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富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、企業広告シリーズ「世界は、ひとつずつ変えることができる。」の新TVCM「内視鏡AI診断支援技術」篇を4月29日(土)より全国で放映します。「世界は、ひとつずつ変えることができる。」は、さまざまな分野において、先進独自の技術で社会ニーズ・課題解決に取り組む富士フイルムの企業姿勢をお伝えする企業広告シリーズです。
がんは早期発見・早期治療が重要ですが、初期の段階では病変が小さく、発見が難しいという課題があります。また、内視鏡のモニターを見ながら病変を見極める医師には、高い集中力と熟練した技術が求められます。
新TVCMでは、富士フイルムが開発した内視鏡AI診断支援技術※1を紹介します。本技術は、胃・食道・大腸の内視鏡検査中にリアルタイムに画像解析を行い、がんが疑われる領域を検出して、医師の内視鏡検査をサポートするAI技術です。
胃・食道・大腸の内視鏡検査中にAI技術でがんが疑われる領域を検出
富士フイルムが開発した内視鏡AI診断支援技術は、胃・食道・大腸の内視鏡検査中にリアルタイムに画像を解析。医師がモニターで見ている内視鏡映像上で、がんの疑いがある領域を検出し、枠で囲って表示することで、医師の診断を支えます。
富士フイルムが培ってきた光源制御技術・画像処理技術をAI技術の開発に活用
富士フイルムは、消化器系がんの症例画像を集めて、その膨大な画像データを、ディープラーニングを活用してAIに学習させ、内視鏡AI診断支援技術を開発しました。これまで培ってきた光源制御技術や画像処理技術を使って撮影された高精細な症例画像を学習データに用いることで、AIの学習を効率的に行い、画像解析の精度向上につなげました。
がんの早期発見に貢献する富士フイルムのAI技術
医療の最前線で活用されるAI技術を開発することは、新しい医療のかたちを実現するための挑戦でした。富士フイルムの内視鏡AI診断支援技術は、がんが疑われる領域を検出して、医師の診断をサポートします。また、AI技術によるサポートが検査を受ける人々にとって心強いものとなり、検査を希望する人が増えることで、より多くのがんの早期発見につながると期待できます。富士フイルムは今後も、AI技術を活用して医療の質の向上と人々の健康維持増進に貢献していきます。
TVCMで使用した楽曲について
本シリーズのCM音楽には、「Q Department(キューデパートメント)」の楽曲を使用しています。「Q Department」は、NEW YORKを拠点にする最先端の音楽制作・サウンドデザイン集団として、CM・テレビ番組・インタラクティブ・ゲームなどで幅広く活躍しています。
ナレーターに、宮沢和史さんを起用
ナレーターには、ロックバンド「THE BOOM」のボーカリストとしてデビューし、シンガーソングライター、俳優としても幅広く活躍されている、宮沢和史(みやざわかずふみ)さんを起用しています。大ヒット曲「島唄」は、日本国内だけでなく世界中で知られており、日本を代表するミュージシャンの一人です。
「字幕付きCM」も放映
「字幕付きCM(クローズドキャプション)」は、聴覚障がい者や耳が不自由な方の視聴普及を目的に、2021年10月から新ネットワーク系列の地上波民放テレビ99局とBS民放5局で放映スタートしました。TVリモコンの字幕ボタンを押せば、大きな文字でナレーションやセリフが字幕表示されます。富士フイルムは、2021年10月より企業広告シリーズ「世界は、ひとつずつ変えることができる。」のTVCM「持続抗菌・抗ウイルス技術Hydro Ag⁺」篇の「字幕付きCM」を放映開始。今回の「内視鏡AI診断支援技術」篇も、「字幕付きCM」を放映します。
スタッフリスト
- クリエイティブディレクター
赤石正人、町田聖二
- CMプランナー
町田聖二
- コピーライター
赤石正人
- ディレクター
サノ☆ユタカ
- 撮影
石田東
- プロデューサー
森崎秀嗣、宮崎真人
- 音楽プロデュース
MR.MUSIC
- 音楽制作
Q Department
- ナレーター
宮沢和史
- 制作会社
ビスポークフィルム
- 広告会社
電通
お問い合わせ
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富士フイルムホールディングス株式会社
コーポレートコミュニケーション部 宣伝グループ
ff-brand@fujifilm.com
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富士フイルムメディカル株式会社