Red-LDおよびHe-Neレーザー用プロッターフィルムとして定評ある『FF-R175S』が、ディフェクト性能・安定性をさらに高め、『XPR-7S SG』へと進化しました。「高精細な再現品質」を継承しながら、製造工程の改善、新包材の採用などにより、従来品以上の寸法安定性向上とディフェクト低減を実現。取り扱い性も一段と向上し、プリント基板製造工程の最新ニーズにしっかりと応えます。
従来品『FF-R175S』の大きな特長であった高い再現品質を継承。高密度パターンのライン&スペースも忠実に再現でき、超硬調かつ高濃度な仕上がりがつねに安定して得られます。また、包装材料の改良などにより、ディフェクト要因をさらに削減。フィルム検査時間の短縮と歩留りの向上に貢献します。
『XPR-7S SG』は、お客さまの使用環境(50%~60%RH)に調湿した状態で提供するため、シーズンニングは一切不要。すぐに露光でき、時間とコストの節減が図れます。さらに、新包材の採用により、調湿状態を長期間にわたり保持することができ、脱気不良に起因するディフェクトの低減にも寄与します。
世界最高水準の細線再現を、コンスタントに発揮できることも『XPR-7S SG』の特長の一つ。処理量の増減によって液が変動しても、ワイドな現像ラチチュードにより、再現性の変動を最小限に抑えられます。また、フィルムの両面にゼラチンを塗布することで、表裏の伸縮バランスを均一化。これにより、優れた寸法安定性を実現するとともに、温湿度変化によるカール不良を抑制しています。