富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、日常生活でひざに違和感を覚えている方向けの機能性表示食品「アユメイト」を2022年6月14 日に発売いたします。本製品には、機能性関与成分「N-アセチルグルコサミン」を配合し、移動時のひざ関節の違和感を軽減する機能※1があります。階段の昇り降りや立ち上がる際にひざに違和感を覚える方、いつまでも快適に自分の足で歩き続けたい方をサポートするためのサプリメントです。
- ※1 N-アセチルグルコサミンの機能性として
開発の背景
ひざ関節に悩みや違和感を抱いている方は年齢とともに増加し、60代では、男性の4人に1人、女性の3人に1人が悩みや違和感を抱えていると報告されています※2。また、足腰の衰えを感じている50~70代の方を対象にした調査では、50%以上の方が日常生活(階段の昇り降り、立ち上がる時、歩いている時)の中で足腰の衰えを感じており、さらに、足腰の衰えに伴う症状を改善することで、いつまでも自分の足で歩き続けたい、健康的に長生きしたいと回答しています※3。このようなニーズを背景に、国内サプリメント市場において「骨・関節・筋肉サポート」市場は年々拡大しており、2020年の市場規模は約953億円※4と、「生活習慣予防」市場、「ダイエット」市場に次いで3番目に大きく、今後も拡大すると予想されています。
そこで当社は、日常生活でひざの違和感が気になる方、いつまでも自分の足で歩き続けたい方に向けて、移動時のひざ関節の違和感を軽減する機能を持つ機能性関与成分「N-アセチルグルコサミン」に着目し、独自の処方によって、1日の摂取目安量を3粒と少量に抑えるとともに、水と一緒に飲むだけではなく水なしで噛んでも手軽に摂取できる「アユメイト」を開発しました。
製品特長
「アユメイト」は、移動時のひざ関節の違和感を軽減する機能性関与成分「N-アセチルグルコサミン」を配合した機能性表示食品です。「アユム(歩む)」と「メイト(友達)」を合わせたネーミングで、「いつまでも自分らしい人生を歩むお客さまに寄り添う存在でありたい」という想いが込められています。
① 機能性関与成分「N-アセチルグルコサミン」を豊富に配合した独自の処方
同じグルコサミン類である「グルコサミン塩酸塩」に比べて、体内定着率が約3倍※5の天然型グルコサミン「N-アセチルグルコサミン」をたっぷり550mg(一日摂取目安量3粒当たり)配合。この「N-アセチルグルコサミン」は軟骨に留まって※6働くと考えられています。
② 手軽で続けやすい処方設計
1日の摂取目安量を3粒と少量に抑え、水と一緒に飲むだけではなく水なしで噛んでも摂取できる手軽さによって、習慣化しやすい処方設計にしました。
ほんのりと甘いミルク味で、おいしさにもこだわりました。
![[画像]機能性表示食品「アユメイト」](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2022-04/7069ff03dd3da71d919c052956861cdc/news_7931_01.jpg)
機能性表示食品「アユメイト」
N-アセチルグルコサミンの機能性
N-アセチルグルコサミンには、移動時のひざ関節の違和感を軽減する機能が報告されています。N-アセチルグルコサミンを12週間摂取することで、JOAスコア(医師によるひざ関節状態の評価方法、スコアが高いほどひざ関節の状態がよいことを示す)が有意に上昇したという報告があります(図1)。
【図1】N-アセチルグルコサミンの摂取によるJOAスコアの向上
![[グラフ]N-アセチルグルコサミンの摂取によるJOAスコアの向上](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2022-04/9dd082585ee7fc8277a0e8dba25d6737/news_7931_02.jpg)
試験概要
対象 | 20歳~70歳の男女 |
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摂取者 | ① N-アセチルグルコサミン含有食品:49人 ② 機能性関与成分なし:49人 |
期間 | 1日1回12週間摂取 |
試験 | ① N-アセチルグルコサミン500mg/日を含有した食品 ② 機能性関与成分なし(0mg/日)を摂取 |
結果 | N-アセチルグルコサミン摂取は機能性関与成分なしに比べてJOAスコアが優位に上昇した。 |
出典:久保村ら,応用薬理,99,71-77(2020)
- ※ 研究レビュー採用文献のうち、代表的な臨床試験の結果から作成
こんな方をサポート
- 階段の昇り降りや立ち上がる際にひざに違和感を覚える方
- いつまでも快適に自分の足で歩き続けたい方 など
開発のこだわり
1. 成分
自然界に存在している天然型グルコサミンである「N-アセチルグルコサミン」は、同じグルコサミン類である「グルコサミン塩酸塩」と比較して、体内に約3倍定着すること※5に着目しました。この「N-アセチルグルコサミン」は軟骨に留まって※6働くと考えられています。
機能性関与成分N-アセチルグルコサミンの特徴
![[画像]体内定着率約3倍(グルコサミンに対して)軟骨に留まる。働く](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2022-04/8d9516d50604bfcab7ce409bf7eb08be/news_7931_03.jpg)
2. 環境負荷低減への取り組み
富士フイルムグループでは、2030年までにCO2排出量の50%削減(2019年比) ※8を目標に掲げ、環境負荷低減への取り組みをさらに強化しております。その一環として、サプリメント商品のプラスチックボトルを順次廃止し、アルミ製の袋パッケージに切り替えていきます。本製品でもアルミ製パッケージを採用することにより、プラスチックボトルを使用した場合に比べてCO2排出量を約75%削減することができます。
