このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
当社は2009年に世界初のCMUT技術を用いたプローブ「Mappie」を発売。以降も、継続的にCMUT技術の研究開発を続けてきました。
そして2017年に初めてTHI実用化に成功したプローブが第四世代CMUT(4G CMUT)です。
高分解能・超広帯域(2~22MHz)な4G CMUTは幅広い領域を高精細に観察可能で、リニアプローブが用いられる全身の検査をプローブ切替えなしで行なうことが出来ます。
CMUT:Capacitive Micro-machined Ultrasound Transducer
(静電容量型マイクロマシン超音波トランスデューサ)
圧電セラミックは人体に対して非常に硬く、整合層が必要になるため、パルス波形の劣化(尾引き)が発生します。
CMUTの振動膜は軽く、生体に近いため整合層が不要になり、生体へ理想的なパルスを送信することができます。
CMUTセルの配列をマトリックス化することにより、短軸方向にも超音波ビームを絞ることが可能になり、浅部から深部まで均一な画像を描出します。