富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、世界初の「屈曲型二軸回転機構レンズ」を搭載した超短焦点プロジェクター「Zシリーズ」の新たなラインアップとして、「FUJIFILM PROJECTOR Z6000」(以下「FP-Z6000」)を開発しました。
「FP-Z6000」は、高輝度6000ルーメン(lm)の明るい映像投写とクラス※1最小・最軽量を実現したプロジェクターです。本体を動かさずにさまざまな方向へ投写できるほか、至近距離から大画面映像を映し出すこともできるため、設置環境を選ばず多彩な空間演出を可能にします。なお、「FP-Z6000」の発売は、2022年夏を予定しています。
近年、プロジェクターは、オフィスや文教などでの資料・映像投写用途にとどまらず、商業施設や美術館・博物館などでの空間演出用途として利用される機会がますます増えています。
当社は、2019年に明るさ5000lmの「FUJIFILM PROJECTOR Z5000」(以下「FP-Z5000」)、2021年に高輝度8000lmの「FUJIFILM PROJECTOR Z8000」(以下「FP-Z8000」)を発売し、「Zシリーズ」を拡充してきました。「Zシリーズ」は、「屈曲型二軸回転機構レンズ」を搭載し、さまざまな方向への映像投写と至近距離からの大画面映像投写が可能であることから、「設置の自由度が高く、空間演出の幅が広がる」「目立たない場所に設置し、没入感のある空間を演出できる」など、お客さまから高い評価をいただいています。なかでも、「FP-Z8000」は優れた色再現を実現することから、没入型デジタルアート展や舞台などで採用が広がっています。
今回新たに開発した「FP-Z6000」は、レーザー光源を採用し、6000lmの明るい映像を鮮明に映し出すことができるプロジェクターです。ボディ内部の部品を効率的に配置することで、クラス最小(幅460mm・奥行510mm・高さ162.5mm※2)・最軽量(質量約18.0kg)を実現。縦設置・横設置の両方に対応しているため、使用環境に応じて設置方法を選択できます。また、「屈曲型二軸回転機構レンズ」の搭載により、本体を動かさずにさまざまな方向への映像投写が可能。さらに、72cmの至近距離から100インチの大画面映像を映し出すこともできるため、スペースを有効活用した空間演出を実現します。
富士フイルムは、今後も独自の光学技術を生かした、設置自由度の高いプロジェクターの開発・提供を通じて、多様なニーズに応えていきます。
開発品名 | カラーバリエーション |
---|---|
FP-Z6000-B | ブラック |
FP-Z6000-W | ホワイト |
- レーザー光源を採用し、6000lmの明るい映像と鮮やかな色再現を実現します。
- ボディ内部の部品を最適に配置することで、クラス最小(幅460mm・奥行510mm・高さ162.5mm)・最軽量(質量約18.0kg)を実現。さらに、縦設置・横設置の両方に対応しているため、使用環境に応じて設置方法を選択でき、これまでデッドスペースであった場所を有効活用した空間演出が可能です。
- レンズ収納時にレンズとプロジェクター本体が直方体に収まるコンパクト設計を採用。プロジェクターの運搬に伴う負担を軽減します。
- 「屈曲型二軸回転機構レンズ」を搭載し、レンズをマウント軸に90度、レンズ軸に360度回転させることが可能。本体を動かさずにさまざまな方向へ投写することができ、壁やスクリーンのみならず、天井や床などにも簡単に映像を映し出せます。また、本体を隠しレンズ部のみを露出した設置も可能であるため、没入感のある空間演出を実現します。
- TR値0.34の超短焦点レンズにより、72cmの至近距離から100インチの大画面映像を映し出します。プロジェクター本体と投写面の間に生じるデッドスペースを大幅に削減できるため、空間を最大限に活用した演出が可能です。
- 大口径非球面レンズを採用し、クラス最高となる上下70%・左右35%のレンズシフト機能を搭載。プロジェクター本体の位置やレンズの向きを変えることなく、広い範囲で投写映像の位置を移動できます。さらに、1.1倍の光学ズーム機構を備えているため、投写映像の大きさを簡単に調整可能。レンズシフト機能と組み合わせることで、映像の調整作業を効率的に行うことができます。
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