富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、INSTAX “チェキ”※1のアナログインスタントカメラの最上位モデル「INSTAX mini 99(インスタックス ミニ ナインティーナイン)™」(以下「mini 99™」)を2024年4月11日に発売します。
「mini 99™」は、現在世界中で好評いただいている「INSTAX mini 90™」(以下「mini 90™」)をさらに進化させたモデルです。カメラ内部にLEDを搭載し、ダイヤルの設定値に応じて異なる色の光をフィルムに直接照射することで6種類の色表現ができる「カラーエフェクトコントロール」や、周辺光量を抑え中心部をフォーカスする「ビネットモード」など、アナログ技術でプリント表現の幅をさらに広げる新機能を搭載。撮影時の明るさなど撮影環境によって、プリントに現れる「カラーエフェクトコントロール」「ビネットモード」の効果も異なるため、味わい深い多彩な写真をお楽しみいただけます。
また、カメラ本体を手になじむマット感のあるレザー調のテクスチャーとするなど、最上位モデルに相応しい高品位な外観・質感のクラシックデザインを採用しています。
今回、当社は「mini 99™」の本体カラーに合わせたカメラケースとミニフィルム用フォトアルバムの新色 (ブラック) も同時発売します。また、写真フィルムの現像で使用する「マウント」をモチーフにし、「mini 99™」のプリント表現をさらに際立たせる、ミニフォーマットフィルム「PHOTO SLIDE(フォトスライド)」も今夏発売予定です。
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/434ed1bc51a564dc2abe8997a94c54c8/news_11202_01_0.jpg)
「mini 99™」のキービジュアル
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/671142ae6be79bc945b7b13b17ade4b5/news_11202_02.jpg)
「mini 99™」で撮影した作例
日本で“チェキ”の愛称で親しまれているインスタントフォトシステム INSTAXは、1998年の発売から昨年25周年を迎えました。時代とともに、トレンドや進化する技術を取り入れ、アナログインスタントカメラのみならず、デジタル技術を取り入れたハイブリッドインスタントカメラ、スマホプリンターとラインアップを拡充。さらに昨年10月には、INSTAXシリーズ初となる「撮影」に特化した手のひらサイズカメラ「INSTAX Pal™」を発売しました。INSTAXは多様な写真の楽しみ方を提供し、若年女性層のみならず、男性層やミドル層にもユーザー層を広げています。
今回発売する「mini 99™」は、カメラ内部にLEDを搭載し、ダイヤルの設定値に応じて異なる色の光をフィルムに直接照射することで6種類の色表現ができる「カラーエフェクトコントロール」と、レンズ開口部を手動で狭めて周辺光量を抑制し中心部をフォーカスする「ビネットモード」を新たに搭載。カメラ側面のダイヤルで明るさを調整できる「濃淡調整」と掛け合わせることで、プリント表現の幅をさらに広げます。
また「mini 90™」でも採用している、画質の向上が可能な「遠景/マクロモード」・「インドアモード」※2、動きの速い被写体の撮影に最適な「スポーツモード」※2に加え、集合写真に適した「セルフタイマー」を搭載。さらに「バルブモード」や「二重露光」など、光を操る撮影モードもお楽しみいただけます。
当社は、「mini 99™」を含めたINSTAXの魅力をさらに拡大するため、チェキプリントをスマホで簡単にスキャン・保存し、デジタルでも楽しめるとご好評いただいているINSTAX”チェキ”スマ―トフォン用アプリ※3「INSTAX UP!」(以下、「INSTAX UP!」)のバージョンアップ版の提供を3月13日に開始しました。バージョンアップ版では、「アルバム機能」を新たに搭載。スキャンしたチェキプリントをテーマごとにまとめてコレクションできるため、チェキプリントの楽しみをさらに広げます。
当社は今後も、“撮ったその場で、すぐにプリントが楽しめる”インスタントフォトシステムINSTAXの世界を広げていきます。
- ※1 INSTAXおよびチェキは、富士フイルム株式会社の登録商標または商標です。
- ※2 「mini 90™」の「パーティーモード」「キッズモード」から名称を変更し、それぞれ「インドアモード」「スポーツモード」としました。
- ※3 Android端末およびiOS端末対応の無料アプリ。Android端末の場合はGoogle Playより、iPhoneなどiOS端末の場合はApp Storeより取得可能。Android、Google Playは、Google Inc.の商標または登録商標です。iPhone、App Storeは、米国およびその他の国で登録されたApple Inc.の商標です。iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。IOSの商標は、Ciscoの米国およびその他の国のライセンスに基づき使用されています。
記
1. 製品名・発売日・価格
製品名 | 発売日 | 価格 |
---|---|---|
(1)「INSTAX mini 99™」 | 2024年4月11日 | オープン価格 |
(2)「INSTAX mini 99™」用カメラケース | ||
(3) INSTAX miniアルバム (ブラック) | ||
(4) INSTAX ミニフォーマットフィルム 「PHOTO SLIDE」 | 2024年夏 |
(1)「INSTAX mini 99™」
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/f962c9853c4d159d9450fce4542107e3/news_11202_03.jpg)
(2)「INSTAX mini 99™」用カメラケース
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/91f862207a4e937d30098e01dc51c864/news_11202_04.jpg)
(3) INSTAX miniアルバム (ブラック)
![アルバムが閉じた状態](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/46af343115af05d785fecb271c448d78/news_11202_05.jpg)
![アルバムを開いた状態](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/80b58f2167fac7f1284ceb49ff98311d/news_11202_06.jpg)
(4) INSTAXミニフォーマットフィルム「PHOTO SLIDE」
