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このコンテンツは医療従事者向けの内容です。

ITEM2023では、富士フイルムグループ4社(富士フイルム株式会社、富士フイルムメディカル株式会社、富士フイルムヘルスケア株式会社、富士フイルム医療ソリューションズ株式会社)が一体となり出展いたしました。富士フイルムグループがめざす、次代の医療を担うシステムとソリューションをご紹介いたします。

富士フイルムITEM2023イベントページ

出展製品について、こちらから動画を視聴できます。

ワイドボア1.5テスラ超電導MRIシステム「ECHELON Synergy」

*寝台天板の大きさは、小数点以下を四捨五入した値です。

AI技術の活用により、検査ワークフローを効率化。Oneタップで撮像の実行をアシストする様々な機能を搭載。更に簡単なスライド操作で被検者の頭部にセッティングできる頭頸部用受信コイルやWideサイズの受信コイルを採用。AI技術を活用したノイズ除去技術*1を搭載し、高速化技術と組み合わせ、画質を維持しながらスキャン時間を大幅に短縮化。これらによって検査時間を削減することができます。

製品の特長

❶ Oneタップで自動検査*2
❷ らくらくセッティング 受信コイル
❸ Deep Learningで速くてきれいに
❹ ワークフロー効率化

デジタルマンモグラフィシステム「AMULET SOPHINITY」

AMULET SOPHINITYは、直接変換型FPDを搭載し、低線量でも画素サイズ50μmの高精細な画像、トモシンセシス機能にも対応したAMULETシリーズの最上位機種です。AI技術*1を活用して新たに開発した「プロジェクション機能"Positioning MAP"」は、同一受診者の過去の画像のスキンラインと乳頭位置を、ポジショニングの目安として撮影台上に投影することで、過去画像と比較しやすい撮影をサポートします。初めて検査を行う場合は過去の画像が存在しないため、左右の乳房画像の比較のために、反対側の画像を左右反転して撮影台面上に投影することも可能です。また、撮影台下部にカーブ形状(Fit Curve)を設け、受診者の腹部が接触する表面を当社従来機種と比較して最大45%薄型化し、検査時の窮屈さを和らげるデザインを採用しました。乳房圧迫時の痛み軽減を目指した圧迫自動減圧制御機能「Comfort Comp“なごむね”」も標準搭載し、受診者に優しい検査をサポートします。

製品の特長

❶ トモシンセシス画像の高画質化*3
❷ ポジショニングをサポートするAI技術*1を活用して開発した「Positioning MAP」
❸ 受診者に優しいデザインと機能

Women’s Health ソリューション「INNOMUSE(イノミューズ) 」

さまざまなライフステージで健康と向き合う女性の医療をサポートする富士フイルムのWomen’s Health ソリューションをご紹介します。

X線透視撮影装置「CALNEO Beyond」

「CALNEO Beyond(カルネオ ビヨンド)」は1台でX線透視と一般X線撮影を可能としたX線透視撮影装置です。臥位撮影台だけでなく、立位撮影台でもX線透視に対応しているため、被検者が立った状態や車椅子に座った状態でX線透視を行うことができます。また、AI技術*1を活用した「ポジショニングナビ機能*4」と「エクスポージャナビ機能*5」を搭載しており、一般X線撮影にて、撮影する向きや撮影条件の誤りなどが発生した場合に必要となる再撮影の低減に貢献します。

製品の特長

❶ 一台でX線透視と一般X線撮影が可能
❷ 立位撮影台でも透視ができる
❸ 効率的な撮影をサポートする様々なナビゲーション機能

一般撮影間接変換FPD装置「FUJIFILM DR CALNEO Flow G80」

FUJIFILM DR CALNEO Flow G80は長辺が従来パネル(17×17インチ)の約2倍の32インチのため、ワンショットで全脊柱や小児全身などの広範囲の撮影が可能です。全脊柱撮影は、放射線感受性の高い若年期に多く発症すると言われる脊柱側弯症の画像診断向けの撮影が多く、小児同様にX線被ばくの低減が求められております。CALNEO Flow G80は他の「CALNEO Flow」シリーズ同様に画像読取技術ISS方式を採用し、低線量・高画質を追求しました。さらに、パネルの厚みは15mmの薄さを達成し、広く医療施設に導入されている長尺用のX線撮影台をそのままご利用いただけるため、コストを抑えた導入も可能です。

