Windows 11 version 24H2以降およびWindows Server 2025で追加される機能[Windowsで保護された印刷モード]に関するご注意

2024年9月30日
2024年11月6日更新

お客様各位、

平素より、弊社商品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。

Microsoft社は、Windows 11 version 24H2以降およびWindows Server 2025で新たに[Windowsで保護された印刷モード]機能を導入する、と予告しています。これ以前のバージョンをご利用のお客様も、Windows update 等により自動的にアップデートされることがあります。

初期値では無効になっているこの機能を有効にすると、従来のプリンタードライバー関連の脆弱性を回避しやすくなり、セキュリティの向上が期待できますが、すでにインストール済のプリンタードライバー、ファクスドライバー、仮想ドライバー(以降、単に「プリンタードライバー」と記載します)に大きな影響を及ぼします。

具体的には、この機能を有効にすると、弊社が従来から提供しているすべてのプリンタードライバーがOSによって自動的に削除され、使用できなくなります。

上記をご理解の上、[Windowsで保護された印刷モード]機能の有効・無効をご設定いただけますようお願いいたします。

[Windowsで保護された印刷モード] 機能を有効にした際に発生する事象

[Windowsで保護された印刷モード]機能を有効にした場合、以下の事象が起こります

  • 新規にプリンタードライバーのインストール、ポート作成、プリントキュー作成を行えなくなります
  • すでにインストール済みの弊社製プリンタードライバーがあった場合、そのプリンタードライバーや、そのプリンターで作成したプリントキュー、プリンターの設定も削除されます。
    この機能を一度有効にした結果、インストール済みのプリンターやそのプリントキューが削除された場合、この機能を再び無効に戻しても、削除されたプリンタードライバーやプリントキューは削除されたままです。削除されたプリンターを再度ご利用になりたい場合、この機能を無効に戻した後、改めてプリンタードライバーをインストール・設定していただく必要があります

事象の発生条件

以下の両方の条件を満たすこと:

  • Windows 11 version 24H2 以降またはWindows Server 2025
  • [Windowsで保護された印刷モード]機能を有効にする(初期値は「無効」)
  • Windows 11 version 24H2よりも前のバージョン、およびWindows 10では発生しません。

事象が発生するプリンタードライバーとアプリケーション

  • 弊社が提供しているプリンタードライバー、ファクスドライバーすべて
  • 弊社製アプリケーションソフトウェアが提供する仮想プリンターすべて

本件に関するお問合せ

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