![「PHOTO SLIDE」パッケージ](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/a5058beb0eac875f2c7cffc2bda464bd/news_11202_07.jpg)
![「PHOTO SLIDE」で撮影した例](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/1e507675620817c2e1bce9ceaa4ff2c9/news_11202_08.jpg)
2. 「INSTAX mini 99™」の主な特長
(1) アナログ感を追求した操作性と高級感のあるクラシックデザイン
レンズダイヤルの回転による電源・焦点距離の切り替え、側面のダイヤルでの光や明るさの調整など、アナログ感を楽しめる操作性を追求しました。カメラ本体には手になじむマット感のあるレザー調のテクスチャーを採用。ハンマートーン塗装や色入れ文字を施し、アナログインスタントカメラ最上位モデルに相応しい高品位な外観・質感のクラシックデザインです。
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/fa01acd77d092d159f495c8c36cbc2f7/news_11202_09.jpg)
フロント面
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/eb7999599ab6400a4bb1954e38bec485/news_11202_10.jpg)
背面
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/823bd0a89613c8a8bab2773b426b8207/news_11202_11.jpg)
側面
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/bc76538c9f187b3d5424d1d7159fa13a/news_11202_12.jpg)
天面
(2) ダイヤルの設定に応じて異なる色の光を直接フィルムに照射することで、その瞬間を自由に彩れる「カラーエフェクトコントロール」
カメラ内部に4つのLEDを搭載。側面の「カラーエフェクトダイヤル」の設定値に応じ、異なる色の光を撮影時にフィルムに直接照射することで、6種類の色表現を実現します。撮影時の明るさなど撮影環境によって、プリントに現れる「カラーエフェクトコントロール」の効果も異なるため、味わい深い多彩な写真をお楽しみいただけます。
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/c0a12f6fc73de073bdae8761530545ef/news_11202_13.jpg)
「カラーエフェクトダイヤル」とカメラ内部搭載のLED
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/810e389402ac1e069748416f86a0c507/news_11202_14.jpg)
N(Normal)
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/e3251bd6706afd417136f65fb58002e8/news_11202_34_0.jpg)
FG(Faded Green)
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/a1d0e62ba7d4abb2cfe31fbe4bd3d6ae/news_11202_35.jpg)
WT(Warm Tone)
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/f977a9e172077103a1bc1ee8dea84be1/news_11202_36.jpg)
LB(Light Blue)
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/5584f2e0c5a0f980e8b941dc9d73fb91/news_11202_37.jpg)
SM(Soft Magenta)
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/0b55d3504cb83d081faa62f152212503/news_11202_38.jpg)
SP(Sepia)
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/c2d450d7ae9fecd9f8e1974f5556ae25/news_11202_39.jpg)
LL(Light Leak)
(3) レンズ開口部を狭めることで、周辺光量を調整できる「ビネットモード」
スイッチをONにすることでレンズ開口部を手動で狭めます。周辺光量を抑え、中心部をフォーカスする芸術的な写真が撮影可能です。
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/33b6152aaea526d042cfc44c4f66aab1/news_11202_15.jpg)
スイッチOFF
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/7fa0d5d538c2d2aa7270baf8530cd522/news_11202_16.jpg)
スイッチON
(4) 写真の明暗を調整できる便利な5段階の「濃淡調整」
カメラ側面の「濃淡調整ダイヤル」を使用し、ハイキーやローキーの写真を楽しめます。「D-」から「L+」までの5段階で調整可能で、「カラーエフェクトコントロール」や「ビネットモード」との掛け合わせにより、色合いと明るさを自由自在に操り撮影できます。
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/5c39cf168505b4ba5a2466910287a4e4/news_11202_17_0.jpg)
「濃淡調整ダイヤル」
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/9e0a2a83e1de58660009251e8de85cf2/news_11202_18_0.jpg)
D-(より暗く)
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/0318efc521ef3052eb42b7fc60da69ca/news_11202_19_0.jpg)
D(暗く)
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/6523cc596fcbd7aca224f7e02dbe87a3/news_11202_20_0.jpg)
・(標準)
