大学時代は生物化学工学科で、「一本鎖DNAの可視化」について研究。新卒で機械設備関連の建設会社に就職し、新築物件の工事進捗管理や予算・品質管理業務に携わる。
2020年3月、富士フイルムビジネスエキスパートに入社。
富士フイルム大宮事業所において、機械設備全般の運用・管理を担当しています。具体的には空調衛生設備の保全・管理や、機器更新時の空調衛生設計、工事の施工管理などです。大宮事業所では井戸水をろ過して飲用水などに利用していますので、ろ過設備の点検や、異常が生じた際には修理業者の手配なども行います。
それに加えて現在は、大宮事業所内の省エネルギー活動にも携わっています。高効率機への更新を検討し、また効率的な空調設備の運用を提案することで、コスト削減・CO2排出量削減に向けて取り組んでいます。
前職では事務所ビルや物販店舗の新築工事に携わっており、自分が担当した建物が竣工し、お客さまに引き渡したときの達成感は格別なものでした。でも次第に、竣工した建物を引き渡して終わりでなく、もっと長いスパンで設備・建物に関わっていきたい、設備利用について自分からも改善の提案をしてきたいと考えるようになりました。そんな中で、今まで以上にお客さまに寄り添うことができ、さらに自分の経験が生かせる仕事を考えたときに当社を知りました。この会社であれば、富士フイルムグループという大きな組織に対して業務改善を提案していくことができ、それはきっと誇れる仕事になると感じて入社を決めました。
大宮事業所のインフラ設備を安定稼働させることは、実験や研究を支えることにつながり、事業所運営にとって、ひいては富士フイルムグループの事業にとって非常に重要です。その設備の運用・管理を担う業務に、責任の重さを感じると同時にやりがいも感じます。
また、省エネルギー活動は社会への貢献度が高いことはもちろん、富士フイルムグループとして掲げる「2030年度までに、自社が使用するエネルギー起因のCO2排出量を2019年度比50%削減する」という目標に貢献するものなので、責任感を持って取り組んでいます。
工務センターには気さくで話しやすいメンバーが多く、一人で業務を抱え込まず、全員で協力して施設管理に取り組もうという意識が浸透しています。
施設管理という業務の性質上、休日の工事に対応するための休日出勤が発生します。しかし、事前に確認事項や注意事項などをグループ内で共有し、ほかのメンバーの業務を把握できているため、自分の担当工事であるかどうかに関わらず交代で休日出勤することができ、出勤後にはしっかり代休も取れています。安定して休暇が取れるため、プライベートの時間が充実し、子供たちと過ごせる時間も増えました(笑)。
当社には、「挑戦したい」という気持ちを強く後押ししてくれる社風があります。私自身も、今期からは新しいITツールの部内普及活動に参加し、メンバーに助けてもらいながら、新たな業務に挑戦しています。これまでの知識や経験を深めたいという方だけでなく、何か新しいことに挑戦したいという方にもおすすめできる会社です。
- 8:40
出社
- 8:40~9:30
メール確認後、協力業者から提出された危険予知シートをチェック。一日の作業内容や危険ポイントを確認する。
- 9:30~10:00
ろ過設備の日常点検。ろ過した井戸水(飲用)の水質を確認する。
- 10:00~11:00
工事管理台帳へ進捗状況の記入、週末作業予定の確認を行う。
- 11:00~12:00
工務グループ定例会。担当案件や部門相談などについての情報共有を行う。
- 12:00~12:45
お昼休み
- 12:45~14:00
大宮事業所の省エネ施策について、提案用の資料を作成する。
- 14:00~15:00
仕事相手である富士フイルムの研究所へ、省エネ施策を提案する。提案時は工務領域の専門用語を使いすぎないようにし、ビジュアル資料で説明するなど、わかりやすく伝える工夫をしている。
- 15:00~16:30
省エネ施策提案時の意見・質問を反映し、提案資料を修正。
- 16:30~17:20
協力業者の退出時、一日の進捗や引き継ぎ事項を確認する。
- 17:20
退社