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病気の早期発見・治療効果の判定などに用いられる臨床検査薬や試薬・装置の一体化システムをはじめとした
様々な製品を研究・開発・製造している臨床検査薬事業。「ミュータスワコーi30」などの「世界初」を打ち出し、また「簡単で迅速な臨床検査薬を」というニーズに合わせた最先端の検査薬を開発し続けています。
これからも独自の技術と戦略で、新たな「世界初」「よりハイレベルな精度・スピード」へ挑み続けます。
皆さんも、病院や健診センターで血液検査を受けたことがあるのではないでしょうか?
そこで使われているのが、富士フイルム和光純薬の臨床検査薬。富士フイルム和光純薬の臨床検査薬事業部は、がんや生活習慣病の診断に使う検査薬、試薬・装置の一体化システムなど、人々の疾病予防や早期発見・治療のために、様々な製品を研究・開発・製造しています。
「世界初」の「全自動蛍光免疫測定装置 ミュータスワコー i30」は、免疫測定装置において世界で初めてマイクロフリュイディクスと呼ばれる最新技術を用い、商業化した臨床システム。2㎝×5㎝のマイクロチップ上に免疫測定の一連の操作(分注、混合、分離、検出)を集約したマイクロトータルアナリシスシステム(μTAS)を採用し、わずかな量の検体でも、小さな装置で迅速に測定できるようにした富士フイルム和光純薬独自の世界戦略商品です。
営業や学術、サポート業務、研究所、製造など各現場で事業を支える「人」こそ、富士フイルム和光純薬の臨床検査薬事業の最大の強み。お客様とのコミュニケーションや社内の連携においては、face to faceのやり取りが欠かせません。特に、お客様に対してはDMR(臨床検査薬情報担当者)と呼ばれる営業担当が、病院や健診センターへ情報提供やテクニカルサポートを通じて様々な情報の収集を行っています。また、臨床検査薬だけでなく検査室の運営も含めた提案を行い、トータルで責任を持って引き受けるので、「富士フイルム和光純薬に任せれば大丈夫」というお客様からの安心や信頼につながっています。
「簡単で迅速な臨床検査薬を」というニーズに合わせた検査薬は、富士フイルム和光純薬の有力な独自商品です。検体検査を通じて医師の診断をサポートし、あらゆる疾病の診断に、最先端の技術を用いた富士フイルム和光純薬の臨床検査薬が「縁の下の力持ち」となっています。中でも、自動化学発光酵素免疫分析装置Accuraseed(アキュラシード)はホルモンや腫瘍マーカーを10分で測定することができ、診療前検査に貢献しています。また、高血圧のスクリーニングに重要な、ARC(活性型レニン濃度)やアルドステロン測定を日本で初めてNon-RIA化しました。
健康診断で使われる富士フイルム和光純薬の診断薬