アドビ認定プリンター情報

アドビ製品からの出力品質基準に合格した当社プリンター商品のご案内

Photoshop®やIllustrator®、Acrobat® DCなどアドビ株式会社(以下、アドビ社)製品からの出力において、純正PostScript®を中心とした印刷環境であれば、どんな複合機やプリンターで印刷しても同一の仕上がりになります。

その一方で、純正ではないポストスクリプト互換プリンターで印刷を行うと、テキスト、線画、精緻なグラデーションを伴うフルカラーのイメージなど、「特定のメーカー」や、「特定の装置」の影響を受けてしまい、見た目のばらつきが生じる危険性をはらんでいます。

このような印刷に関するトラブルを未然に防ぐため、アドビ社は各メーカー・各機種の印刷がアドビ社の求める品質を満たすものであるかのテストを行い、合格したプリンターを認定する制度を持っています。

  • PostScript®とは

    PostScript®はアドビ社が発表したページ記述言語(Page Description Language: PDL)であり、ライセンス契約に基づき、アドビ社がプリンターメーカーにソフトウェアを提供をしています。小規模オフィス・企業内ワークグループ、さらには商用印刷からグラフィックアートまでのさまざまな分野において、PostScript®は「高い品質」「メーカーデバイスに依存しない互換性」を提供し続けています。

  • postscript logo

以下、アドビ社のプリンター認定制度に関するコメントを掲載します。

認定の目的

アドビのソフトウェアを搭載したプリンターや複合機をお使いになるお客様の満足度向上、および高品質・高速な出力で業務の効率化に貢献出来るよう、設立当初から"アドビ認定"と認定商品への掲載という品質保証システムを採用してきました。アドビのソフトウェアを使用して商品を開発されているメーカー、および該当商品を購入いただいたお客様、双方のブランド価値の維持と増加に貢献します。

対象商品

現在の主流のポストスクリプトRIP注1および次世代のPDF RIPなどのアドビのソフトウェアを実装したプリンターや複合機。

認定の概要

該当商品に対しては、以下のような認定を行っています。

新規商品開発時にアドビのソフトウェアを使用いただく場合、商品出荷までにアドビの定めた方法とテストデータを使用した認定テスト合格が必須となっています。テスト内容はソフトウェアの品質に加え、データ処理の正確性、処理性能、色管理などの画質を含めた総合的な構成になっています。

さらに導入済の商品でも、ソフトウェアのバージョンアップなどメンテナンス時において同様の規定が適用されます。そのためアドビ認定商品はメーカーの保守と相まって、ライルサイクル全般を通じた満足を提供します。認定を取得した商品にはアドビ該当製品のロゴを添付いただき、一目で高品質な商品である事が分かるようになっています。

  • 注1RIPとは、ポストスクリプトデータをドット情報に変換してプリンターへ送る仕組み

アドビ社最新のソフトウェアを利用して出力したテストデータを評価をいただき、アドビ認定を取得した複合機です。

  • 注記商品名のリンクから商品情報ページへ移動します。

富士フイルムビジネスイノベーション商品

カラー複合機
商品名 備考
Apeos C2360 / C2060 本体にAdobe® PostScript® 3TMキット(オプション品)を装着
Apeos C5240
Apeos C7070 / C6570 / C5570 / C4570 / C3570 / C3070 / C2570
Apeos C8180 / C7580 / C6580
モノクロ複合機
商品名 備考
Apeos 3060 / 2560 本体にAdobe® PostScript® 3TMキット(オプション品)を装着
Apeos 4570 / 3570
Apeos 6340
カラープリンター
商品名 備考
ApeosPrint C5240 本体にAdobe® PostScript® 3TMキット(オプション品)を装着
モノクロプリンター
商品名 備考
ApeosPrint 6340 本体にAdobe® PostScript® 3TMキット(オプション品)を装着
プロダクションプリンター
商品名 備考
ApeosPro C810 / C750 / C650 注1 本体にAdobe® PostScript® 3TMキット(オプション品)を装着
  • 注1ApeosPro C810 / C750 / C650はGP Controller D01とセットでご利用ください。

旧富士ゼロックス商品

2021年4月1日、富士ゼロックスは富士フイルムビジネスイノベーションへ社名を変更しました。当社はゼロックスあるいは富士ゼロックスブランドで販売した商品の保守サービスを今後も継続いたします。
Xerox、Xerox ロゴ、およびFuji Xerox ロゴは、米国ゼロックス社の登録商標または商標です。