製品の特長

❶ 全脊椎、小児全身などの広範囲をワンショットで撮影
❷ 低線量でも高画質なX線撮影が可能なISS方式
❸ 当社抗菌コート技術「Hydro Ag」による清潔性

超音波診断システム「ARIETTA 750 DeepInsight」

「ARIETTA 750 DeepInsight」はプレミアムモデルに搭載されている高画質化技術と、検査者の負担軽減をめざしたワークフロー改善、高度なアプリケーションの3つのコンセプトを継承し、DeepInsightシリーズのラインアップをさらに充実させるモデルです。領域ごとに診断から治療まで、幅広い場面において対応できる様々なアプリケーションを搭載しています。
腹部領域では組織の硬さを評価できるReal-time Tissue Elastography(RTE)やShear Wave Measurementによって、肝炎から肝線維化、肝硬変といった肝疾患の総合的な診断をサポートします。

製品の特長

❶ AI技術*6を活用したDeepInsight技術により高精細画像を提供
❷ ワークフローの改善により効率的な検査に貢献
❸ 幅広い領域に対応する高度なアプリケーション

AIプラットフォーム「SYNAPSE SAI viewer」

SYNAPSE SAI viewerは日本医学放射線学会画像診断管理認証制度によるAIソフトウェア*7として認証された「肺結節検出CAD」、「肋骨骨折検出CAD」、「CXR-AID」を中心に読影、業務ワークフローを効率化するソリューションを搭載しています。SYNAPSE SAI viewer Ver.2.2は周囲の組織と比較して強調表示を行うフィルタ機能の対象部位を拡大、臓器や関心領域の体積をグラフ化する機能、Ver.2.1では神経放射線領域に対する機能拡張、心血管画像領域向けの業務効率化のソリューションなど、画像診断医の業務効率に直結する新機能が搭載されました。

製品の特長

❶ 日本医学放射線学会画像診断管理認証制度で認証されたAIソフトウェアを搭載
❷ AI技術*6を活用して開発したソフトウェアとスマート定型文機能の融合
❸ 神経放射線、心血管画像領域向けの業務効率化のソリューション

3D画像解析システム「SYNAPSE VINCENT」

SYNAPSE VINCENTは当社の画像認識技術を生かして、CTやMRIなどの断層画像から高精度な3D画像を描出する3D画像解析システムです。
SYNAPSE VINCENT Ⅴ6.8では、AI技術*6を活用して開発した「直腸解析」にて非造影MRI画像から直腸や直腸間膜、血管、神経など骨盤内臓器のセグメンテーションが可能となり、消化器外科領域の術前シミュレーションの幅を広げる画像解析をご提案致します。また富士フイルムヘルスケアにて開発した画像解析処理技術「QSM解析」、「QPM解析」、「ASLパフュージョン」などの解析機能をVINCENTにて製品化し、更なる臨床使用促進を目指します。

製品の特長

❶ 直腸解析をリリース
❷ QSM解析、QPM解析、ASLパフュージョンをリリース

マルチスライスCTシステム「SCENARIA View Plus*8

「SCENARIA View Plus」(シナリアビュープラス)のスムーズなワークフローをサポートするSynergyDrive*9に新機能が加わりました。Deep Learningを用いて開発したAutoPositioning*10は、3Dカメラにより被検者の位置と特徴を認識し、ワンボタンで、寝台横移動を含めて撮影開始位置へのセッティングをサポートします。
心臓CT撮影時の心臓の動きによる画像のブレを低減するCardio StillShot*11と画像処理速度を向上させるFOCUS Engine、AI技術を活用して開発した逐次近似処理IPV*12を搭載し、低線量でもノイズの少ない画像を提供します。なお、本製品における画像処理に、富士フイルムの3D画像解析技術を応用しています。

