このニュースリリースは、報道機関向けに発信している情報です。
富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO: 後藤 禎一)の子会社で、バイオ医薬品の開発・製造受託会社(CDMO※1)であるFUJIFILM Diosynth Biotechnologies(フジフイルム ダイオシンス バイオテクノロジーズ)(以下、FDB)は、Johnson & Johnson(ジョンソン エンド ジョンソン)グループのJanssen Supply Group(ヤンセン サプライ グループ), LLC(以下、ヤンセン)より、FDB米国新拠点(ノースカロライナ州ホーリースプリングス市)の大型設備でのバイオ医薬品製造※2を受託※3することをお知らせいたします。
今回は、長期にわたるコミットメントで、これまでFDBとヤンセンが築いてきた良好な関係をさらに拡大するものです。今後、FDBは、長期にわたってヤンセンのパイプラインの治験薬製造・商業生産をサポートしていきます。なお、米国新拠点は、2025年に本格稼働を予定しています。
今回のコミットメントは、我々だからこそ提供できるイノベーションと独自性を評価いただいたものです。富士フイルムはこれまで、バイオCDMO事業に対して約70億ドルに及ぶ戦略的投資を実施し、大幅な能力拡大を推進しています。進行中の大型設備増強と生産性のさらなる向上により、欧米における抗体医薬品の生産能力を現状比5倍以上とし、高い成長を続けるバイオ医薬品の需要に対応していきます。
これまで築いてきたヤンセンとの協力関係を、米国新拠点の製造設備にも展開できることを嬉しく思います。今回の協業は、世界中の多くの患者さまに医薬品をいち早くお届けするため、顧客から信頼されるパートナーとなり、PDMO(Partner Development and Manufacturing Organization)として、長期にわたって安定的に製造サービスを提供するという当社の揺るぎない信念が認められ結実したものです。
FUJIFILM Diosynth Biotechnologies(FDB)は、英国・米国・デンマークに拠点を有し、抗体医薬品や遺伝子組換えタンパク医薬品、遺伝子治療薬、細胞治療薬、ワクチンなどあらゆる種類のバイオ医薬品の開発・製造受託を行っています。30年以上にわたる実績・経験を持ち、業界をリードする独自の高生産性技術「pAVEway™」「Apollo™X」を活用した細胞株開発からプロセス開発、治験薬製造、商業生産まで包括的な受託サービスを提供しています。
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