して、操作パネルの <スタート> ボタンを押します。
補足- A2より大きなサイズの用紙でも補正チャートは出力できますが、余白が生じます。
補正チャートが出力されます。
自動補正を行う
補正チャートを使用して、つなぎ目を自動補正します。
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[読み取りセンサーつなぎ目補正]画面で[自動補正]を押します。
-
補正チャートの印字面を下にして原稿テーブルにセットし、操作パネルの <スタート> ボタンを押します。
つなぎ目が自動補正されます。
補足- 自動補正が終了したあと、お客様の原稿にて補正を確認してください。
追加補正を行う
自動補正で調整しきれなかった場合、手動で調整します。
調整した補正値は3個まで登録できます。
Step1 補正値を登録する
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[読み取りセンサーつなぎ目補正]画面で[追加補正]を押します。
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[補正値1]、[補正値2]、または[補正値3]を選択します。
補足- 補正値を登録しない場合は、[しない]を選択してください。
[編集]を押します。
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[+]、[-]を押して、-5~+5ステップの範囲で補正値を設定します。
注記- つなぎ目は、自動補正+全体補正+詳細補正の累積値で補正されます。
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全体補正
原稿の読み取り速度(モーターの搬送速度)を調整して、全体的につなぎ目を補正します。
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詳細補正
読み取りセンサーのつなぎ目を個別に補正(デジタル補正)します。
[決定]を押します。
Step2 追加補正を行う
-
登録した補正値を選択します。
補足- 登録した補正値を使用しない場合は、[しない]を選択し、「Step1 補正値を登録する」で補正値を設定してください。
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[決定]を押します。
設定した補正値に従って、つなぎ目が補正されます。
補足- 追加補正が終了したあと、お客様の原稿にて補正を確認して ください。
補正値を初期化する
すべての補正値を工場出荷時の値に戻します。
- 自動補正の補正値も初期化されます。
-
[読み取りセンサーつなぎ目補正]画面で[補正値の初期化]を押します。
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[はい(実行します)]を選択します。
補正値が工場出荷時の値に戻ります。
補足- 補正値を工場出荷時の値に戻さない場合は、[いいえ(実行しない)]を選択してください。
エラーコード
エラーが発生して補正が正常に終了しなかった場合は、エラーコードが表示されます。
次の表でエラーコードを参照して、処置してください。
エラーコード | 原因 | 処置 |
---|---|---|
062-702 |
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062-714 |
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062-713 062-725 |
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062-735 |
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その他* |
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- * 062-701から062-754までのコードで上記以外のもの