FUJIFILM Linux® 用プリンタードライバー(64ビット) Ver.1.1.3-4
概要
本プリンタードライバーは富士フイルムビジネスイノベーション株式会社の対象機種用Linux® 用プリンタードライバー(64ビット)です。
適合機種欄に記載された富士ゼロックス製品に適合した互換ドライバーです。
本プリンタードライバーで想定される不具合
動作を確認した結果、発生した現象の一部を案内いたします。なお、下記事項以外の動作を保証するものではありません。
本プリンタードライバーについて
- 両面印刷時における制限事項
ページ数が奇数の文書を両面印刷で出力されますと、オペレーティングシステム(以下OS)の設定により最終ページの後に白紙ページが付加されることがあります。また、OSの種類にかかわらず、お客様が利用されるアプリケーションソフトウェアによっては、プリントする部数を指定するときの条件により、自動的にページ調整の白紙を挿入することがあります。この動作に関しましては、アプリケーションソフトウェア側の仕様であり、本ドライバーまたは対象機種側でアプリケーションソフトウェアによる白紙挿入を回避する方法がありません。対象機種では、OSおよびアプリケーションソフトウェアの仕様にしたがって、お客様がクライアント側で編集され、出力指示された原稿データを受信したデータどおりに出力します。出力指示された原稿データにOSまたはアプリケーションソフトウェアが挿入した白紙データが含まれている場合、お客様の出力指示に基づいて出力すべきデータとして、その白紙分もカウントアップの対象となります。 - カラー機における白黒文書印刷時の制限
お客様が利用されるオペレーティングシステムやアプリケーションソフトウェアによっては、画面表示が白黒である場合でも、プロセスブラック(CMYK全てを使用)で処理され、カラーで印刷される場合があります。確実に白黒モードで印刷したい場合には、[カラーモード]を[白黒]に指定して印刷してください。 - ホチキスの位置に関する制限事項
ホチキス設定で指定する[1ヶ所][左2ヶ所][上2ヶ所]は、印刷する原稿の向きにかかわらず、縦向き原稿の位置を示します。 - 複数部数を印刷する場合の注意
アプリケーションで複数部数を指定した場合、アプリケーションがプリンタードライバーに指定した部数分の印刷を指示して、印刷のパフォーマンスが低下することがあります。 - ファイル名に日本語を含むドキュメントを印刷する場合
ファイル名に日本語を含むドキュメントを印刷すると、ジョブ履歴レポートで日本語(2バイト文字)が、'_'(アンダースコア)に置き換わって出力されます。 - ディストリビューションに関する制限事項
ディストリビューションによっては、用紙サイズの初期値が[Letter]になることがあります。 - レイアウトに関する制限事項
アプリケーションによってはレイアウトの「自動倍率」「左上配置」の設定が正しく反映されないことがあります。
アプリケーションについて
- Firefox
- Firefoxから印刷時、ドライバーで設定した用紙サイズが正しく反映されないことがあります。
- アプリケーションの印刷画面の簡易設定の用紙サイズを変更してください。
- Document Viewer
- Document ViewerからPSファイルを印刷時、画像が正しく印刷されない場合があります。
機体本体
PDFダイレクトプリント設定は、PDF Bridge(初期値)を設定してお使いください。
ダウンロード
ファイル名 | fflinuxprint-1.1.3-4.x86_64.rpm |
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ファイル形式 | rpmパッケージ |
ファイルサイズ | 27,476 バイト |
仕様
ソフトウェア種別 | Linux® 用プリンタードライバー(64ビット) | |
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バージョン | 1.1.3-4 | |
登録日 | 2023年1月23日 | |
対応機種 |
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動作環境 | ディストリビューション |
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ハードウェア環境 |
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転載条件 | 転載、再配布、商行為は一切禁止 | |
著作権者 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社および原権利者に帰属 |
- 注記 Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
- 注記 CUPSは、Apple Inc.の商標です。
- 注記 Red Hat, RPM はRed Hat,Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
注意事項
インストール手順
- ターミナルプログラムからrpmコマンドにより、ファイルをインストールします。
<新規インストールの場合>
% rpm -ivh fflinuxprint-x.x.x-x.x86_64.rpm<アップデートインストールの場合>
% rpm -ivh fflinuxprint-x.x.x-x.x86_64.rpm - Web ブラウザーを起動して、アドレス欄に [http://localhost:631] を入力し、CUPS Web 設定画面を開きます。
