馬が本来持つ乳酸菌の増加をサポート
配合成分のサラシノールの働きにより、腸内で乳酸菌比率が増加します。サラシノールは、小腸で糖質の分解酵素であるα-グルコシダーゼの活性を一部阻害します。小腸で分解されなかった糖質が大腸へ移行し、そこに常在している乳酸菌が増えると考えられます。
■ 従来の方法
従来、腸内環境改善をサポートするためには、プロバイオティクスとして乳酸菌を馬に与える方法や、プレバイオティクスとして乳酸菌の餌であるオリゴ糖を与える方法がありました。
【乳酸菌】
腸内フローラのバランスを改善する働きを持つ菌*1。
【オリゴ糖】
消化されることなく大腸に届き、善玉菌の栄養になる食品成分*2。
継続摂取を行った結果、善玉菌に分類される乳酸菌比率が顕著に増加。
Firmicutes比率の増加はエネルギー吸収を増加させ、Bacteroidetes比率の増加はエネルギー吸収を低下させるという報告があるため*3、餌からのエネルギー吸収効率を上昇させると考えられます。
- 現役競走馬(美浦、栗東)
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- 日常の餌に追加したところ、2~3日で便の状態改善(便量増加、柔軟化、臭気良化)が見られた。
- 日常の餌だけでは体重維持が困難であった数頭に給餌したところ、体重の増加傾向が見られた。
- 毛艶の悪い馬に給餌したところ、毛艶が良化した。
- 食糞していた馬に給餌したところ、食糞が収まった。
- 現役競走馬(外廐)
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- 入場後から便状態が悪い(便がゆるい、便臭が悪い)馬へ給餌したところ、便状態が改善した。
- 仔馬(北海道)
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- 腸炎を発症し、コンディションが悪化した仔馬に給餌したところ、早期にボディコンディションスコアが改善した。
- 肺炎を発症し、抗生物質による治療のために軟便になった馬に給餌したところ、早期に便状態とボディコンディションスコアが改善した。
- 繁殖牝馬(北海道)
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- 冬場に体重維持が難しくなった馬に給餌したところ、体重の増加が見られた。