2023年4月17日
富士フイルム和光純薬株式会社
富士フイルム和光純薬株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:吉田 光一)は、医薬品原材料ビジネスをさらに拡大するため、「医薬品原材料本部」を本年4月に設立しました。「医薬品原材料本部」は、医薬品製造向けの原料や、細胞培養に必要な培地・添加剤、医薬品の原薬のプロセス開発・製造受託など医薬品原材料ビジネスの全体戦略を立案・推進する組織です。
また当社は、「医薬品原材料本部」の発足にあわせ、顧客の要望に応じて医薬品製造向けの原料の容量や形態をカスタマイズする新規サービスも開始しました。
現在、当社は、バイオ医薬品や再生医療製品などの研究開発・製造における細胞培養に必要な培地・添加剤、低分子医薬品の原薬のプロセス開発・製造受託のみならず、医薬品製造向けの原料のビジネスを強力に推進しています。2017年には、GMP管理下で製造した「CertiPro(サーティプロ)」シリーズと、ISO9001管理下で製造した「CertiPro-L(サーティプロ・エル)」シリーズを発売。医薬品製造向けの原料のラインアップを充実させ、販売強化を進めています。
今回、当社は、医薬品原材料ビジネスのさらなる拡大に向けて、「医薬品原材料本部」を設立しました。同本部にて、医薬品製造向けの原料や、培地・添加剤、低分子医薬品の原薬のプロセス開発・製造受託など医薬品原材料ビジネスの全体戦略を立案・推進していきます。
今後、特に注力する、医薬品製造向けの原料ビジネスでは、伸長するバイオ医薬品の用途を中心にラインアップを増やし、「CertiPro」「CertiPro-L」シリーズを拡充していきます。また、顧客の要望に合わせて容量や包装材を変更するサービス、当社が試薬製造で培った技術・ノウハウを生かして粉体を溶液にするサービスなどカスタムサービスも新たに開始。多様な顧客ニーズに応えていきます。さらに、2023年3月に開設した、医薬品製造向けの原料の専用WEBサイト(https://labchem-wako.fujifilm.com/jp/pharmaceutical-raw-materials/index.html)を通じて、カスタムサービスの事例紹介など情報発信を強化していきます。
当社は、医薬品原材料の製品・サービスをさらに充実させることで、顧客の新薬の研究開発・製造を強力にサポートしていきます。
当社は、今後も、「次の科学のチカラとなり、人々の幸せの源を創造する」という理念のもと、社会や顧客のニーズに応える高機能・高品質な製品を開発・提供し、医薬品をはじめとする幅広い分野の産業や学術研究の発展に貢献していきます。
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富士フイルム和光純薬株式会社 経営企画部
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富士フイルム和光純薬株式会社 営業推進課