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日本
ニュースリリース

2022年1月26日

若年層の乾燥・敏感肌をケアしてうるおう肌へ誘う

新スキンケアブランド「クレスク by アスタリフト」
「ジェリー状化粧液」と「クリーム状乳液」新発売

『いいときも、わるいときも、ここちいい肌へ。』をキャッチコピーにブランドを展開

富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、乾燥肌や敏感肌をケアする若年層向けのスキンケアブランド「cresc. by ASTALIFT(クレスク バイ アスタリフト)」を新たに展開します。独自のナノ分散技術で微粒子化した「Wヒト型ナノセラミド※1」と「チャ葉エキス※2」を配合したジェリー状化粧液「ジェリーコンディショナー」とクリーム状乳液「モイスチュア リッチミルク」の2品を2022年3月1日より発売いたします。

発売の背景

20~30代で最も多い肌悩みは「乾燥」です。当社の独自調査※3では、「乾燥」の肌悩みを持つユーザーの約70%が「敏感肌である」「肌荒れしやすい」と自覚し、さらに、その肌荒れの原因を「季節の変わり目」や「空気の乾燥」など、身近な環境の変化によるものだと感じていることが分かりました。そこで当社は肌荒れを引き起こす環境要因を解析し、季節の変わり目やマスク生活によって生じる「湿度変化」がその一因であることに着目。当社がこれまでアスタリフトブランドで培ってきた先進性や技術力を生かして、シンプルな2ステップケアで、20~30代のゆらぎがちな肌※4に寄り添う新スキンケアブランド「クレスク by アスタリフト」の開発に至りました。

新ブランドについて

クレスクの名前の由来は、「だんだん強く」を意味する音楽用語クレッシェンドです。アスタリフトで培った「先進性」「技術力」が生かされていることから、ブランド名を「クレスク by アスタリフト」といたしました。「寄り添う」「楽しむ」「共に変化する」の3つのブランドフィロソフィーに基づき、ゆらぎがちな肌※4を整えて心をだんだんと軽やかにすることを目指しています。『いいときも、わるいときも、ここちいい肌へ。』をキャッチコピーに、肌悩みだけではなく、ユーザーの心のゆらぎにも寄り添うスキンケアブランドとして展開していきます。クレスク by アスタリフトは、ターゲットである20~30代の若年層に向けてデジタルコミュニケーションに特化したD2Cブランドと位置付けています。

[画像]製品画像

ジェリー状化粧液「ジェリーコンディショナー」とクリーム状乳液「モイスチュア リッチミルク」

新製品の特長

クレスク by アスタリフトは乾燥・敏感肌をケアする2ステップ設計のスキンケアブランドです。肌を整えてうるおいで満たす「Wヒト型ナノセラミド※1」と「チャ葉エキス※2」を配合したジェリー状化粧液「ジェリー コンディショナー」と、整った肌を維持し、うるおいを守るクリーム状乳液「モイスチュア リッチミルク」でゆらぎがちな肌※4をケアします。「ジェリーコンディショナー」には、敏感肌に不足しがちなアシルセラミドを肌に効率的に補うため、「ヒト型ナノアシルセラミド※5」をバランスよく配合しました。「ジェリーコンディショナー」は肌の上でまろやかな化粧液に変わるみずみずしさ、「モイスチュア リッチミルク」は濃厚なのに軽やかでべたつきを最小限に抑えたテクスチャーが特徴です。どちらも無香料・無着色・アルコールフリー。敏感肌を第一に考えた低刺激設計にしました(すべての方にアレルギーや皮ふ刺激が起きないというわけではありません。また、ニキビができないわけではありません)。

富士フイルムは、これまでに培ってきたコアテクノロジーを駆使することで、今後もより多くのニーズをとらえた独自性の高い商品をご提供し、人々の美容と健康に貢献していきます。

  • ※1 整肌成分(セラミドEOP、セラミドNP、セラミドAP)
  • ※2 整肌成分
  • ※3 2020年5月実施(対象者数557名)
  • ※4 ゆらぎがちな肌とは、季節の変わり目などの環境変化によって乾燥・敏感肌になりやすいこと
  • ※5 整肌成分(セラミドEOP)
1. 発売日

2022年3月1日

2. 製品名・価格など
製品名 クレスク by アスタリフト 
ジェリーコンディショナー
[画像]
クレスク by アスタリフト
モイスチュア リッチミルク
[画像]
販売名 クレスク ジェリーコンディショナー クレスク モイスチュア リッチミルク
種別名称 ジェリー状化粧液(敏感肌用) クリーム状乳液(敏感肌用)
容量・価格(税込) 本品 レフィル 本品 レフィル
120mL 55g
5,500円 4,950円 3,960円 3,410円
商品特長

独自のナノ分散技術で微粒子化した「Wヒト型ナノセラミド※1」と「チャ葉エキス※2」配合。肌を整えて、うるおいがつづきます。
季節の変わり目やマスク生活によって生じる湿度変化で乾燥してゆらいでしまう「きまぐれ敏感肌」に寄り添い、ここちいい肌を目指します。

