Symantec Client Securityとネットワークスキャナーユーティリティ3の共存について

更新日:2010年7月2日

はじめに

Symantec Client Security(以下SCS)の利用環境で、弊社製ネットワークスキャナーユーティリティ3(NSU3)を使用する場合、クライアントPCと複合機間で正常に通信できない場合があることがわかりました。
以下の、【環境】でご利用のお客様で【事象】が発生している場合は、速やかに【回避方法】にそってご対応くださいますようお願いいたします。

事象

SCS3.xのSymantec Client Firewall(以下SCF)を利用している環境で、NSU3を利用して、親展ボックスビューワーを利用しようとすると、複合機と通信できない事象が発生する。

注記:
SCFのプログラム制御で、弊社製複合機で利用するプログラムの通信を全て許可しても現象は改善されない。

環境

SCSのSCFを利用している環境で、NSU3を利用している場合

注記:
ネットワークスキャナーユーティリティ2の場合、SCFのプログラム制御の許可設定により現象が改善されます。

回避方法

  1. SCFのオプションのHTTPポートリストから80番を削除する。
  2. 複合機のIPアドレスを信頼ゾーンに設定する。
注記:
HTTPポートリストから80番を削除すると、HTTP のポート番号80番を利用したブラウザーの通信で、プライバシー制御や広告ブロックの機能が利用できなくなります。