富士フイルム株式会社(社長:後藤 禎一)は、独自の色再現技術による卓越した画質と小型軽量を実現するミラーレスデジタルカメラ「Xシリーズ」用交換レンズ「XFレンズ」の最新の開発ロードマップを公開します。今回の開発ロードマップでは、超望遠ズームレンズと高倍率ズームレンズの2本を新たに加えます。
当社は、「Xシリーズ」の新製品投入および「XFレンズ」のラインアップ拡充により、小型軽量な「Xマウントシステム」※1で写真を撮影する魅力を拡大してきました。今回、「XFレンズ」の開発ロードマップに、新たに超望遠ズームレンズと高倍率ズームレンズの2本を追加。今後、40本の充実したラインアップで、多様な撮影ニーズに応えていきます。
今回新たにロードマップに加えた交換レンズ
① 超望遠ズームレンズ
「Xシリーズ」史上最長となる、150-600mm(35mm判換算:229-914mm相当)をカバーする焦点距離を備えた超望遠ズームレンズです。望遠から超望遠の焦点距離を生かして、遠方のスポーツ選手や野生動物などを撮影するのに最適です。また、「Xマウントシステム」の利点を最大限に生かしたコンパクト設計により、快適に手持ち撮影が行えるなど高い機動力を発揮します。
② 高倍率ズームレンズ
焦点距離18−120mm(35mm判換算:27-183mm相当)を備える高倍率ズームレンズです。「XFレンズ」では初めて、ワンオペレーションでの本格的な動画撮影をサポートする機能を搭載。静止画撮影から動画撮影まで幅広いニーズに対応します。
当社は、本日、大口径広角単焦点レンズ「フジノンレンズ XF23mmF1.4 R LM WR」・大口径標準単焦点レンズ「フジノンレンズ XF33mmF1.4 R LM WR」の発売を発表しました。これらと、本年5月に発売した大口径広角単焦点レンズ「フジノンレンズ XF18mmF1.4 R LM WR」は、新世代「大口径プライム」シリーズで、将来のイメージセンサーの高画素化を見据えた高解像性能を有し、圧倒的な描写力を実現するレンズです。
今後、当社は、新世代「大口径プライム」シリーズ製品や、今回ロードマップに示した2本を加えた充実のレンズラインアップなどを通じて、「Xマウントシステム」をさらに進化させ、撮影する悦びを提供していきます。
- ※1 APS-Cサイズセンサー搭載のミラーレスデジタルカメラ「Xシリーズ」で採用している、「Xマウント」を使ったシステム。
「Xシリーズ」用交換レンズの開発ロードマップ
![[図]「Xシリーズ」用交換レンズの開発ロードマップ](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2021-08/ca5feb5b008ba0fb6fd93b0d39c7c723/news_6851_01.jpg)
今回新たにロードマップに加えたレンズを緑色の枠で示しています。
- * 最終的な製品外観は異なります。
- * 上記のロードマップは、2021年9月時点のものです。製品の仕様は、変更となる場合があります。
- * 括弧内の焦点距離は35mm判換算の数値です。
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