富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、独自の色再現技術による卓越した画質と小型軽量を実現するミラーレスデジタルカメラ「Xシリーズ」用交換レンズ「XFレンズ」のラインアップとして、「フジノンレンズ XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR」(以下、「XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR」)を2024年6月28日に発売します。
「XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR」は、広角16mm(35mm判換算:24mm相当)から中望遠50mm(35mm判換算:76mm相当)の焦点距離を備えた標準ズームレンズです。ズーム全域で「Xシリーズ」第五世代の裏面照射型約4020万画素「X-Trans™ CMOS 5 HR」※1センサーに対応した高い解像性能と、「XFレンズ」のズームレンズで最軽量※2となる質量約240gを両立。さらに、高速・高精度なAF、テレ端での最大撮影倍率0.3倍(35mm判換算:最大撮影倍率0.45倍相当)、防塵・防滴・-10℃の耐低温構造などにより、幅広いシーンでお使いいただけます。
「XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR」は、汎用性の高い焦点距離域をカバーしているため、旅先の風景や建築物の広角撮影から、中望遠を生かしたポートレート撮影まで幅広い用途に対応します。また、高い解像性能に加え、35mm判換算でハーフマクロ相当※3の近接性能を備えたことで、料理や工芸品、植物の撮影など、日常のあらゆるシーンで威力を発揮。カメラに常時装着し、複数レンズの役割を1本で担うことができます。
当社は「XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR」の発売とともに、同レンズのパフォーマンスを最大限に引き出すボディ内手ブレ補正機能搭載の「FUJIFILM X-T5」とのレンズキットを7月より市場導入する予定です。
1. 製品名、発売日、価格
製品名 | 発売日 | 希望小売価格(税込) |
---|---|---|
「フジノンレンズ XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR」 | 2024年6月 <2024年6月6日追記> 2024年6月28日 |
121,000円 |
2. 製品特長
1) 汎用性の高い撮影領域をカバーし高品位な撮影が可能
- 非球面レンズ3枚、EDレンズ3枚を含む9群11枚のレンズ構成を採用。倍率色収差や軸上色収差を抑制し、ズーム全域において高い解像性能を発揮します。
- 景観撮影や集合写真で活躍する広角16mm(35mm判換算:24mm相当)から、ポートレート撮影で生きる中望遠50mm(35mm判換算:76mm相当)まで汎用性の高い焦点域をカバーしています。
- テレ端での最大撮影倍率0.3倍(35mm判換算:最大撮影倍率0.45倍相当)を実現。ズーム全域で最短撮影距離24cm、レンズ先端から最短15cmまで被写体に近づいて撮影することができます。
2) 軽量設計により、シーンを問わず長時間撮影の負担を軽減
- レンズの最適な配置により、高解像を維持しながらも、「XFレンズ」のズームレンズで最軽量となる質量約240gを実現。気軽に持ち運べる軽量設計が、汎用性の高い標準ズームの利便性を飛躍的に向上させます。
- ズーム時にレンズが繰り出さない全長一定の構成により、より快適なズーム操作をお楽しみいただけます。
3) 高速・高精度なAFを実現
- 小型軽量なフォーカスレンズ群をリニアモーターで駆動させるインナーフォーカス方式を採用。さらにフォーカスレンズ群の小型化で実現した約0.015秒※4の高速・高精度AFにより、決定的瞬間を逃しません。
4) 防塵・防滴・-10℃の耐低温構造を採用し、優れた実用性を発揮
- 鏡筒の13か所にシーリングを施した防塵・防滴・-10℃の耐低温構造を採用。小雨や埃が舞う環境での撮影から、雪原や海辺などにおける風景撮影まで、幅広い撮影シーンで安心して使用いただけます。
ニュース用画像データ
ZIP: 1.9MB
更新履歴
2024年6月6日更新
2024年5月16日
お問い合わせ
報道関係
富士フイルムホールディングス株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
お客さま
富士フイルムデジタルカメラサポートセンター