電気の知識を強みに、注射剤の安定生産を支える

2015年度 新卒入社
電気科

私が所属する部署では、無菌注射剤の製造を行っています。注射剤は錠剤とは違い、直接患者さんの静脈内に投与されるため、無菌環境で製造する必要があります。無菌環境維持や品質管理がとても重要であり、微生物や異物などの製品汚染を起こさないため、厳しい決まりの元で設備のオペレーションを行っています。患者さんの命に係わる重要な医薬品を安定供給するために、日々業務を行っています。また、生産業務に加えて設備の保守管理も自分達で行っています。

医療現場に欠かすことのできない抗菌薬について、原料から製品化までを一貫して製造を行っており、高品質の医薬品を製造していると自信をもって言えるところが魅力だと感じます。また、社員皆さんが品質優先を意識して仕事をしているところに誇りを感じます。自社開発の製品製造を長年続けてきたからこそ、品質に対する意識が風土として根付いているのだと感じます。また、将来の事業として、バイオ医薬品など新分野の開拓にも力を注いでおり、未来を切り開いていく力のある会社だと感じます。

私の強みである電気のスキルを活かして仕事ができることです。製造設備に多く使用される電装部品は突発的に故障する特徴があります。生産中の突発故障による生産ロスを未然防止するために、「予備品管理」や「故障時の対応マニュアル作成」などを行い、安定生産に携わっていることに充実感を感じています。この会社へ入社し、製造プラントにおいて電気の知識があるということは大きな強みとなることを実感しました。医薬品製造という仕事を通じて社会に貢献できることを誇りに思います。

部署や工場という垣根を越えて電気のスキルを活かした仕事を行うことです。現在の工場で培った経験を元に社内全体で設備の保守を行うことを目標としています。電気のスペシャリストとして通用するようにコツコツと努力を積み重ねていきます。またITやAI技術を活かした設備更新や新プラントの設計などにも興味があり、型にとらわれることなく、最新規制の動向や設備管理に関する知識と経験を活かして「無菌医薬品のスペシャリスト」を目指していきます。

職場は、一人ひとりの個性や興味、強みを重視し、それらを最大限に発揮できる環境があります。私は、電気の知識でしたが、そのほか、品質教育や管理改善、安全など幅広く教育・習熟・資格習得をバックアップしてくれます。上司、先輩とのコミュニケーションを図りながら、自己成長できている楽しさを感じています。「働きながらスキルアップもしたい」そんな思いをもって一緒に働いてくれる方をぜひお待ちしています。