富士フイルムグループでは、医療機器・製薬や化粧品などの「ヘルスケア」、カメラやレンズなどの「イメージング」、半導体用材料などの「マテリアルズ」、複合機や業務用ソフトウエアなどの「ビジネスイノベーション」と、幅広い事業領域で製品やサービスを展開しています。
購買エンジニアリング部は、それらの事業に関する「間接材購買業務」を担い、富士フイルムグループ全体の「キャッシュアウトの抑制・安定供給先確保」と「購買統制(購買ルール遵守の徹底・不正防止)」をミッションとして、各事業を「間接材を調達する」側面から支援しています。購買エンジニアリング部は、取引先との法にかなった対等な取引を通じて事業会社の利益を最大化し、それを原資に事業会社の新たな成長戦略に基づく投資機会の創出、ひいては富士フイルムグループ全体の価値や魅力の向上へつなげる役割を果たしています。
これらの役割の発揮にあたっては、過去の支出データを分析し、最適な取引先を抽出する「準備・計画フェーズ」から、購入元部門との仕様調整、取引先と価格を交渉する「発注フェーズ」まで、専門的で幅広い知識を有した多くのバイヤーたちが、それぞれの特性を生かして活躍しています。
最適な購入条件を獲得するため、ユーザー(=買いたい人)が求める物品やサービスの仕様を定義し、サプライヤー(売りたい人)の選定や交渉を行う活動です。
- ユーザー部門との協働による各商材の「要求仕様」の精査と確定
- 購入する商材の業界動向(テクノロジー、市場価格など)の情報収集
- 富士フイルムグループ全体での支出分析により傾向とニーズを把握し、各商材の特性に応じた購買プランを立案
購買プロセス上の「発注~検収~支払」における作業の最適化を目指す活動です。
- 多種多様なサプライヤーとの購買プロセスの確実な実行と運用効率化を追求
- 購買依頼の内容を精査し、適切な取引先選定と、見積取得、価格交渉、落札決定、発注を実施
現場に適した派遣スタッフのマッチングと状況に応じたトータルサポートを行います。
- コンプライアンスを遵守した適正な派遣契約管理
- 派遣契約を集約し、業種別・地域別などでデータ化することによる最適価格の提案
- 現場が希望する人材のマッチング支援
スムーズで適切な購買活動を実現するため、富士フイルムグループ内の各ユーザー、バイヤー、外部サプライヤーのサポートを行います。
- 《企画機能》富士フイルムグループ全体のビジネス環境を踏まえた購買戦略の検討と立案
- 《ユーザー部門支援》各ユーザーの支払作業、システム操作支援
- 《取引先管理機能》サプライヤー登録、管理、評価
- 《ITシステム管理》間接材購買システムの導入支援、保守