富士フイルムメディカル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:川原 芳博)は、富士フイルムメディカル製の菌・ウイルスフィルターを搭載した空気清浄機FU-M1400-W(*1)向け「陰圧対応ブース」を発売いたします。
「陰圧対応ブース」とはブース内と大気圧の圧力差を利用して、ブース内のウイルス等を外に出さない構造となっており、主に医療機関で感染者を隔離する目的で利用されています。
本空気清浄機にはHEPAフィルターが搭載され、CDC(北米疾病対策予防センター)が陰圧ブースに要求している圧力差2.5Paを運転音26dBという静音性を保ちながら実現しました。このため患者の負担が少なく院内感染予防に貢献できます。
富士フイルムグループは、今後も長年培ってきた技術を生かし、医療現場のニーズに応える幅広い製品・サービスの提供を通じて、さらなる医療の質・効率・安全性の向上、人々の健康の維持・増進に貢献していきます。
項目 | 仕様 |
ブース内陰圧レベル | 5~8Pa(静音モード:運転音26dB) |
ブース内空気循環回数 | 36回/時(静音モード:運転音26dB) |
ブースサイズ・重量 | 外寸:W2300mm×D1200mm×H1900mm 内寸:W2200mm×D1100mm×H1900mm 重量:約25kg |
空気清浄機搭載フィルター | HEPAフィルター(JEM1467準拠(*2)) |
ブース陰圧レベル測定機 | 対応(オプション) |
ブース前面
ブース後面
ブース前面(開口面)よりブース後面に汚染された空気が流れ、空気清浄機に搭載されているHEPAフィルターによりウイルス等の病原体を浄化・排出することでブース外の感染リスクを低減させます。
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