このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
Women’s Health 領域における富士フイルムの技術のあゆみ
富士フイルムグループは、多様かつ最先端の技術で、長年にわたり女性の健康をサポートする画像診断領域を牽引してきました。
これからも革新的な技術で女性の健康をサポートしていきます。


「REiLI」は、ヒトとAIの共創、AIとAIの共創によって医療従事者に新たな価値を提供する富士フイルムのAI技術ブランドです。
富士フイルムがこれまで培ってきた画像処理技術と、AIを組み合わせることで、画像診断における医師の診断支援やワークフローの効率化を実現し、より良い医療の実現を目指していきます。


- World’s First(世界初):各製品リリース時。当社調べ
1930-1970s
1936
医療用X線フイルム

1960
医療用超音波診断装置

1960
Bモード乳腺超音波診断装置

1971
リアルタイムBモード超音波診断装置

1980s
1981
電子コンベックスプローブ

1983
CR
(Computed Radiography)

1987
永久磁石 MRI装置

1988
X線回析法単色化を用いた前腕用骨密度測定装置

1990s
1991
マンモグラフィ専用フイルム

1991
X線ファンビームを用いた全身用骨密度測定装置

1995
永久磁石 Open MRI装置

1995
超音波3次元表示法
(VOLモード)

2000s
2003
50μm CR

Real-time Tissue Elastography (RTE)
Real-time Virtual Sonography (RVS)

2008
50μm FPD

デジタルマンモグラフィ CAD

512素子の検出器を採用した前腕用骨密度測定装置

超電導 Open MRI装置

2010s
2012
楕円ボア超電導MRI装置

2013
X線検出感度を向上したヘキサゴナルパネル(当社旧機種比)

2013
2モードトモシンセシス
デジタルマンモグラフィ

2013~
Fit-sweet圧迫版(2013)

2016
画像処理技術
ISR:逐次近似再構成処理
FSC:微細構造詳明化処理

2017
患者ケア「なごむね」*1

2020s
2022
DeepInsight技術(AIデノイズ技術活用)*3 *4 *6

2022
eScreening
AI技術を活用して開発した乳房超音波検査支援機能*4

2023
AI技術を活用して開発したポジショニングサポート機能*4


- *1 患者の痛みを軽減する目的で、通常の乳房圧迫完了後に、乳房の厚みが変化しない範囲(±3mm)で圧迫圧を減圧する機能です。ヒステリシス*2 現象を利用し、通常の圧迫方法よりも、最大圧迫圧となっている時間を低減します。
- *2 物質や系の状態が、過去に加わった力の経過に依存する現象。
L.Han,M.Burcher,and J.A.Novle.Non-invasive Measurement of Biomechanical Properties of in vivo Soft Tissues.MICCAI 2002,LNCS 2488,pp.208-215,2002. - *3 画質処理開発においてAI 技術を使用したDeepInsight技術は、膨大な情報から必要な情報のみを抽出し、ノイズに埋もれていた微細な組織や複雑な組織構造をより明瞭に表現することが可能となりました。
- *4 AI技術のひとつである機械学習もしくはDeep Learningを用いて開発・設計したものです。実装後に自動的に装置の性能・精度は変化することはありません。
- *5 ポジショニングに関する大胸筋と乳頭位置の基準点の抽出は、AI技術の一つであるディープラーニングを用いて設計。導入後に自動的にシステムの性能や精度が変化することはありません。
- *6 輝度の強調により超音波検査を支援する機能です。