公正な購買取引のために
先にご紹介した基本的考え方をより具体的に日々の購買活動に反映させるため、富士フイルムでは下記の10項目から成る購買方針を策定し、公正な購買取引に努めております。
- 当社は、新規取引先の選定や個々の購買取引の決定を、品質、価格、企業の信頼性、安定供給の可能性、環境保全など合理的かつ明確な基準に基づいて行います。
- 当社は原則として、複数の取引先からの見積合わせを行い、常に適正な競争の確保と公正な調達先選定を行います。
- 当社は、購買取引において特定の取引先に過度に依存したり、また特定の取引先が当社に対し過度に依存することがないように、取引先からの購入量を適正に保ち、できる限り多くの取引先から購入するよう努めます。
- 当社は、継続的な取引を定期的に見直すこととし、新規取引先の参入の機会を積極的に配慮します。
- 当社は購入する見込みのある場合のみ、見積依頼を行います。また、入札あるいは競合見積などを行った場合、購買取引先に選定しなかった企業に対し、要請があれば、可能な範囲でその理由を明らかにします。
- 当社は、購買取引を原則として文書による契約に基づいて行います。また、継続的な取引は基本取引契約書を締結し、それに基づいて行います。
- 当社は取引先に対する当社製品・サービスの販売を直接の目的とする購買取引は行いません。
- 当社は、購買取引を通じて知り得た取引先の機密を保持します。
- 当社は、第三者の知的財産権などの権利を侵害するような購買取引は行いません。
- 当社の購買担当者は、取引先や見込取引先との関係において個人的な利害関係を持ちません。