Y.N.
2010年度 新卒入社
くすり・バイオ科
私が所属する部署では、製造した医薬品の有効性や安全性を保証するために、製造管理や品質管理の統括、公的機関からの査察対応などのさまざまな業務を行っています。その中で私は、「製造記録や試験記録の照査」、「変更管理や逸脱管理などの医薬品品質システムに関する責任者業務」、「原材料供給業者(国内・海外)への実地監査」などの業務を担っています。
個人を尊重する社風です。フレックスタイム制度、在宅勤務制度、時間単位での有給休暇取得制度、育児支援短時間勤務制度などの働き方に関するさまざまな制度があり、個人の都合に合わせて業務を行うことができます。ハラスメントに関する職場会議も定期的に実施しており、お互いを尊重し合う土台が築かれています。また、職場の風通しも良く、意見や提案があれば躊躇なく上長に相談することができ、他部署とも頻繁に意見を取り交わしています。
医薬品は、目で見ただけでは有効性や安全性を判断することはできません。研究開発から製造、試験、保管などの一連の工程を通して医薬品の品質を担保する必要があります。自社で製造した製品を、自信を持って患者さまに届けられるよう、プライドや責任感を持って日々仕事に取り組むことがやりがいです。そのためには、医薬品の製造管理や品質管理に関するさまざまなレギュレーションや業界の動きを把握する必要があり、日常的な業務だけでなく、セミナーや業界活動に参加するなど、自身のスキルアップを図っています。
医薬品業界の法規制は、時代とともにより厳しくなっています。その中で、品質保証業務として規制対応の推進や、工場全体のGMP*1管理の統括が求められます。今後はより一層知識や経験を増やして、患者さまに使用される医薬品の品質保証を行っていきます。
世の中にはさまざまな業種があり、その中から自分に合った仕事を見つけるのは簡単ではありません。自分の適性や強み、やりたいことを整理し、会社に入った後にどのようなキャリアを歩むのか、想像してみてください。自分を見つめ直して下さい。後悔のないよう、たくさん悩み抜いた先に、ご自身にあった仕事に出会えますようお祈りしております。