製品の特長

❶ ワークフロー向上
❷ 心臓CT撮影時の心臓の動きによる画像のブレを低減
❸ 低線量での撮影時にもノイズの少ない画像を提供

放射線部門業務システム「RADISTA Workflow」

RADISTA Workflowは、Simple&Qualityをデザインコンセプトに視認性と操作性を高め、情報の入力や確認にかかわるスタッフの負担を軽減させるとともに、検査業務に関するさまざまな情報を一元管理し、部門のワークフローを力強く支えます。⦆検査実施時に注意すべき情報がある場合、それらを注意喚起として設定内容に応じたポップアップでのアラート表示させる機能や、バーコードやカードの読み取りで患者の本人確認する仕組みなど、適切な検査の実施と医療安全をサポートします。また、送信先の既読管理も可能な端末間メッセージ機能や掲示板機能など、システム利用者間のコミュニケーション手段を提供し、部門内のチーム医療の円滑化を支援します。

製品の特長

❶ 注意喚起機能による医療安全の支援
❷ コミュニケーション機能によるチーム医療の円滑化
❸ 製品間連携による快適なワークフロー

放射線治療計画支援ソフトウェア「SYNAPSE Radiotherapy」

SYNAPSE Radiotherapyは、Deep Learning技術を活用して開発したソフトウェア*13です。AI技術を活用して開発した富士フイルムの臓器輪郭作成機能や、輪郭プロパゲーション機能による輪郭作成支援を行います。また、放射線治療ビューア機能においては、基本的な線量分布表示に加え、線量積算表示にも対応しています。SYNAPSE Radiotherapy V1.3では、胃/十二指腸/水晶体/下垂体などの臓器輪郭作成の対象臓器を新たに追加しました。また、体表/脊髄/肝臓/耳下腺などの今まで搭載していた臓器輪郭作成の改良をしました。

製品の特長

❶ AI技術を活用して開発した富士フイルム独自の臓器輪郭作成機能や、輪郭プロパゲーション機能による輪郭作成支援
❷ 非剛体レジストレーション技術を活用した線量積算表示等の放射線治療ビューアの提供
❸ サーバクライアント構成による柔軟なシステム構成と、治療RISとの連携による放射線治療計画業務の支援