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/453f6b01300b287136f4a1c438fe0985/news_11202_21_0.jpg)
L(明るく)
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/c32020413d5450dc60d75c44e584926d/news_11202_22_0.jpg)
L+(より明るく)
(5) 撮影シーンに応じて、さらに撮影が楽しめる多彩なモード
- 被写体の距離に応じてくっきりとした写真を撮影できる「遠景/マクロモード」や、明かりが入りにくい環境下で背景をより明るく撮影する「インドアモード」、動きの速い被写体の撮影に適した「スポーツモード」を搭載。
- イベントや集合写真を撮りたい時に便利な「セルフタイマー」を搭載。発光禁止や赤目補正など撮影場所に応じて「フラッシュ」を切り替えできます。
- 1枚のフィルムに2度シャッターを切り、像を重ねることができる「二重露光」や、シャッターを長時間開くことができる「バルブモード」により、光を使った、幻想的でクリエイティブな写真も撮影できます。
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/2897b1139d69d9faef2ce0df2f80d940/news_11202_23_0.jpg)
「遠景モード」で風景もくっきりと
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/42dfd7bf18468e3a28633928d7094d9d/news_11202_24.jpg)
「マクロモード」で近くのものもシャープに撮影
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/ab9ae1f017a8597a6fd091730f60e61c/news_11202_25.jpg)
「スポーツモード」で早い動きでもブレを軽減
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/315a34b479267bc3bfd793778a31746f/news_11202_26.jpg)
「二重露光」で風景と人物を重ねてクリエイティブな作品に
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/85991dd0cad7db494430593047058b27/news_11202_27.jpg)
「バルブモード」で幻想的な表現に
(6) その他
- 取り外し可能な充電式バッテリーを採用。1回の充電で約100枚の撮影が可能です。バッテリーチャージャーの充電用端子にはUSB Type-Cを採用しています(充電ケーブル同梱)。
- 三脚使用時に装着する「三脚穴付きボトムグリップ※4」を同梱しています。また、カメラに装着して、より簡単にセルフィーもお楽しみいただけます。
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/21c2ddfa9773b4a17961088ebd0acf4c/news_11202_28.jpg)
左から「充電ケーブル」「充電式バッテリー」「バッテリーチャージャー」「三脚穴付きボトムグリップ」
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/c22f0b81cd9de4065fcec538c9412a3e/news_11202_29.jpg)
「三脚穴付きボトムグリップ」を装着し、セルフィーもしやすく
- ※4 三脚使用時にフィルムを交換する場合は、必ず付属の三脚穴付きボトムグリップをカメラに装着する、もしくは、三脚からカメラを外してください。
3. 「mini 99™」のプロモーション
アナログ技術にこだわった「mini 99™」は、「カラーエフェクトコントロール」による“色”表現と、「ビネットモード」「濃淡調整」による“光”表現との掛け合わせにより、アナログインスタントカメラならではの表現を楽しめるカメラです。撮影シーンに応じて、“色” と“光”を操り、自分だけのユニークで特別な1枚を楽しんでほしいという想いを「光と色で 自分らしさを 解き放つ(BE ONE-OF-A-KIND WITH LIGHT AND COLOR)」というメッセージに込めました。オンライン・ソーシャルメディア・店頭を中心に、「mini 99™」の魅力を多くの方々に伝えていきます。
4. 「INSTAX UP!」アプリのバージョンアップ
- 「INSTAX UP!」を3月13日にバージョンアップしました。「INSTAX UP!」は、周囲のフレーム部分も含めたチェキプリントをスキャンし、独特でやわらかな風合いの画質そのまま、簡単にデジタルデータにできるアプリです。大切なチェキプリントをいつでもスマホで見返せるだけでなく、作成したコレクションを「INSTAX UP!」から直接SNSなどで簡単に投稿し、多くの友人と瞬時に共有するなど、チェキプリントの新たな楽しみ方を体験できます。
- 今回のバージョンアップでは、「アルバム機能」を新たに搭載。選択した写真をテーマごとにまとめ、二種類のビューモード(「ボックスビューモード」と「リストビューモード」)のコレクションに好きな背景画像を組み合わせて、オリジナリティ溢れるアルバムを複数作成できます。「mini 99™」の多彩なエフェクトやモードで撮影したチェキプリントをまとめて楽しめます。
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チェキプリント専用スキャン機能
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/15d9ebe829a3030aada2952f522c17eb/news_11202_31.jpg)
「ボックスビューモード」画面
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/6f42b3d7db91286dee994f5a28d52da7/news_11202_32.jpg)
「リストビューモード」画面
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/02b3c172b8be1fa0a8fd6335fbea2433/news_11202_33.jpg)
「アルバム機能」で複数のコレクションを作成・整理
5. INSTAX関連サイト・SNS
ニュース用画像データ
![「INSTAX mini 99™」製品正面](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-03/2af06a6f81f3d1d8541409726f3fc243/thum_01_0.jpg)
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