富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、迅速測定が可能な「自動化学発光酵素免疫分析装置 Accuraseed SG720」を、富士フイルム和光純薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:吉田 光一)を通じて本日発売いたします。
富士フイルム和光純薬は、2015年9月に自動化学発光酵素免疫分析装置 Accuraseedを発売。磁性粒子「マグラピッド®」*1を専用試薬に採用することで、性能を維持したまま約10分の測定を実現し、臨床現場における迅速診断のニーズに応えてきました。現在、自動化学発光酵素免疫分析装置 Accuraseedは、高血圧、腫瘍マーカー、感染症、心疾患、糖尿病、甲状腺、婦人科等の43項目の測定が可能です。
本日発売する「自動化学発光酵素免疫分析装置 Accuraseed SG720」は、Accuraseedの後継機として測定時間約10分という迅速測定のコンセプトはそのままに、試薬搭載数及び消耗品架設数の増設により4時間の連続稼働を実現しました。なお、Accuraseed SG720は、Accuraseedと共通の専用試薬(43項目)を使用します。
Accuraseed SG720は、信頼性・効率性・操作性が求められる臨床現場を強力にサポートします。
富士フイルムおよび富士フイルム和光純薬は、社会や顧客のニーズに応える高機能・高品質な製品を開発・提供し、医療をはじめとする幅広い分野の産業や学術研究の発展に貢献していきます。
- *1 三洋化成工業株式会社の登録商標です。
製品の概要
- 製品名
自動化学発光酵素免疫分析装置 Accuraseed SG720
- 測定原理
CLEIA法
- 分析方式
フルランダムアクセス
- 測定時間
約10分
- 処理能力
180テスト/時間
- 同時測定項目
最大36項目
- サンプル量
10~35μL(項目別)
- 電源定格
電源電圧:単相 AC100-240V±10%
( 国内 100V使用)
周波数:50-60Hz
定格電力:1,500W
電撃に対する保護の形式:クラス1機器
接地:D 種接地(接地抵抗 100Ω以下)- 寸法・重量(標準仕様)
幅1,470× 奥行905× 高さ1,720 mm(状態表示灯を除く高さ:1,500 mm)520 kg
- オプション
廃液タンク、外付けプリンター接続キット、外部搬送接続キット
自動化学発光酵素免疫分析装置 Accuraseed SG720

製品名 | 自動化学発光酵素免疫分析装置 Accuraseed SG720 |
一般的名称 | 免疫発光測定装置 |
医療機器届出番号 | 14B1X10022000134 |
製造販売業者 | 富士フイルム株式会社 |
販売業者 | 富士フイルム和光純薬株式会社 |
アキュラシード 試薬

アキュラシードシリーズの試薬は、使いやすさを追求した、一回の測定に必要な試薬が1つのカートリッジに封入されたモノテスト方式です。装置には20カートリッジ入りのカセットをセットし、測定ごとに1カートリッジずつ自動開封します。カセットをセットする部分は保冷庫になっており、装置にセットした後も各カートリッジは測定時まで最適な環境で保管されます。
本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
<報道関係> 富士フイルム和光純薬株式会社 経営企画部 | TEL:06-6203-1590 |
<製品、サービスに関するお問い合わせ> 富士フイルム和光純薬株式会社 カスタマーサポートセンター | TEL:03-3270-9134 |