富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、一日中※1うるおいが続く保湿液「ASTALIFT MEN MONOM MOISTURIZER(アスタリフト メン モノム モイスチャライザー)」を11月15日※2に発売します。
当社は、男性向け高機能スキンケアブランド「ASTALIFT MEN(アスタリフト メン)」から、男性特有の慢性的な肌の乾燥悩みに着目して開発した高保湿スキンケアを提供するサブブランド「ASTALIFT MEN MONOM(アスタリフト メン モノム)」を新たに展開。その第一弾として、「アスタリフト メン モノム モイスチャライザー」を発売します。
発売の背景
国内の男性向けスキンケア製品市場は、男性の美容意識の高まりとともに年々拡大しています。中でも30代を中心とする若年層に向けたスキンケア製品の需要が伸びています。また、当社が実施した調査※3では、30代の男性は、慢性的な肌の乾燥悩みをもち、それを高機能でシンプルなスキンケア製品でケアしたいと考えていることが分かりました。そこで当社は、ひげ剃りや日焼けによりダメージを受けた男性の肌にうるおいを与え、逃さずキープする、新たな高保湿スキンケア製品の開発に取り組みました。
「アスタリフト メン モノム」について
当社は、2019年から男性向け高機能スキンケアブランド「アスタリフト メン」を展開しています。今回、「アスタリフト メン」のサブブランドとして、30代をメインターゲットとした「アスタリフト メン モノム」を新たにスタート。自分らしさを大切にし、価値観に合うものだけを厳選して取り入れる若年層の男性向けに、日常的なひげ剃りなどにより引き起こされる慢性的な肌の悩みに着目して開発した高保湿スキンケアを提供します。ブランド名に含まれる「MONOM」は、「唯一の」という意味を持つ言葉「MONO」に由来。30代のメインターゲットに、「アスタリフト メン モノム」を唯一無二のブランドとして愛用いただきたいという想いが込められています。
新製品の特長
今回発売する「アスタリフト メン モノム モイスチャライザー」は、当社独自のナノ分散技術で微粒子化した「Wヒト型ナノセラミド※4」をメインに、厳選した4種の肌保護成分※5などを配合した保湿液です。ひげ剃りや日焼けによるダメージを受けた肌を整えて、うるおいで満たすとともに、べたつきが少ない健やかで快適な肌へと誘います。
記
1. 発売日
2023年11月15日(外部通販サイト※6より販売開始、当社通販サイトおよび直営店では2023年12月1日より販売開始)
2. 製品名・価格・特長
アスタリフト メン モノム モイスチャライザー
<保湿液>
- 販売名
- ALM モノム モイスチャライザー
- 容量
- 本品・レフィル 120mL/約2か月分、
ミニサイズ 20mL/10日分 - 税込価格
- 本品4,400円、レフィル3,960円、ミニサイズ990円
製品特長
1. 肌の乾燥悩みに、「Wヒト型ナノセラミド※4」と4種の肌保護成分のダブルアプローチ
- ヒトの肌を構成するセラミドと同じ構造のセラミドを、当社独自のナノ分散技術で微粒子化した「Wヒト型ナノセラミド※4」を配合。肌のすみずみまで行き渡ることで、肌を整え、うるおいで満たします。
- 厳選した4種の肌保護成分「チャ葉エキス」、「アラントイン」、「酢酸トコフェロール」、「グリチルレチン酸ステアリル」を配合。角層を整えます※7。
2. とろみのあるテクスチャー
とろみのあるテクスチャーで、塗った瞬間に保湿液がすっと肌になじみます。
3. フローラルグリーンの香り
落ち着きを感じさせる爽やかなフローラルグリーンの香りで、朝晩のスキンケア時に心のゆとりをもたらします。
4. 上質感にこだわった製品デザイン
シンプルでありながら端正で洗練されたフォルムの容器とナチュラルな手触りのキャップを採用。深海を思わせるブルーブラックのグラデーションの容器で、「肌に深いうるおいをもたらす期待」を表現しています。
3. 販売方法
- 外部通販サイト
Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどの外部通販サイトを通じて販売。
- 当社通販サイト
株式会社 富士フイルム ヘルスケア ラボラトリーより通信販売。
インターネットhttps://h-jp.fujifilm.com/ 電話0120-596-221- 当社直営店
直営店「ASTALIFT 六本木店(フジフイルム ヘルスケアショップ)」および「ASTALIFT GINZA(アスタリフト ギンザ)」にて販売。
参考資料
1. ひげ剃りにより肌の保護機能が低下することを確認
肌は外的刺激から肌を守る保護機能をもっていますが、その機能が低下すると肌の水分蒸散量が増えると言われています。
肌の保護機能を男女で比較した実験によると、男性の肌は、女性の肌より水分蒸散量が多く、肌の保護機能が低いことが分かりました(図1)。その理由の一つとして考えられるのが、日常的なひげ剃りです。毛を剃る部分(剃毛部)と毛を剃らない部分(非剃毛部)の水分蒸散量を確認したところ、毛を剃る部分(剃毛部)の方が、水分蒸散量が多く、肌の保護機能が低いことが分かりました(図2)。
【図1】性差による肌保護機能の比較※8
水分蒸散量(14か所平均値)
【図2】剃毛による肌保護機能の比較※8
水分蒸散量(14か所平均値)
2. 肌の保護機能を維持する角層の重要な構成要素であるセラミドに着目
人の肌は、表皮と真皮で構成され、表皮の最外層には、角層細胞と角層細胞間脂質からなる角層が存在します。角層細胞間脂質の約50%はセラミドとアシルセラミドで構成され、その2種類のセラミドは、細胞間に規則正しく並び、水分蒸散を防ぐことから、肌の保護機能を維持する重要な構成要素として知られています。そこで当社は、肌の保護機能へのアプローチとして、セラミドに着目しました。
3. 肌の保護に有用な独自成分※9「Wヒト型ナノセラミド※4」の開発に成功
セラミドには植物由来のセラミドや疑似セラミド、ヒト型セラミドなど複数の種類があります。ヒト型セラミドは、肌の角層に存在するセラミドと同一の化学構造を持つセラミドです。
ヒト型セラミドは、ほかのセラミドと比べ、肌への親和性が高く、肌への効果が期待できる保湿成分です。しかし、溶液中で結晶化しやすい性質があるため、大量のオイルや乳化剤に溶解した粒子の大きいセラミドしか配合できないという課題がありました※10。
当社は、肌の保護に有用なヒト型セラミドとヒト型アシルセラミドを厳選し、それぞれに適した処方設計を実現。約20ナノメートルサイズにまで微細化した2種のセラミド「Wヒト型ナノセラミド※4」を開発し、スキンケア製品に高濃度で安定的に配合しました。
ヒト型ナノセラミド
ヒト型ナノアシルセラミド
肌への浸透性を向上させる※11独自のナノ分散技術について
当社は写真フィルムの開発を通じて、化合物をナノサイズに微細化するナノ分散技術をはじめ、さまざまな独自技術を培ってきました。化粧品分野では、独自のナノ分散技術を活用し、美容成分をナノサイズに微細化することで、化粧水や美容液などへの配合を容易にし、肌への浸透性を向上※10させています。2007年の「アスタリフト」ブランドの立ち上げ以来、「アスタキサンチン」を微細化した「ナノアスタキサンチン」や「Wヒト型ナノセラミド※4」をはじめ、微細化して肌への浸透性を高めた※10さまざまな美容成分を、多くのスキンケア製品に配合しています。
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