トップメッセージ

代表取締役社長 藤原 清隆

富士フイルムVETシステムズは2025年で創立30周年を迎えました。 

これまで当社では、動物の受託検査サービスに始まり、動物用医療機器の販売、さらに検査データのデジタル化と事業を大きく拡大してきました。この30年間、獣医師の先生方がリードしてこられた業界の変革の動きにしっかりと歩調を合わせることによって実現できた成果だと考えています。

現在、動物医療業界にはさまざまな課題があります。そのひとつが、獣医療の高度化に伴う愛玩動物の高齢化問題です。人と同様に平均寿命も延伸したことで、今まで以上に無理なく安心して、ペットとともに健康的な生活を維持していくことが必要です。

その中で当社は検体検査から画像診断までの検査分野で最先端のサービス、製品をご提供してきたと自負しております。

今後も、受託検査や動物用医療機器・システムの提供とサポート、さらには国内外の獣医師の先生方、大学などの研究機関、海外企業などと幅広く連携し、動物医療に関わる企業として社会貢献を拡大していきたいと考えています。

また、この活動が「ワンヘルス」(人、動物、そして環境の健康をひとつのものとして捉え、その理念のもとで行動することで、さまざまな課題の解決に取り組もうとする考え方)の推進にもつながると確信しています。

富士フイルムVETシステムズ株式会社
代表取締役社長
藤原 清隆