  • ECHELON Synergy 
    販売名:MRイメージング装置 ECHELON Synergy 認証番号:305ABBZX00004000 製造販売業者:富士フイルムヘルスケア株式会社
  • AMULET SOPHINITY 
    販売名:デジタル式乳房用X線診断装置 FDR MS-4000(AMULET SOPHINITY型) 認証番号:304ABBZX00020000 製造販売業者:富士フイルム株式会社 販売業者:富士フイルムメディカル株式会社
  • CALNEO Beyond 
    販売名:X線透視撮影装置 CALNEO Beyond 認証番号:305ABBZX00007000 製造販売業者:富士フイルムヘルスケア株式会社
  • FUJIFILM DR CALNEO Flow G80 
    販売名:デジタルラジオグラフィ DR-ID 1800 構成品 フラットパネルセンサ DR-ID 1836SE 認証番号:302ABBZX00021000 製造販売業者:富士フイルム株式会社 販売業者:富士フイルムメディカル株式会社
  • ARIETTA 750 
    販売名:超音波診断装置 ARIETTA 750 認証番号:301ABBZX00007000 製造販売業者:富士フイルムヘルスケア株式会社ARIETTA 750はARIETTA 750 DeepInsightと呼称します。ARIETTA、DeepInsigh、Real-time Tissue Elastographyは富士フイルムヘルスケア株式会社の登録商標です。
  • SYNAPSE SAI viewerは以下の医療機器を含む製品の総称です。 
  • SYNAPSE SAI viewer用画像表示プログラム 
    販売名:画像診断ワークステーション用プログラムFS-V686型 認証番号:231ABBZX00028000
  • SYNAPSE SAI viewer用画像処理プログラム 
    販売名:画像処理プログラムFS-AI683型 認証番号:231ABBZX00029000
  • SYNAPSE SAI viewer用肺結節検出プログラム 
    販売名:肺結節検出プログラムFS-AI688型 承認番号:30200BZX00150000
  • SYNAPSE SAI viewer用肋骨骨折検出プログラム 
    販売名:肋骨骨折検出プログラムFS-AI691型 承認番号:30300BZX00244000 製造販売業者:富士フイルム株式会社 販売業者:富士フイルムメディカル株式会社
  • CXR-AID 
    販売名:胸部X線画像病変検出(CAD)プログラムLU-AI689型 承認番号:30300BZX00188000 製造販売業者:富士フイルム株式会社 販売業者:富士フイルムメディカル株式会社
  • SYNAPSE VINCENT 
    販売名:富士画像診断ワークステーションFN-7941型 認証番号:22000BZX00238000 製造販売業者:富士フイルム株式会社 販売業者:富士フイルムメディカル株式会社
  • SCENARIA View 
    販売名:全身用X線CT診断装置SCENARIA View 認証番号:230ABBZX00027000 製造販売業者:富士フイルムヘルスケア株式会社
  • SYNAPSE Radiotherapy 
    販売名:放射線治療計画支援ソフトウェア FRT 931型 承認番号:30200BZX00392000 製造販売業者:富士フイルム株式会社 販売業者:富士フイルム医療ソリューションズ株式会社
  • *1 Deep Learningを活用して開発しています。導入後に自動的に装置の性能・精度が変化することはありません。
  • *2 MRI検査の処理を自動で実行することを表現しています。診断を自動で実行するものではありません。操作者の確認が必要です。
  • *3 リップルアーチファクト(焦点面以外の断層上のアーチファクト)の低減。
  • *4 オプション。対象部位は、胸部、頭部、膝、下腿、足、手であり、撮影前に必ず被検者を目視して確認する必要があります。
  • *5 オプション。撮影前に必ず被検者を目視して確認する必要があります。
  • *6 AI技術のひとつである機械学習を用いて開発・設計したものです。実装後に自動的に装置の性能・精度は変化することはありません。
  • *7 AI ソフトウェア:適切な安全管理を必要とする人工知能関連技術が活用された画像診断補助ソフトウェア。
  • *8 SCENARIA View Plusは、販売名全身用X線CT診断装置SCENARIA Viewに操作卓CT OC 23Bを搭載したモデルの呼称です。
  • *9 SynergyDriveはワークフロー向上技術の総称です。AI技術のひとつであるMachine Learningを用いて開発した機能を含みます。導入後に自動的に装置の性能・精度が変化することはありません。
  • *10 AutoPositioningはオプションです。AI技術のひとつであるDeep Learningを活用して開発した機能です。また、AutoPositioningは被検者の位置決め操作を補助する機能です。撮影前に、投光器ライトローカライザ を使用した目視での位置確認、必要に応じた手動での位置調整が必要です。
  • *11 Cardio StillShotはオプションです。
  • *12 IPVは、Iterative Progressive reconstruction with Visual modelingの略称です。AI技術のひとつであるMachine Learningを活用して開発した機能です。導入後に自動的に装置の性能・精度が変化する事はありません。
  • *13 すべての機能が Deep Learning により設計されている訳ではありません。
企画製作

富士フイルムメディカル株式会社
富士フイルム医療ソリューションズ株式会社
富士フイルムヘルスケア株式会社

医療ライブラリ

医療ライブラリには富士フイルム製品に関する使用事例など専門技術資料をご用意しています。是非ご活用ください。