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平成9年12月6日
富士写真フイルム株式会社
本日、日米フィルム問題を審議していたWTOのパネルが、Interim Report(暫定報告書)を関係国に送付したとの報に接しました。 当社としては、現時点までに報道その他から知り得た内容に基づき、以下の通りコメントさせていただきます。
今回のWTOパネルの裁定は日本に有利なものであります。これは、「この世界的な機関であるWTOが、事実に基づいた判断を下すことでその存在意義を示したものであり、高く評価されるべきもの」と考えます。
この結果は、当社を始め多くの専門家が予想していたところであります。輸入フィルムは日本市場において広く販売されており、今回のWTOの裁定はこれを確認したものであると理解いたします。
今回の裁定により、当社はこの理不尽な紛争の終結に一歩近づいたことを喜ばしく思います。富士フイルムとしては、今後も本来のビジネスでの競争に全力を集中し、日本及び全世界で適切な投資・公正な競争・そして優れた品質・サービスをもって顧客に尽くして参りたいと考えます。
本件に関するお問い合わせは、広報部 鈴木、杉山までTEL(03)3406-2490