  1. 肌を整えるジェリーコンディショナー
    「Wヒト型ナノセラミド※1」配合。敏感肌に不足しがちなアシルセラミドを効率的に補うため、「ヒト型ナノアシルセラミド※5」をバランスよく配合。肌を整え、うるおいで満たします。
  2. 整った肌を維持し、うるおいを守るモイスチュア リッチミルク
    たっぷりの保湿成分で、整えた肌を維持。整った肌のうるおいを保つことによって、ここちいい肌を目指します。
  3. 低刺激設計
    敏感肌を第一に考えた低刺激設計。敏感肌パッチテスト済み、アレルギーテスト済み、ニキビのもとになりにくい処方設計です。(すべての方に皮ふ刺激が発生しないということではありません。また、ニキビができないわけではありません。)
パッケージデザイン 限りなく透明なピンクにネイビーのグラデーションを掛け合わせ、深いうるおいにやさしく満たされていくような神秘的で凛とした世界観を表現。ドーム形状のシンプルでスマートなフォルムにより、先進的なサイエンスから生まれる「うるおい」そのものを想起させるデザインとしました。
3. 販売方法
  1. 株式会社 富士フイルム ヘルスケア ラボラトリーより通信販売。
    インターネットhttps://h-jp.fujifilm.com/ 電話0120-596-221
  2. 外部通販サイトより販売。
  3. 直営店「ASTALIFT 六本木店(フジフイルム ヘルスケアショップ)」(東京ミッドタウン「FUJIFILM SQUARE」内:東京都港区赤坂9-7-3)、および「ASTALIFT GINZA(アスタリフト ギンザ)」(東京都中央区銀座3-2-13)にて販売。
参考資料
1. 富士フイルムの敏感肌研究について

季節の変わり目やマスクの着脱による肌の不調に悩む方が多い一方で、そのような環境の変化が敏感肌を引き起こすメカニズムに関しては、あまり研究が進んでいませんでした。そこで、当社は、敏感肌を引き起こすメカニズムの解明に取り組み、湿度の低下による刺激(以下、湿度差刺激と表記)によって敏感肌が生じる一因を解明しました。角層細胞間脂質の構成成分であるアシルセラミドに影響を与える酵素ELOVL4が湿度差刺激によって減少することを発見し、肌の保護機能の維持にはELOVL4が重要であることを見出しました。

湿度差刺激が角層水分量および肌の保護機能に影響することを実証

マスクの着脱や季節の変わり目に生じる湿度差刺激を受けた肌は、外的刺激に敏感に反応し、炎症を生じやすいことが知られています。そこで、この「湿度差刺激」が肌に与える影響を検証しました。高湿度(90%RH)から低湿度(30%RH)に変化させて湿度差刺激を与えて培養した表皮モデルと高湿度(90%RH)で培養した表皮モデルを比較すると、湿度差刺激を与えた表皮モデルでは、角層水分量が減少し、肌の保護機能が低下することを実証しました。

湿度差刺激による角層水分量への影響
[グラフ]角層水分量 相対値 100%(湿度差刺激無し)から69%(湿度差刺激有り)へ低下
湿度差刺激による肌の保護機能への影響
[グラフ]肌の保護機能(経上皮電気抵抗値(TER)相対値) 100%(湿度差刺激無し)か14%(湿度差刺激有り)へ低下
湿度差刺激によってアシルセラミドに影響を与える酵素ELOVL4が低下することを発見

湿度差刺激が肌の保護機能に与える影響を検証すると、湿度差刺激を与えた表皮モデルでは、アシルセラミドに影響を与える酵素ELOVL4の発現が少ないことを発見しました。この研究結果から、酵素ELVOL4の減少を抑えることが肌の保護機能の維持に重要であることを見出しました。

2. 富士フイルムのセラミド研究について

富士フイルムは、肌を健やかに保つためには、肌の「保護機能」を担う角層を整えることが重要だと考え、その角層の構成要素である「セラミド」に関する研究開発を行ってきました。

肌の保護機能とセラミド

人の肌は、表皮と真皮からなり、表皮の最上層には、角層細胞と角層細胞間脂質で構成される角層が存在します。角層細胞間脂質の約50%はセラミドとアシルセラミドで構成され、肌の保護機能維持にとても重要な構成要素として知られています。

セラミドとアシルセラミドについて
[画像]角層の拡大図
セラミドの種類

セラミドにはさまざまな種類がありますが、もともと肌の角層に存在するセラミドと同一の化学構造を持つセラ
ミドを「ヒト型」のセラミドといいます。「ヒト型」のセラミドは、植物由来のセラミドや疑似セラミドなどの他のセラミドと比べ、肌への親和性が高く、肌への効果が期待できる保湿成分です。

「ヒト型」のセラミドと「ヒト型」のアシルセラミドを独自ナノ分散技術で極小化することに成功

「ヒト型」のセラミドは、溶液中で結晶化しやすい性質があるため、当社の通常分散技術では、粒子の大きいセラミドしか配合できませんでした。そこで、「ヒト型」のセラミドと「ヒト型」のアシルセラミドのそれぞれの特性を分析し、それぞれに適した処方設計を開発することによって、約20ナノメートルサイズにまで極小化した2種のセラミドを開発し、製剤に高濃度で安定的に配合することに成功しました。

ナノサイズに極小化したセラミド
[画像]
ナノサイズに極小化したアシルセラミド
[画像]

セラミド・アシルセラミドともに、粒子径が小さい状態で安定しているため、背景の文字が読めるほど光の透過性が高い

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