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日本
ニュースリリース

2022年9月29日

富士フイルムと三洋化成工業合弁の体外診断用医薬品の生産会社

「富士フイルム三洋化成ヘルスケア株式会社」10月より製造を開始

このニュースリリースは、報道機関向けに発信している情報です。

富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)と三洋化成工業株式会社(本社:京都市東山区、代表取締役社長:樋口 章憲)は、両社が設立した富士フイルム三洋化成ヘルスケア株式会社にて、10月3日より体外診断用医薬品の製造を開始いたします。富士フイルム三洋化成ヘルスケアが製造する医薬品は、富士フイルム和光純薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:吉田 光一)の自動化学発光酵素免疫分析装置「Accuraseed®(アキュラシード)」※1の専用試薬です。

富士フイルムは、富士フイルム和光純薬など当社グループのリソースを結集して、免疫分析システムの開発・製造・販売など体外診断事業の拡大を進めています。富士フイルム和光純薬が2015年に発売した「Accuraseed®」は、甲状腺疾患や感染症など30項目以上の測定が可能で、約10分の迅速測定を実現。幅広い病院や診療所で高い評価を得ています。
富士フイルムと三洋化成は、「Accuraseed®」専用試薬の生産基盤のさらなる強化を図るため、富士フイルム三洋化成ヘルスケアを本年6月に設立。これまでの富士フイルム和光純薬と三洋化成両社分担による製造体制から、富士フイルム三洋化成ヘルスケアに製造を集約する体制に変更します。

富士フイルム三洋化成ヘルスケアは、10月3日より「Accuraseed®」専用試薬の製造を開始します。富士フイルム和光純薬と三洋化成が有する設備・人材・製造ノウハウを組み合わせて、高い生産性を実現します。また、一体となった組織運営の下、意思決定のさらなるスピードアップを図り、タイムリーに経営資源を投入していくことで、伸長する体外診断用医薬品の需要に対応していきます。

富士フイルムと三洋化成は、今後も医療現場のニーズにこたえるさまざまな製品・サービスの提供を通じて、ヘルスケア産業のさらなる発展に貢献していきます。

  • ※1 抗原抗体反応と化学発光反応を組み合わせた化学発光酵素免疫測定法に基づく免疫分析装置。
    医療機器届出番号 27B3X00024000015

富士フイルム三洋化成ヘルスケア株式会社の概要

会社名

富士フイルム三洋化成ヘルスケア株式会社

所在地

三重県三重郡菰野町大字大強原字狐塚2613番地の2

代表者

岡田 美広

資本金

1億円(出資比率 富士フイルム:51%、三洋化成:49%)

設立日

2022年6月17日

社員数

約30名

事業内容

体外診断用医薬品および関連付属製品の製造

お問い合わせ

報道関係

富士フイルムホールディングス株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ

三洋化成工業株式会社
経営企画本部 広報部

  • * 記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。