富士フイルムは、「予防」から「診断」、そして「治療」まで、すべての領域で人々の健康に貢献できる幅広い技術と知見を持った「トータルヘルスケアカンパニー」として、人々の生活の質のさらなる向上に取り組んでいます。
その中で、「FUJIFILMサプリメント」は、『健康は、楽しい。』をテーマとして、写真分野で培った独自のナノテクノロジーや安定化技術などを活用することで、成分を効率よく体に吸収させて必要な場所に届ける商品を提供しています。今後も、より多くのお客さまのニーズをとらえた独自性の高い高品質で安心な「FUJIFILMサプリメント」の提供を通じて、多くのお客さまの健康維持・増進に貢献していきます。
- ※2 Yoshimura et al. J Bone Miner Metab 32, 524–532(2014)
- ※3 TPCマーケティングリサーチ(株)「コンシューマーレポートNo.287 ロコモ対策商品ユーザーの実態とニーズ」
- ※4 (株)富士経済 H・Bフーズマーケティング便覧2022 No1.-機能志向食品編-
- ※5 N-アセチルグルコサミン(庄司ら. キチン・キトサン研究 5, 34-42 (1999))とグルコサミン塩酸塩(Setnikar et al. Pharmatherapeutica 3, 538-550(1984))の排出率から算出、一定時間生体内に留まる率を示す(144時間後まで確認)
- ※6 N-アセチルグルコサミンが軟骨組織で検出されたことを示す(48時間後まで確認)
- ※7 グルコサミン塩酸塩のこと
- ※8 原材料調達から製造、輸送、使用、廃棄に至るまでの自社製品のライフサイクル全体において
記
1. 発売日
2022年6月14日
2. 製品名・価格など
製品名(販売名) | アユメイト※9 |
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分類 | 機能性表示食品 |
届出番号 | G737 |
機能性関与成分 (3粒当たり) | N-アセチルグルコサミン 550 mg |
その他成分 | サメ軟骨抽出粉末(コンドロイチン、II型コラーゲン含有) 34mg |
届出表示 | 本品にはN-アセチルグルコサミンが含まれます。N-アセチルグルコサミンは、移動時のひざ関節の違和感を軽減することが報告されています。歩行や階段の昇り降りが気になる方に適しています。 |
容量・価格 | 30日分(90粒入り) 3,980円(税込) |
一日摂取目安量 | 3粒 |
製品特長 | ① 「移動時のひざ関節の違和感を軽減する」機能性関与成分「N-アセチルグルコサミン」を550mg(一日摂取目安量3粒当たり)と豊富に配合した独自の処方 ② 1日摂取目安量が3粒と少なく、水と一緒に飲むだけではなく水なしで噛んでも摂取できるため、手軽で習慣化しやすい ③ ほんのりと甘いミルク味 |
パッケージ | 機能性のキャッチコピーとヒトが歩くイラストで歩みをサポートすることを視覚的にわかりやすく表現しています。 また、アルミ製パッケージを採用することにより、プラスチックボトルを使用した場合に比べてCO2排出量を約75%削減することができます |
- ※9 機能性表示食品届出での商品名は「アユメイトb」
3. 販売方法
- ① 株式会社 富士フイルム ヘルスケア ラボラトリーより通信販売。
- インターネットhttps://h-jp.fujifilm.com/ 電話0120-241-946
- ② 外部通販サイトより販売。
- ③ 直営店「ASTALIFT 六本木店(フジフイルム ヘルスケアショップ)」、および「ASTALIFT GINZA(アスタリフト ギンザ)」にて販売。
参考資料
1. ひざ関節ついて※10
ひざ関節の骨の表面はなめらかで弾力性のある軟骨で覆われており、軟骨はひざ関節をスムーズに動かす役割を果たしています。軟骨の主な成分は水(60~80%)であり、プロテオグリカンやヒアルロン酸(4~7%)が保水し、II型コラーゲン(15~22%)がそれらを支える構造となっています。
2. ひざ関節の軟骨の変化について※11、12
加齢、肥満、筋力低下などによるひざ関節への負荷の増加をきっかけに、軟骨が変性します。軟骨の変性に伴い、軟骨細胞がダメージを受けることがあり、それにより炎症反応が起こります。炎症反応により炎症成分と軟骨分解成分が産生され、軟骨分解成分により軟骨成分(II型コラーゲン)が分解し、分解物(軟骨のかけら)が炎症反応や軟骨損傷をさらに進行させるという悪循環が起きます。
3. N-アセチルグルコサミンについて
N-アセチルグルコサミンはえび・かにの甲殻を原料に製造されるグルコサミン類の一種で、自然界に存在している天然型グルコサミンです。N-アセチルグルコサミンは、軟骨損傷の進行の過程において、炎症反応による炎症成分の産生を抑えること※13、炎症反応による軟骨分解成分の活性化を抑え軟骨成分(II型コラーゲン)の分解を抑えること※14(図2)が報告されています。
【図2】ひざ関節内のイメージ
![[図]ひざ関節内のイメージ](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2022-04/780538fb90d4a97b80c713ed299aa9a7/news_7931_05.jpg)
- ※10 長岡. 順天堂医事雑誌 59, 152-162(2013)
- ※11 Kapoor et al. Nat. Rev. Rheumatol 7, 33-42(2011)
- ※12 石田ら. 日本ペインクリニック学会誌 25, 53-62(2018)
- ※13 Kubomura et al. Exp Ther Res 13, 1614-1621(2017)
- ※14 Shikhman et al. J Immunol 166, 5155-5160(2001)
ニュース用画像データ

ZIP: 2.7MB
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