当社はこれまで、ファイル管理・共有サービス「IMAGE WORKS」とファイル送受信サービス「SECURE DELIVER」を自社製品として展開してきました。私が担当しているのは既存の2シリーズとは異なる新たな製品の開発です。
プロジェクトに入る前は、設計や実装の工程がメインだと思っていたんです。ところが、PoC(概念実証)を終えた後の段階である「企画」から参画できることに。学生時代とは違い、ビジネスとしてのシステム開発では保守性や拡張性など、考慮すべきことがたくさんあります。むずかしさはありますが、やりがいも大きいと感じています。
私が所属するチームでは、開発プロセスとしてアジャイルを採用していて、機能単位で開発を進められることから、隔週ごとに販売会社へ進捗報告します。そこで、「この機能いいですね!もうこのまま売れますよ!」というような反応をいただくと達成感があります。目指すのは、使いやすくて、IMAGE WORKSの良さをもっと引きだせるサービス。「富士フイルムの製品だから」だけでなく、プロダクトそのものの良さで選んでいただけるようなサービスになればと想いを込めて、開発を進めています。
大学での研究テーマは、医療現場や保育現場が持つ課題を解決するためのソフトウェア開発でした。その経験から、医療や保育に関するシステムづくりに興味を持ち就活の軸に。就職先は、あるベンチャー企業と非常に迷ったのですが、決め手となったのは事業領域の広さでした。医療以外にも多様な分野の製品開発をしている当社なら、幅広い技術や情報に触れながら働けるのではないかと考え入社を決めました。
入社後は4カ月間の新人研修がありました。同期は知的好奇心が強い人が多く、学び合いの日々でした。研修の最後を締めくくるフォトビューアーの制作演習では、「どんな機能がいいか」、「ユーザに体験させたいことは何か」など、チームでアイデアを出し合い制作できました。現場配属後は、指導員の先輩社員にサポートしてもらいながら少しずつ実務にチャレンジ。早い段階からアイデアを発揮できる業務を任せてもらえて、うれしかったです。手厚いサポート体制のもと、わくわくする仕事に挑戦し、成長できる。入社前に想像していた以上に、充実した日々を過ごせていて、当社を選んでよかったなと思っています。
技術力向上に積極的な人が多く、業務以外でも切磋琢磨できる場があります。そのひとつが、「FFS文化祭」という社内イベント。2023年度はロボコンが開催されました。お題は、プログラミング学習用のロボットキットを使い、魅力的なパフォーマンスをすること。イベントを知り、すぐ同期に声をかけチームを結成しました。技術力では経験豊富な先輩社員が有利。どうしたらより魅力的と思ってもらえるか、アイデアを出し合い試行錯誤しました。
イベントには、13チームが参加。どのチームのパフォーマンスも本当にユニークでした。勢いよく回転したり、大きな蜘蛛として動いたり、思いもよらないアイデアばかり。私たちは、ロボットの可愛さを最大限活かし、お菓子を載せたワゴンを押しながら歩き売りをするというパフォーマンスで挑みました。投票の結果、僅差ではありましたが、なんと優勝できたんです。自分たちが考えた魅力が社員の皆さんにも伝わった瞬間であり、改めてものづくりっていいなと思えました。当社は、入社年次も年齢も関係なく、全員でものづくりを楽しむカルチャーがあり、技術が好きな人が輝ける環境だと感じています。
- 9:00~9:15
出社、その日の予定の確認
- 9:15~10:00
チームの日例会
- 10:00~10:30
メンターとの1on1
- 10:30~12:00
開発業務
- 12:00~13:00
昼食(同期とランチをすることも)
- 13:00~15:00
開発業務
- 15:00~15:15
進捗確認
- 15:15~17:30
開発業務
- 17:30~18:00
タスク整理
- 18:00
退社
クラウド型のファイル管理・共有サービス。ファイルに100項目以上の属性情報を付与でき、データベースで一元管理できます。さらに、画像AI技術を使った「類似検索」や、キーワード・タグでの検索などができ、必要なファイルをスムーズに入手できます。