- CUPS Web 設定画面の [管理] をクリックし、[プリンターの追加] をクリックします。
- [プリンターの追加] ページで、接続するプリンターを選択します。接続するプリンター が検出されている場合は選択し[続ける]をクリックします。手順 6 へ進んでください。
検出されていないネットワークプリンターへ接続する場合は、[LPD/LPRホストまたはプリ ンター] を選択し、[続ける] をクリックします。 - (マニュアルで接続するプリンターを設定する場合)[接続]に、 「lpd://<プリンターのIPアドレス> / <キュー名>」を入力し、[続ける]ボタンをクリッ クします。
- [新しいプリンターの追加] ページで、[名前] へプリンター名を入力し、[続ける] を クリックします。
- 注記 その他の項目への入力は、任意です。
- [メーカー] で [FUJIFILM] を選択し、[続ける] ボタンをクリックします。
- [モデル] で、[FUJIFILM Printer Driver for Linux]を選択し、[プリンターの追加] ボタンをクリックします。
- [デフォルトオプション変更] が表示されます。必要に応じて設定を行ってください。
ご利用の際の注意
- 本プリンタードライバーをご利用になる前に、「使用許諾条件」を必ずお読みください。使用許諾条件に同意された場合のみ、ソフトウェアを使用することができます。
- 本プログラムおよび付随する情報等は、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社が独自に開発し配布するものです(但し、原権利者に帰属するものを除く。)。
- 本プログラムおよび付随する情報等に対応するプリンターの製造・配布元である富士フイルムビジネスイノベーション株式会社は、本プログラムおよび付随する情報等に関するお問い合わせは受け付けておりません。
- 本プリンタードライバーをご利用になる前に、readme.txtファイルをお読みください。
変更履歴
2023年1月23日 Ver. 1.1.3-4 リリース
- リリース
使用許諾条件
Linux® 用プリンタードライバー(64ビット)用プリンタードライバー(以下ソフトウェアといいます。)をご利用になる前に、「注意事項」および、以下の「使用許諾条件」を必ずお読みください。使用許諾条件に同意された場合のみ、ソフトウェアを使用することができます。
- [著作権の帰属]
ソフトウェアの著作権およびすべての知的財産権は、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(以下当社といいます。) ならびに原権利者に帰属します。 - [使用権の許諾]
当社はお客様に対し、各ソフトウェアに対応する当社製品を利用する目的で、日本国内においてのみ非独占的に使用することができる譲渡不能の権利を許諾します。 - [注意制限事項]
ソフトウェアを使用するにあたっては、各ソフトウェアに関して当社が本サービスサイトで明記する注意制限事項を遵守してください。 - [利用制限事項]
本契約において明示的に許諾されている場合を除き、お客様は、ソフトウェアについて、記録媒体への複製、公衆送信、第三者に対する譲渡、頒布、販売、貸 与、サブライセンスまたは移転することはできません。また、ソフトウェアのうち実行可能形式またはオブジェクトコードで提供されたものは、ソフトウェアの全部または一部を修正または改変し、あるいはリバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブルおよびその他の方法で解析してはならないものとします。ただし、ソフトウェアのうちGNU General Public Licenseに基づいて提供されるモジュールについては、その特約に従うものとします。 - [契約有効期間]
本契約は、お客様がソフトウェアを搭載した時から効力を発し、お客様が本契約を解除してソフトウェアを廃棄するまで有効とします。本契約は、お客様が本契約に違反した場合には自動的に解除されます。その場合、お客様はただちにソフトウェアを廃棄しなければなりません。 - [保証の免責]
ソフトウェアは現状有姿で提供されるものであり、当社は、いかなる動作保証もしておりません。当社およびそのライセンサー、その他ソフトウェアの改変者および再頒布者は、ソフトウェアに関して、明示的または黙示的を問わず、第三者の権利を侵害しないことや、ソフトウェアの性能および品質上の問題に起因して発生する問題、商品性の保証、特定の目的に対する適合性に関する黙示の保証を含む一切の保証責任を負いません。ソフトウェアの導入および運用等は、お客様ご自身の責任において行ってください。 - [損害賠償責任の制限]
当社、その子会社、関連会社、それらの販売代理店、特約店およびソフトウェアの原権利者、その他プログラムの改変者および再頒布者は、ソフトウェアの誤作動、データの消失、他のプログラムと一緒に動作しないといった不具合など、プログラムの使用に関連して生じた直接損害、間接損害、特別損害、派生的損害、懲罰的損害その他一切の損害について、損害の可能性について予測可能であったか知っていたかを問わず、賠償責任を負いません。 - [輸出規制]
お客様は、該当国の全ての輸出管理法、規制および規則を遵守するものとし、当該輸出管理法、規制および規則に違反して、または必要な認可等を得ることなくソフトウェアを直接または間接に輸出または再輸出してはなりません。 - [準拠法、管轄および完全な合意]
本契約は日本国法を準拠法とし、本契約に関する訴訟は東京地方裁判所を第一審の専属管轄裁判所とします。本契約は、ソフトウェアに関するお客様と当社の間の完全かつ唯一の合意であり、口頭または書面にかかわらず、ソフトウェアに関してお客様と当社の間でなされたすべての事前の合意に優先します。
以上