このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
我々の技術は検診診断装置にもFPDを搭載可能に。
ESPACIO AVANTは、検診装置でありながら、大病院・基幹病院にて採用されているFPDを搭載しています。コンパクトな形状によって省スペース化と操作性の向上を実現し、術者にも受診者にもやさしい検診を提供します。
画像処理技術
高画質化を生み出し、さらなる視認性を向上。
細部の明瞭化など、透視画像を高精細に描き出します。
我々の技術の結晶です。
パターンマッチングによる動き検出処理を行うことで、動きに対してベクトル補正処理が可能となり、ボケを生じさせずにノイズ除去を実現させました。また、動き補正を必要としない領域には空間フィルタを併用させ、適切なノイズリダクション効果による明瞭な透視像描出を行います。
マルチDRC処理は、画像内の構造に応じて強調度合いを変更する技術です。従来の透視DRCに比べて強い輪郭強調が可能となり、視認性が向上します。また、複数の周波数帯に分けて強調処理を行うことにより、暗部から明部まで明瞭な表現が可能となります。
Retinex理論に基づき、透視画像の局所ごとにコントラスト 補正を行うことにより、低コントラスト帯の視認性を向上する技術です。 椎体・ハレーション部における、胃との重なり部分の視認性が向上します。M-DRCと処理と組み合わせることで、より効果的に威力を発揮します。
ダイナミックγ処理
アルゴリズムに基づくγ処理により、撮影テクニックを選択するだけで『撮影画像』ごとにγカーブ演算をリアルタイムで行うため、適切な画像を描出します。
直感的操作感
筐体と一体化したGUIが
直感的な操作で、実務をサポートします。
明るい画面と見やすく大きな「One touch」ボタンは、直感的な操作を可能にします。
アップダウンキー操作に代わり、ダイヤル操作で素早く透視/撮影条件を設定することができます。
また、タッチ画面の操作部をダイヤルの周辺に配置することで、素早く直感的なアクセスを可能にします。
術者の体格や姿勢に合わせ、角度調整が可能。
術者の負担を軽減します。
効率化を図る操作性
映像系は、タテ/ヨコ自由に移動できるので、受診者を動かすことなく、位置決めが容易に行えます。
圧迫感が大きく軽減され、天板の角のRが受診者の移動にも余裕を与えます。
受診者の体軸中心がほとんどずれなくローリングが可能。体位変換の微調整をサポートし、受診者にやさしい検診を提供します。
逆起倒タイプ
- 天板の『起き上がり』方向を、左右両タイプからお選びいただけます。
- 逆起倒タイプは、据置き専用の透視撮影台と天板の起き上がり方向が同じで、起倒操作の統一性が図れます。
- システムのレイアウトに合わせた天板の『起き上がり』タイプを選んでいただくことができ、お客様のニーズに沿って柔軟にレイアウトを提案します。
ESPACIO AVANTは車載用だけでなく、施設内のローリング天板を備えている据置用としてもご使用いただけます。標準起倒と逆起倒、縦置きと横置き・・・選択の幅が広がることで、よりお客様のニーズに沿ったレイアウトを実現いたします。
縦置き/逆起倒タイプ
横置き/逆起倒タイプ
据置き/逆起倒タイプ
大容量ファイル転送サービス(オプション)
従来の外部メディアを利用した行程は、検診施設に持ち帰るまでに時間を要する上、外部メディアの紛失による情報漏えいリスクがありました。高速ファイル転送技術を搭載したゲートウェイを活用し、ESPACIO AVANTで撮影した医用画像を検診車からクラウドへ自動で高速転送し、検診施設で即座に利用可能なサービスを提供します。
- 販売名
胃部集団検診X線システム ESPACIO AVANT
- 医療機器認証番号
229ABBZX00014000